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多治見市京町にて棟積み替え工事!棟を包む「大回し銅線」の正体とは?
更新日:2025年10月9日
棟を積む前に、まず鬼瓦をしっかりと設置します!
鬼瓦は棟の端を飾るだけでなく、風で瓦がずれたり落下したりするのを防ぐ役割もあるため、最初に確実に固定しておく必要があります。
銅線を何本も束ね、見えない部分でしっかりと緊結。
既存の同線は
経年劣化で細くなってきていました。
こちらも新しい銅線で縛り直します!
丈夫な
ホルマル銅線で(
銅線よりも丈夫で耐久性のある銅線)おなじく何本かを束ねて縛ります☝️
棟の基礎づくりとして、まずは台熨斗(だいのし:棟の一番下に据える熨斗瓦)を積みます🙂
従来の工法では土を使って据え付けられていましたが、今回使用するのは
南蛮漆喰(なんばんしっくい:防水性と耐久性に優れた葺き土代替材)です。
漆喰をしっかり敷き込み、その上に台熨斗を水平に据えていきます。この
台熨斗は上に積む割熨斗や冠瓦を支える重要な土台であり、ここが正確に据えられているかどうかで棟全体の安定性が決まります☝️✨
台熨斗の施工が整ったところで、次は
大回し(おおまわし:棟全体を銅線で縛って固定する工法)の仕込みを行います。
大回しは、熨斗瓦や冠瓦をすべて積み上げた後に棟全体を締め付ける
安全ベルトのような役割を果たすものです💪
ここではホルマル銅線を使用。棟の途中から銅線を出しておき、仕上げの冠瓦をかぶせた段階でぐっと締め上げられるように仕込んでいきます👌
実は今回、
既存の棟が大きく崩れ落ちていなかったのも、古い施工で行われていた大回しのおかげでした🙂
棟内部の土が崩れて熨斗瓦がずれても、銅線で包むように縛られていたため、落下を免れていたのです。
つまり「棟を包む銅線の正体」とは、この大回し。外からは見えない部分ですが、
屋根全体の安全性を大きく左右する極めて重要な工法なのです☝️✨
屋根工事は、
仕上がってしまえば見えなくなる部分がたくさんあります。でも、その見えない部分こそが、
屋根の耐久性や寿命に大きく影響します。
当社は、「見えなくなる部分こそ、しっかりやる」をモットーに施工しています。
安価な材料ではなく、
適材適所で「本当に長持ちする材料」を使い、一手間かけて仕上げる。だからこそ、「耐久性が違う!」とお客様に喜んでいただけています。
「この工事、少し高い?」と思われることもあるかもしれません。でも、その理由はしっかり説明いたします。
本当に良いものを、長く安心して使いたい方は、ぜひご相談ください。
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