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野木町 築35年を超えた平板スレートの無料調査!適切な工事法は!?
更新日:2025年8月6日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
今回は、野木町にお住まいのお客様宅の無料調査の模様をお届けいたします。
お客様は屋根のメンテナスをお考え中で、適切な屋根工事のアドバイスがほしいとのこと。
お住まいは築35年以上ということで、屋根の状態はどうなっているのか実際の現場で確認していきましょう!୧(๑›◡‹ ๑)୨
野木町のお客様宅にお伺いしました。
築35年以上とのことですが、地上から見上げた外観は特に目立つ痛みもなく、落ち着いたたたずまいのお宅です。
許可をいただいて軒先に2連はしごを立てかけ、屋根の上に登っていきます!
こちらのお住まいの屋根材は
「平板化粧スレート屋根」です。
セメントを主原料とした軽量で薄い板状の屋根材で、デザイン性に優れコストも比較的安価なため、一般住宅の屋根に広く普及している人気の屋根です(*'▽'*)♪
おそらく新築時はもっと鮮やかなグリーンだったと思うのですが、さすがに30年以上経過すると塗装が色あせてきていますね・・・(^-^;
軒先から順に見ていくと、スレートの端部が反り返っているのが目につきました(·_·;
築年数が経ったお住まいの屋根によく見られる劣化症状です。
スレート屋根は、塗料を塗ることで形成される
「塗膜(とまく)」という保護層により紫外線や雨水の侵入を防いでいます。
しかしこの塗膜は年月が経つと徐々に剥がれていき、次第に保護機能が失われていきます。
塗膜が剥がれた屋根材に雨が染み込み、吸水・乾燥を繰り返すことで収縮し、やがて反ってしまうのです(。>ㅿ<。)
屋根の頂点にある
棟板金(むねばんきん)の際の部分も、隙間があいているのがおわかりになると思います。
こういう隙間から雨水はたやすく建物内部に入り込んでしまいますヾ( •́д•̀ ;)ノ
戸建て住宅によく使用されているスレート屋根は現在は横幅910mmが主流ですが、こちらのスレートは600mm。
おそらく
旧松下電工さんの「フルベスト600シリーズ」と思われます。
セメントにアスベストを含ませて成形したもので、今では廃盤の商品です。
現在は規制されているアスベスト(石綿)ですが、
2006年以前に建てられた住宅ではまだまだアスベスト含有屋根が多く存在します。
ちなみにアスベストは、粉砕し飛散したものを吸い込むことで健康被害を引き起こす可能性がありますが、屋根に使われているだけであれば心配はありません。
屋根の角度・傾きのことを
屋根勾配といいます。
こちらの屋根は4.5寸。水はけが良く、理想と言われている並勾配です。
しかしここまで塗膜がなくなり素地が露出した状態ですと、いくら水はけが良い角度とはいえ雨水は直接基材に浸透してしまいますね(´;︵;`)
日当たりの悪い北側の屋根面には苔が生えていました(゚д゚lll)
太陽光が直接当たりにくく、水分が蒸発しにくいため
湿気がたまりやすい環境の北側は、特に苔が繁殖しやすいのです。
屋根には
「棟板金」や
「谷板金」など、多くの場所に金属製の板金材が使用されています。
屋根面と屋根面が合わさるところに取り付け、屋根材の隙間から水が侵入しないようにするためのものですが、
雨風の影響を受けるため錆びやすい箇所です。
今回の現場でも、谷板金に広範囲のサビが見つかり、すでに腐食が進んでいる箇所もありました;(∩º﹏º∩);
特に
屋根材と板金の接合部分は、雨水が滞留しやすいためサビが発生しやすいのです。
塗膜がなくなったスレート屋根材は、セメント基材に水が染み込んで脆くなっています。
谷ぎわの屋根材は、風が吹き込みやすいので割れや欠けも多数見受けられました(;▽;)
野木町の平板スレート屋根は、長年にわたり太陽光や雨水に晒され続けたことにより塗膜が劣化し、色褪せや苔などで変色していました。
また雨水の吸水と乾燥を繰り返したスレートはダメージが蓄積して脆くなり、反りや割れなどの劣化症状も見られました。
スレート屋根の一般的なメンテナンスは
塗装です。
塗装は美観を維持し素材を保護する役割があるので、単なる色褪せだけなら塗装メンテナンスで綺麗になるでしょう。
しかし
一度反りを起こしたスレートは、塗装しても元に戻ることはありません(´;︵;`)
反って浮いたスレートの隙間から雨水が入り込めば、徐々に屋根の下地を傷め、建物全体の寿命を縮めてしまいます。
板金も放っておくとサビがどんどん進行していきますので、早めの対策で安心できる屋根で過ごしたいですよね。
幸いにも雨漏りはないので、
今ある屋根の上に新しい軽い屋根材を葺く「屋根カバー工法」が適切だと思われます(*゚▽゚*)
アスベスト含有の屋根ということもあり、古い屋根材の全面撤去が必要な
「屋根葺き替え工事」よりも費用を抑えられ、アスベストの飛散リスクも軽減できる屋根カバーがより有効な選択肢でしょう。
お客様には撮影した写真をお見せしつつ、丁寧に状況を説明させていただきました。
屋根の状態はもちろんのこと、錆びた谷板金にも驚かれていたご様子(。•́ - •̀。)
「屋根カバー工法+板金交換工事」にてお見積書を提出いたします(`・ω・´)ゞ
築20~30年が経過したスレート屋根は、たとえ見た目が綺麗でも多くの場合内部で劣化が進行しています。
塗装ではカバーしきれない劣化症状の場合、お住まいの状況にもよりますがカバー工法か屋根葺き替えをお考えいただくことになるでしょう。
一度のメンテナンスにかかる費用は決して安くはありません。
だからこそ失敗・後悔がないように適切な工事法を選びたいですよね。
「ウチは塗装でいいのかな?」「費用はどのぐらいかかる?」「屋根の状態が心配」等、お住まいのお悩み事は街の屋根やさん栃木小山店までお気軽にご相談ください。
ご自宅の屋根の状態を正しく知るためにも、ぜひ当店の無料調査をご活用くださいね~( ´ ▽ ` )ノ
屋根工事は、私達にお任せください!現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
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