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真岡市 玄関上の軒天が雨漏りで黒染み!原因は銅板製箱樋の亀裂破損
更新日:2025年12月17日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
本日は、真岡市のお客様より「玄関上の天井が雨漏りするので見て欲しい」とのお問い合わせをいただき、無料調査を行った模様をご紹介いたします。
玄関上の天井(軒天)は数年前から雨漏りがはじまり、知り合いの職人さんに手直しをしてもらったそうです。
しかし最近またぶり返し、以前より症状が酷くなってきた・・・ととてもお困りのご様子でした(·_·;
真岡市のお客様宅は、落ち着いた雰囲気の和風建築のお住まいです。
2階の屋根は釉薬瓦、1階の屋根は瓦棒葺きと、それぞれ味わい深い屋根材が使われています。
問題の玄関庇屋根も、和の雰囲気にぴったりのつくりです(。ӧ◡ӧ。)
お客様が特に気にされていたのが、
玄関先の軒天に発生している雨漏りです。
確かに、最初に当店スタッフがインターフォンを押して待っている間も、
見上げた軒天に黒く大きな染みが広がっているのが否が応でも目に入りました(^^;
玄関は人の出入りが多く、どうしても目につきやすい場所ですよね。
その分こういった雨染みがあるととても目立ってしまうため、なるべく早めに対処しておきたいところです。
庇屋根をぐるっと見ていくと、軒天のコーナー部分にある
集水器まわりにも雨漏りが発生しています。
集水器とは、屋根から流れてくる雨水を効率よく集めて縦樋(たてどい・縦方向の雨樋)へスムーズに排水させるための部材です。
この場所は、以前お知り合いの職人さんが雨漏り補修を行った際に、雨染みが出ていた軒天の上から新しい軒天材を重ね張りして綺麗にしてくれました。
しかしその後半年も経たないうちに
雨漏りは再発し、新しい軒天にも雨染みが現れてしまったそうです(>_<。)
雨漏り原因となっている箇所が十分に補修されていなかったのでしょうか?(·_·;
次に実際に屋根へ上がり、屋根側から詳しく雨漏り調査を行っていきましょう!
玄関庇屋根に梯子をかけて登り、雨漏りが発生している上部を確認します。
部分的に
コーキングによる補修が行われていましたが、残念ながら雨漏りを食い止めることはできなかったようです。
コーキングやパテによる雨漏り補修は、安価でDIYでも可能な方法ではありますが、一時的にはおさまってもまた再発するケースも少なくありません。
根本的な解決にはならないため、あくまで応急処置に過ぎないとお考えいただくのがベストです(;^_^A
一般住宅に使用される雨樋にはさまざまな形状がありますが、こちらの玄関庇屋根には「箱樋型」と呼ばれる雨樋が取り付けられていました。
箱樋(はこどい)は、雨樋を外側に見せず屋根の内側に隠すような形状をしており、内樋(うちどい)や溝(どぶ)とも呼ばれています。
パッと見は雨樋が外から見えないので主に美観をよくするために取り付けられますが、見えない分
箱樋の中で起きている詰まりや劣化、不具合に気づきにくいというデメリットもあります(´◉_◉`)
銅板製の箱樋を端から丁寧に確認していくと、
継ぎ目部分が破損しているのが見つかりましたΣ(゚д゚;)
箱樋は構造上屋根材と一枚の板金で加工する事が出来ないため、必ず継ぎ目の部分があります。
銅は耐久性の高い金属ですが、経年劣化や内側に詰まりが起きていても気付かない状態での水分滞留など、さまざまな要因が積み重なり、ちょうど継ぎ目に力が集中して割れてしまったのだと推測できます。
継ぎ目の亀裂からオーバーフローした雨水は屋根の下を伝い、玄関庇の軒天へ回り込んでしまったのでしょう;:(∩´﹏`∩):;
軒天雨漏りの原因は銅板製箱樋の破損と判明し、調査終了です(๑•̀ - •́)و✧
継ぎ目の亀裂はひとまずコーキングで塞ぐ応急処置は可能ですが、築年数や劣化状況を顧みると箱樋の交換が必要です。
お客様には調査の状況を丁寧にご説明し、次の2点をご提案させていただきました。
① 亀裂のある箱樋をガルバリウム鋼板で新規成形・交換既存の寸法を正確に採寸し、ガルバリウム鋼板を加工して箱樋を新しく製作。
元の銅板より耐久性が高く、腐食にも強いので雨漏り対策として最適です。
② 箱樋上部の立ち上がりに被せる笠木もガルバリウム鋼板で新規成形・交換箱樋と笠木はセットで考える必要があります。
笠木が劣化していると、本体を替えても水が回り込む恐れがあるため、こちらも同素材で交換をご提案。
箱樋や笠木は既製品では代用できない特注サイズですので、当店の腕利きの職人が建物に合わせて正確に採寸・形成加工した板金を使用します。
板金加工ができる自社工場を持つ当店だからこそ実現できる、ワンストップ工事です!
黒染みが広がる軒天も、補修して玄関まわりを美しく蘇らせましょう(*^ー゚)b
お客様からは快諾いただき、お見積りを作成することになりました₍₍ (ᴗ̤ .̮ ᴗ̤ )₎₎ෆ♡♪
和風住宅に見られる銅板製箱樋は、中身が見えない分詰まっても気づきにくい構造なので、雨漏りが発生してから不具合が発覚するケースも多いです。
箱樋の不具合を自分で直すのは難しいため、専門家に相談することをおすすめいたします。
築年数が経つほど破損しやすくなるため、「軒天の黒染み」「雨音が変」「木部が湿っている」といった症状があれば早めに点検してもらいましょう(o^^o)
街の屋根やさん栃木小山店では、現地調査から原因の特定、適切なメンテナンスのご提案まで無料で承っております。
同じような症状でお悩みの方はぜひお気軽にお問い合わせくださいね~( ´ ▽ ` )ノ
屋根工事は、私達にお任せください!現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
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