栃木市 瓦から軽量SPガルテクトへ葺き替え！455㎜間隔の安心垂木固定
更新日：2025年10月6日
『葺き替え』とは、既存の屋根材を撤去して、新しい屋根材を葺く（ふく）リフォーム方法です。
今回は、新しい屋根材に『アイジー工業さんのSPガルテクト』を採用。軽量で高耐久の屋根に生まれ変わります。
それでは、施工の様子を見ていきましょう^^
野地板（のじいた）は、屋根材を支える大切な土台です。
こちらの建物は、野地板に昔ながらのすき間のある『ザラ板（すのこ）』が使用されていました。
そこで、12㎜のラーチ合板を用いて増し張り（補強）しました^^
野地板の補強を終えると、防水紙を敷設しました。
防水紙には、『日新工業さんの改質アスファルトルーフィング カッパ23』をご用意。破れにくい強さだけでなく、屋根材を固定するネジ穴からの雨水の浸入を防ぐシール性にも優れているんですよ〜
こちらが今回採用した、新しい屋根材の『SPガルテクト（スーパーガルテクト）』です。
豊富なカラーバリエーションの中から、落ち着いた雰囲気で建物にぴったりのシェードブラック色をご用意しました。
そもそも、SPガルテクトとはどのような金属屋根なのでしょうか？
SPガルテクトを敷設する前に、屋根端部に軒先唐草（のきさきからくさ）とケラバ板金を取り付けます。
軒先唐草、ケラバ板金は、屋根の端部を防水するとともに、雨水を外に排水する役目があるんですよ〜
SPガルテクトを固定するビスを打つ垂木の位置をわかりやすくするために、墨出し（すみだし）して目印をつけていきます。
実は、わざわざ垂木の位置に印を付けなくてもいい『野地板固定が一般的』なんです。
墨出しを目印に、ビスを打ってSPガルテクトを固定します。
野地板固定よりも、野地板+垂木にビスをきかせることで、455mm間隔でより強固に固定できるだけでなく、年月が経つとその差が出てくるんです。
『垂木固定』が標準施工の当店！せっかく当店を選んでいただいたので、ご期待にお応えすべく細かい所まで気を配っています٩( 'ω' )و
SPガルテクトの頭頂部に折り曲げ加工を施し、『水返し』を設けました。
『水返し』は、その名のとおり、さかのぼってきた雨水をはね返す工夫です(^ ^)v
この細かい芸当は、当店の標準施工なんですよ！
SPガルテクトの敷設完了です♪
このままでも雨漏りすることはありませんが、明日以降に棟板金を取付るまで、てっぺんを保護しておきました。
つづきは、施工を終えたら報告しますね( ^ω^ )
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