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小山市 ガラスネット波板が使われた縁側庇屋根の張り替え相談
更新日:2025年10月14日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
小山市のお客様より「縁側の庇屋根が古くてボロボロなので新しくしたい」とのご相談をいただき、調査に伺ってまいりました。
お住まいの窓や玄関の上についている小さな屋根のような部分を「庇(ひさし)」といいます。しかし小さい存在ゆえかあまり意識されることは少なく、ついついメンテナンスを後回しにされがち・・・(^-^;
今回は、庇の役割や劣化のサイン、メンテナンスのポイントについてプロの目線でわかりやすく解説いたします( ´ ▽ ` )ノ
庇(ひさし)とは、
窓や玄関などの開口部の上に設けられている小さな屋根状の構造物です。
別名「霧除け」ともいい、雨や日差しを遮る役割があります。
悪天候の中お家に帰ってきた時、玄関先で傘を閉じたり衣服に積もった雪を振り落としたりも、庇がついているから濡れずにできるんですね(o^^o)
庇は雨水の吹き込みをある程度までは防止できるので、雨が直接サッシやドアに当たらず、建具や外壁の劣化を防いでくれます。
また特に夏場は日差しを遮り室内温度の上昇を抑え、くつろぎ空間をつくる役割も果たします。
古民家や和風建築では、庇が建物の雰囲気を美しく見せるデザイン要素にもなっているのです(。ӧ◡ӧ。)
早速、現場の状態を詳しく見させていただきました。
広々とした縁側を守っている庇屋根は、
ガラスネット波板です。
お聞きしたところ、かなり昔に施工されたものだそうです。
長年の風雨や日差しに晒されてきたガラスネット波板は、かなり傷みが進行していました(>_<)
ガラスネット波板(なみいた)とは、ガラス繊維を不織布状にしたもの(グラスファイバー)を樹脂で固めた波形の屋根材で、かつては住宅の縁側やベランダ屋根・カーポートなどに広く使われていました。軽量で加工しやすい反面、経年により脆くなり、紫外線や寒さでひび割れが生じやすいという特徴があります。
ガラスネット波板は、細かいガラス繊維を網目状に混ぜ込んで成形しているため、表面に白い繊維模様(ネット状の筋)が見えるのが特徴です。
しかし小山市のお客様宅のガラスネット波板は、白い網目模様が経年劣化により黄色っぽく変色(;>人<)
あとこちで穴があき、留め具もすっかり錆び付いてしまっています。
ガラスネット入りの波板は、塩ビ波板よりは強度が高いとはいえ
耐用年数は約5年程と短命です。
紫外線や熱などの影響で変形して割れやすくなるため、
劣化症状が顕著な場合は部分的な交換ではなく全体交換が推奨されています。
下から見上げると穴あき具合がよくわかりますね。
これでは、雨の吹き込みも強い日差しも防ぐことはできません(;▽;)
留め具も錆びて固着しており、強風で波板が浮き上がる危険性もあります。
こちらのお客様宅の波板は
長さ1820mm(6尺)の標準サイズですが、たわみや歪みで若干の段差も見られました。
庇が年数を経て少しずつ動いたり、熱膨張による変形が重なると、このように歪んでいってしまうのです。
調査の結果、波板全体の経年劣化が進んでいることから、今回はポリカーボネート製の波板への張り替えをご提案しました。
現在、一般住宅では
ポリカーボネート製の波板(通称:ポリカ波板)が主流となっています。
ポリカーボネートは塩ビニル材の約30倍もの耐衝撃性があり、耐久性や耐候性に優れているだけでなく衝撃にも強い素材です。
ガラスと同等の透明度がありながら、熱伝導率や熱吸収率が低く、日に当たっても暑くなりにくいのが特徴です。
既存の表面が黄ばんだガラスネット波板から新しいポリカ波板に張り替えれば、透明感と明るさが戻りお部屋の採光性も大きく向上するでしょう(*´▽`人)
さらに
熱線カット(熱線遮断)タイプを選べば、暑さ対策・紫外線対策により効果的です!
もうひとつのポイントは、
庇の経年による「歪み」への対処です。
古い庇では、年月の経過とともに骨組みが微妙に変形し、新しい波板を取り付けた際に、両端部にわずかな隙間ができることがあります。
この対策としておすすめなのが、
L型板金の取り付けです。
波板の端を覆うようにL型金具を取り付けることで、隙間をカバーしつつ雨の吹き込みも防止できます。
見た目にもスッキリして仕上がりが美しくなるので、当店ではよく併せてご提案させていただいております(*^ー゚)b
波板長さは1820mm(6尺)の標準サイズ。
物価高の影響でポリカーボネートも年々値上がっており、現在ポリカ波板張替え価格は撤去・処分込みで1尺あたり税抜き1000円です。
今回の縁側庇は約二間分の長さ(約3.6m×2)があり、波板は計18枚使用予定。
ポリカ波板(熱線カットタイプ)張替え
18枚 × 6尺 × 税抜1,000円 = 108,000円
消費税10,800円を加え、合計118,800円(税込) となります。
さらに、両端部へL型板金を設置した場合、
別途16,000円(+税1,600円)=17,600円(税込) のお見積りとなりました。
庇の面積や勾配、波板の色(スモークブラウン・クリアマットなど)によっても金額は多少前後しますが、お客様のご希望に沿った最適なプランをご用意させていただきます<(_ _)>
透明感のあるポリカ波板は、見た目も明るく、縁側が再び心地よい空間としてよみがえります。
施工後は光の入り方も変わり「洗濯物がよく乾くようになった」とお喜びいただくケースも多いですよ(*^_^*)
軽くて丈夫、紫外線にも強いポリカ波板は、庇やテラス屋根のリフォームに最適な屋根材といえます。
歪みがある場合でも、L型板金を併用すればきれいに仕上がり、雨仕舞いも安心です(^-^)
ご自宅の庇屋根で、ひび割れや錆びが気になる方はいらっしゃいませんか?
「このくらい大丈夫かな」と放置しているうちに、思わぬ雨漏りや破損につながることもあります。
街の屋根やさん栃木小山店では、現地調査・お見積りを無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご連絡くださいね~( ´ ▽ ` )ノ
屋根工事は、私達にお任せください!現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
この記事を書いた加盟店
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