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栃木市 雨漏りの原因だった棟違い部の雨仕舞い|破風板板金カバーも
更新日:2026年7月22日
こんにちは。街の屋根やさん栃木小山店です。
栃木市で施工した屋根カバー工事をもとに、雨漏りの原因となった棟違い部の雨仕舞い(あまじまい)をご紹介します。
屋根工事では、新しい屋根材を取り付けることばかりに目が向きがちですが、実は屋根を長持ちさせるうえで欠かせないのが「雨仕舞い(あまじまい)」です。
雨仕舞いとは、雨水を建物の内部へ入れず、スムーズに外へ流すための施工方法や工夫のことをいいます。特に、高さの異なる屋根が接する棟違い部や壁際は、雨水が集中しやすく、雨仕舞いの良し悪しが屋根の耐久性を左右する重要なポイントです。
今回は、防水紙の立ち上げや捨て水切り板金、雨押え板金、破風板板金カバーなど、棟違い部で行った雨漏りを防ぐ工夫を解説します(๑・̑◡・̑๑)
棟違い部の雨仕舞い【雨漏りの原因は棟違い部にありました】
栃木市にお住まいのお客様より、『雨漏りが年々ひどくなる』とご相談いただいたことがきっかけです。
目に見えてだんだん悪くなると、『このまま住み続けられるのかな』と、誰でも不安になりますよね。
雨漏りは、雨水が流れる経路まで確認しないと原因を特定できないことが少なくありません。今回は棟違い部の形状や板金の納まりを一つひとつ確認し、雨水が入り込む経路を想定しながら調査を進めました٩( 'ω' )و
屋根は、約25年前にフルリフォームしたコロニアル(スレート)屋根で、途中で1回塗装されたとのことでした。
調査では、棟違い部が雨水の入り口と確認しました(//∇//)
棟違い部(むねちがいぶ)は、高さの異なる屋根同士が接する部分のことです。
屋根の形状が複雑になるため、雨水が集中しやすく、屋根と外壁の取り合いから雨水が浸入しやすくなります。そのため、
防水紙や各種板金を組み合わせた適切な『雨仕舞い』が、雨漏り防止には欠かせません。ところで、そもそも『雨仕舞い』って、なぜ大切なのでしょうか?
雨仕舞いとは、雨水を完全に防ぐのではなく、建物に入り込もうとする雨水を適切に外へ逃がすための技術や工夫です。屋根や外壁の取り合い、棟違い部、谷部など雨水が集まりやすい場所では、板金や防水紙を組み合わせて雨水の流れをコントロールしています。どれほど高性能な屋根材を使用しても、雨仕舞いが適切でなければ雨漏りにつながるおそれがあります。お住まいを長く守るためには、完成後には見えなくなる部分まで丁寧に雨仕舞いすることが重要です。
関連記事▶雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い
現場調査の結果、前回のリフォームから約25年経過していることを踏まえ、屋根カバーをご提案し、施工する運びとなりました。
特に、棟違い部にある外壁と屋根の取り合い(境目部分)は、すき間から雨水が入りやすい部分です。
そこで、
防水紙を外壁側へ立ち上げ、万が一屋根材の内側へ浸入した雨水を排水できるようにしました。もちろん、『防水紙の立ち上げ』は、完成後は見えなくなります。しかし、お住まいの防水性を支える重要な雨仕舞いの一つなんですよ(^ ^)/
棟違い部の雨仕舞い【工夫②:捨て水切りと雨押えの二重の板金】
棟違い部の雨仕舞いは、『防水紙を立ち上げておしまい』ではありません。
○捨て水切り
○雨押え(あまおさえ・あめおさえ)
の二重の板金で、雨水を適切に排水できるように仕上げていきます。
まず、外壁と屋根の取り合いに、『捨て水切り』を取り付けます。
捨て水切りとは、屋根と外壁の取り合い部で、壁際へ回り込もうとする雨水をスムーズに排水するための板金です。
雨水の浸入経路を断ち切る重要な雨仕舞い部材で、雨漏り防止に大きな役割を果たします。施工後に見えなくなるという意味で『捨て』と呼んでいて、決して『捨て』ているのではないんですよ〜
取り合いに『捨て水切り』を取り付けるだけでは十分ではありません。
そこで、新しい屋根材敷設後に、『雨押え』を設置しました。
雨押えとは、屋根と外壁の取り合い部分に取り付ける板金です。
外壁を伝って流れる雨水が屋根内部へ浸入するのを防ぎ、雨水を屋根表面へ流す役割があります。防水紙や捨て水切りと組み合わせることで、より高い雨仕舞い効果を発揮するんですよ〜
お客様に施工写真をお見せしたところ、『ここまで対策しないと、雨漏りは防げないんですね』と、今回の施工にご納得いただけた様子でした(^_^)v
棟違い部の雨仕舞い【工夫③:すき間対策に破風板板金カバー】
こちらの現場では、外壁と屋根の取り合いをしっかり雨仕舞いしただけでは、不十分でした。
というのも、破風板の2つのすき間を残したままだと、雨水の入り口となるからです(>_<)
そこで、すき間対策として破風板板金カバーを実施しました。
破風板板金カバーは、その名のとおり破風板に板金を取り付ける方法です。
板金には、耐久性の高いガルバリウム鋼板を使用し、既製品ではなく自社工場で加工したオリジナル板金を使用。
現場で寸法を細かく確認し、雨水が入り込みにくいよう折り返し寸法も調整しているんですよ〜
屋根と接するすそ部分も、折り曲げ加工をして、すき間ができない構造にしました。
お客様には、『破風板板金カバーを初めて知りましたが、これで安心ですね』と、とてもお喜びいただきました(๑>◡<๑)
破風板板金カバーは、今回のように雨水の入り口を塞ぐだけでなく、
○木製破風板を雨水や紫外線から守り、腐食しにくくする○塗膜の劣化を防ぎ、塗装メンテナンスの回数を減らせる○板金で覆うことで、美しい外観を長期間維持しやすいといったメリットがあります。
最近では、『破風板板金カバー』だけ注文されるお客様も増えているんですよ。みなさまも、いかがでしょうか?
施工事例▶小山市 納屋の煤けた木製破風板を板金でカバー!見た目も耐久性も改善
今回の栃木市の現場では、棟違い部の雨漏り対策として、防水紙の立ち上げ施工をはじめ、捨て水切り板金、雨押え板金、破風板板金カバーを組み合わせた雨仕舞いを行いました。
中には、「雨漏り対策をここまでやっているの!」と、驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、屋根の防水性は、新しい屋根材だけで決まるものではありません。完成後には見えなくなる部分で、いかに雨水の流れを考えた施工ができているかが、住まいを長く守る鍵となります。
雨漏り修理や屋根工事をお考えの際は、街の屋根やさん栃木小山店にご相談ください。
特に屋根カバー工法をご検討の際は、屋根材の種類だけでなく、こうした雨仕舞いまで丁寧に施工しているかどうかも、施工業者選びの大切なポイントとして確認してみてくださいね。
私たちも、屋根工事では完成後に見えなくなる部分ほど丁寧な施工を心掛けています。普段は確認できない場所だからこそ、雨漏りを繰り返さないための大切な工程として、一つひとつ確実に仕上げています(^_^)>
屋根やお住まいのトラブルやお悩みごとをお気軽にお問い合わせください当店は、屋根をきっちりお調べして、今すぐ必要な修繕・将来必要となる修繕に分けてアドバイスさせていただきます٩( 'ω' )و
雨漏りした棟違い部の雨仕舞いに関するよくいただくご質問3選
棟違い部は、高さの異なる屋根と外壁が接するため、雨水が集まりやすく流れも複雑になりやすい場所です。そのため、雨仕舞いが適切でないと、雨水が建物内部へ浸入しやすくなります。
必ずしも直るとは限りません。棟違い部では、防水紙や捨て水切り板金、雨押え板金など、完成後には見えなくなる雨仕舞いが重要です。
雨漏りを防ぐには、屋根材より雨仕舞いのほうが大切なのですか?
高品質な屋根材も大切ですが、その性能を十分に発揮するためには適切な雨仕舞いが欠かせません。
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