小山市 金属屋根を解体し木毛板野地板に針葉樹構造用合板を増し張り補強
更新日：2025年7月12日
こちらが、今回葺き替えを行う瓦棒（かわらぼう）トタン屋根です。
『瓦棒トタン屋根』って、あまり聞きなれないですよね。そこで、瓦棒トタン屋根について解説を少々・・・
まず、電動カッターを用いて、凸部（瓦棒部分）にカッターを入れます。
こちらの瓦棒トタン屋根は、角材ではなく吊子を使用するタイプでした。しかし・・・
思いのほか長めの吊子が使用されていて、吊子をカットするのに大苦戦(>_<)
屋根工事は、壊して見ないとわからないことが多々あるんです！とは言え、想定以外の状況（時間が掛かっても）でも追加で請求するような事はありませんのでご安心ください(^^♪
屋根を捲ると、ボロボロになった防水紙が現れました。
防水紙（ルーフィングとも言う）は、屋根材を防ぎきれなかった雨水や湿気水などが室内に廻らないように防いでくれている、雨漏りの最後の砦となる建材！
これだけ劣化していると、その最後の砦も役を果たしていない状態ですね( ；∀；)
実際、こちらの屋根は、防水紙の劣化により雨水が木毛板まで入っていたようで、部分的にフカフカした部分がありました( ；∀；)
あまりにも柔らかすぎて足元が定まらないので、板を敷いて足場を確保したぐらいです。
さすがに、フカフカの木毛板に新しい屋根材を葺くわけにはいきません。
そこで、針葉樹構造用合板を用いて、増し張り（上に敷くこと）しました。
なお、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの放散量を抑えた、最高等級『F☆☆☆☆（エフフォースター）』の合板を使用。街の屋根やさん栃木小山店では、お客様の健康にも気を配りながら施工しています٩( 'ω' )و
野地板を補強すると、飛んでも跳ねてもビクともしない屋根の下地が出来あがりました♪
野地板の補強や修理は、葺き替えのタイミングでなければできません。
金属屋根の場合、既存の屋根を残したまま新しい屋根材を葺くカバー工法もできますが、安心して長く使用できる屋根にすることも大切ですよ^^
おしまいに、新しい防水紙（ルーフィング）を敷設すると、屋根の下地づくりの完了です。
実は、この状態で雨が降っても、雨漏りしないんですよ。そのくらい防水紙って大切です！
ただ、こちらの現場はほぼフラットで雨水が流れにくい屋根なので、突然の豪雨がちょっと不安・・・そこで雨予報ではないものの、念には念をいれてブルーシートを敷いてこの日の作業を終えました(^_^)>
屋根工事は、私達にお任せください！
現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
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