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真岡市 築50年の縁側天井で雨漏り|壁際板金の取り直しが最低限必要
更新日:2026年8月3日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
今回お届けするのは、真岡市の築50年を超える住宅の雨漏りについてのお話です。
お客様のご実家が天井から漏水しているとご連絡をいただき、早速現地調査にお伺いしました。
今回は建物の状態だけでなく、ご家族の事情や今後の使い方も踏まえ、現実的な修理方法を検討した調査の模様をご紹介いたします( ´ ▽ ` )ノ
真岡市の現場は、築50年のセメント瓦屋根の住宅。
こちらはご依頼主様のご実家で、現在はご両親がお二人でお住まいです。
縁側の天井が雨漏りしており、原因を調べてほしいとのご依頼でした。
一方で、ご実家を今後もこのまま維持していくのか、将来的にどうするのかはまだ決まっておらず、
多額の費用がかかる大掛かりな工事には慎重なお考えでした。
まずは室内にお邪魔させていただき、雨漏り箇所の調査から始めます!(๑•̀o•́๑)۶
今回の雨漏りが起きている場所は、縁側の天井。
縁側(えんがわ)とは、畳敷きの部屋の外側に作られた板張りの通路のことで、和風建築によく見られる独特の空間です。
建物の外側にあるため、
日差しによる温度変化や雨風の影響を強く受けやすい場所でもあります。
雨漏り症状が特に酷いのが、
長押(なげし)と柱が交差している周辺です。
長押には雨水が流れた黒ずみがくっきり!
長期間の漏水により木材の劣化がかなり進行しています。
雨が降るたびにここから漏れてくるそうで、漆喰(白い塗り壁)を壁パテで補修したり、タオルを詰めたりと雨漏りに苦心していた様子が伺えますね(。•́ - •̀。)
天井材は経年変化で色が濃くなっていてわかりづらいですが、水が染みた跡が広がっています。
和室側から見た雨漏り箇所です。
こちらも症状が広がっており、凝った彫刻が施された欄間が残念なことに・・・(;▽;)
和室の天井には、縁側から離れた箇所にも雨染みがいくつも見られました。
天井裏の広範囲に渡って雨水が回り込んでいるようです(·_·;
こうした雨漏りは天井材を傷めるだけでなく、
天井裏の木下地や柱などへ雨水が回っている可能性もあります。
雨漏り原因は濡れている場所の真上に必ずあるとは限らないため、
室内の症状と屋根外部の位置関係を照らし合わせながら調査する必要があります(`・ω・´)ゞ
外に回って縁側の上部の屋根を見てみましょう。
縁側天井の上には、一階のセメント瓦屋根(下屋)と二階の外壁が接する
「取り合い」と呼ばれる壁際部分があります。
一階の屋根面の途中に二階の壁が立ち上がっている形です。
こうした形状の屋根は納まりが複雑なため、住宅の中でも
雨水が入り込みやすく、雨漏りが発生しやすい重要ポイントです。
そのためこの部分には防水対策として、屋根を流れる雨水や外壁を伝う雨水が建物内部へ入らないよう、
壁際板金を施工するのが一般的です。
ここからは実際に瓦屋根の上にあがり、特に気になる一階屋根と二階外壁の取り合いをチェックしていきましょう。
壁際板金とは、屋根と壁が接する部分に施工される金属製の部材のことです。
この板金が雨水を外へ流す役割を担っているのですが・・・
セメント瓦と板金の間に、指が入るほどの隙間があいている箇所が!Σ(゚д゚;)
ここから雨水が吹き込んでもおかしくない状態です。
こういった
異素材がぶつかる接合部にはシーリングを充填して雨仕舞するのですが、そのシーリング材が
経年劣化でひび割れ、剥がれてしまっていました。
通常の雨では問題なくても、台風などの強風を伴う横殴りの雨では、こうした隙間から建物の内側へ雨水が吹き込んでしまいます。
今回の雨漏りは、この
壁際部分から入った雨水が屋根内部を伝い、縁側天井へ現れた可能性が高いと思われます;:(∩´﹏`∩):;
屋根全体の状況を鑑みると、今回の雨漏りを壁際部分だけの問題と考えることはできないでしょう。
セメント瓦には築年数相応の劣化が見られ、
表面に塗られた塗膜はほぼ残っていない状態(゚д゚lll)
塗膜がはがれると防水性が低下し、素材に雨水が染み込むことにより割れや欠け、表面の風化につながることがあります。
築50年以上が経過していることを考えると、
屋根全体がメンテナンス時期を迎えている状態であることも、お客様へ正直にお伝えする必要があります(´◉_◉`)
また、瓦の下に敷かれている
ルーフィング(防水紙)にも劣化が及んでいる可能性が高いです。
ルーフィングとは、瓦の内側へ入った雨水を軒先へ流す
二次防水の役割を担っています。
築50年を超える屋根では、このルーフィングも傷んで破損している可能性が高く、壁際から吹き込んだ雨水を受け止めきれず、室内へ漏れたと考えられます;:(∩´﹏`∩):;
瓦屋根は種類によっては一部分だけめくって中の状態を調べることができますが、今回のセメント瓦は一枚一枚釘で固定されており、簡単にめくって元へ戻せる屋根ではありませんでした(·_·;
無理に外して瓦が割れてもいけませんので今回は直接目視できておりませんが、築年数・漏水状況・これまで現場経験から、
ルーフィングにも劣化が及んでいる可能性が非常に高いと判断し、調査終了です!
今回の雨漏りに対してどのような修理方法が考えられるのでしょうか?
本来の最善策は、屋根全体の葺き替え工事です。
雨漏りを根本から直し、屋根全体の防水性能を回復させるのであれば、既存のセメント瓦を撤去し、傷んだ下地を確認したうえで、新しいルーフィングと屋根材を施工する葺き替え工事がベストです。
現在は確認できない下地まで確認・補修できるため、将来的な安心まで考えると最も確実な工事方法です。
しかし工事範囲が広く費用も大きくなるため、ご実家の今後が決まっていない状況では、すぐのご決断は難しいでしょう(^-^;
ご依頼主様からは、現在は親御様がお二人で暮らしていること、今後ご実家を存続させるかどうかも含めて考えているため、大掛かりな工事は悩ましいとのお話を伺いました。
そこで今回ご提案させていただいたのは、
「壁際板金の取り直し」です。
これは雨水の進入口として最も疑われる壁際部分に絞って工事する、最低限のメンテナンス方法です。
工事範囲が限られているため費用は抑えられますが、残念ながら
この工事だけで雨漏りが完全に止まると保証することはできません。なぜなら、今回確認できなかったルーフィングの状態や、屋根全体の経年劣化は改善できないからです。
ご依頼主様には現場で撮影した写真をお見せしつつ、
今回は無保証修理になること、施工後も別の経路から漏水する可能性があることを正直にご説明させていただきました。
ご家族ともよくお考え下さいとお伝えし、ご理解いただけたらお見積りを作成いたします。
根本的な改善には葺き替えが望ましい一方、ご実家の今後が決まっていない段階で、大きな費用をかける判断が難しいお気持ちもよくわかります。
ただ安く修理すればいいわけでも、最も高額な工事だけを勧めればいいわけでもありません。
建物の状態、ご家族のご事情、今後のお住まいの使い方、修理後に残るリスクまで整理したうえで、
ご納得いただける方法を一緒に考えることを私たちは大切にしています(。ӧ◡ӧ。)
お住まいにはそこに暮らす方の生活があり、それぞれの事情や将来の考え方があります。
私たちは専門業者として、確実な施工方法を伝えることはもちろん大切ですが、それを一方的に押しつけることがお客様にとっての最善とは限りません。
今回は、できることと残るリスクを隠さずお伝えし、ご家族が今選べる現実的な方法をご提案させていただいた現地調査となりました。
街の屋根やさん栃木小山店では、雨漏り調査は無料で行っております。
雨漏りは早めの対応が何より大切です。もし少しでも気がかりなことがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね~( ´ ▽ ` )ノ
当店は、建物の状態を確認したうえで、今すぐ必要なこと・急がなくていいことを分けてお伝えしています。現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
築50年の縁側天井で雨漏りした原因は、どこにあると判断しましたか?
今回の真岡市の現場では、一階屋根と二階外壁が接する壁際部分の板金やシーリングに隙間があり、強風時に雨水が吹き込んだ可能性が高いと判断しました。さらに築年数から、瓦下のルーフィングも劣化している可能性があり、侵入した雨水を受け止めきれず室内まで達したと考えられます。
雨漏りを根本的に直すには、どのような工事が必要ですか?
屋根全体の防水性能を回復させるには、既存のセメント瓦を撤去し、下地やルーフィングまで確認・補修する葺き替え工事が最も確実です。今回も屋根全体の経年劣化が進んでいるため、本来は葺き替えが望ましい状態と判断しました。
今回、最低限の修理として壁際板金の取り直しを提案したのはなぜですか?
ご実家を今後も維持するかどうかが決まっておらず、大掛かりな工事には慎重なお考えだったためです。そのため、雨水の侵入口として最も疑わしい壁際部分に絞った修理をご提案しました。ただし屋根全体やルーフィングの劣化は改善できないため、雨漏りが完全に止まるとは限らない無保証修理になることもあわせてお伝えしました。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyanetochigioyama@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒329-0205
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