下野市 二階の瓦屋根から漆喰の欠片が落ちるとの相談！無料調査を実施
更新日：2025年2月18日
ご自宅の外観を見ただけでは、屋根の異常は分かりづらいですが、漆喰の欠片が落ちてきたということは、何らかの劣化が進行している可能性がありますね。
屋根の漆喰は約15年ごとにメンテナンスするのが理想ですが、一般の方はなかなか屋根の上までは確認できないもの！気づいたときにはかなり傷んでいるケースも少なくありません(>_<)
では、今現場はどの様な症状なのか！？実際の屋根に上がって確認していきます(^o^)丿
屋根は「釉薬瓦（ゆうやくがわら）」と呼ばれる、表面に釉薬を施した瓦でした。
この釉薬瓦のツヤは雨水を弾きやすくする特徴があり、陶器製のため耐久性が高いのですが、瓦を固定する漆喰や木材部分の劣化は避けられません。
瓦は一生もの！とも言われますが、瓦屋根全体を見れば部位的なメンテナンスは定期的に必要です(^o^)丿
漆喰が落ちていた原因はここです！
瓦を支えている棟（屋根の一番高い部分）の漆喰がボロボロと崩れていました(>_<)このまま放置すると…
◎瓦の固定力が弱まり、ズレや落下の原因になる
◎雨水が入り込み、屋根の内部（下地）に浸水してしまう恐れがあります
漆喰の剥がれは屋根の構造全体に影響を及ぼすため、ここまで症状が進行していると早めの補修が必要ですね！
更に棟瓦を留める固定具に状態を確認してみると・・・
棟瓦を固定している釘が浮き上がり、場所によっては下地にまったく効いていない状態でした(>_<)
棟瓦の釘が抜けかけていると…
✔ 風の強い日に瓦が飛ばされる危険がある
✔ 雨水が入り込み、木材部分が腐食しやすくなる
やはり定期的な屋根点検は必要ですね。さらに、冠瓦（かんむりがわら）を外して内部の状態も確認しました。
漆喰の下には「貫板（ぬきいた）」と呼ばれる木製の下地が漆喰土台の上に設置されている仕様。
この貫板は、棟瓦の釘を留めるための下地なので、漏水による腐食や木割れなどを起こすと、釘の固定力も弱まってしまいます。
棟違いの端部分である棟尻を確認してみると良く分かります、
この現場の棟尻は、取れてしまってのか？初めからなのか？棟尻部が漆喰で覆われておらず、木製貫板がむき出しになっていました。
この状態では雨水が貫板に染み込み、木割れや腐食を起こし、留め具の固定力が低下してしまいますね(^_^;)
この現場で対策を施す際は、漆喰取り直しに併せて下地板も修繕したいですね。
では、今回の無料調査から導き出す、修繕方法をご紹介します。
➂強化棟金具を入れ、新しい樹脂製の貫板を設置→ 樹脂製なので、水に強く腐食しにくい！
④なんばん漆喰（耐久性の高い漆喰）で土台を作成
⑤一時撤去した瓦を戻し、ステンレス製のパッキン付きビスで固定→ 釘よりも抜けにくく、耐久性UP！
これで、長持ちする強い棟に仕上げる事ができます。ご依頼主様からの見積り作成のご依頼をいただいたので、一両日中に提出させて頂きます(^o^)丿
屋根漆喰の劣化は、普段なかなか気づきにくい部分ですが…
漆喰の欠片が落ちてきたら、メンテナンスのサイン！
放置すると瓦や最悪の場合は雨漏りにつながる事すら考えられます(>_<）
早めの対策は修理費用を軽減するコツ！定期的な屋根点検を受けるように心がけて下いね。
「うちもそろそろかも…？」と少しでも気になった方は、早めのチェックが安心ですよ(^^♪
街の屋根やさん栃木小山店では、屋根点検～お見積り提出まで無料で対応しております。漆喰のみならず、屋根が気になる方はお気軽にご相談くださいね(^^♪
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