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多治見市京町にて棟の積み替え工事!熨斗瓦のずれを解消し安心の屋根へ
更新日:2025年10月7日
屋根のてっぺん部分にある棟(むね)は、
雨風を一番受けやすく、トラブルが起きやすい場所です。
今回の現場では、その棟の積み替え工事を行いました🙂
きっかけは、棟に使われている
熨斗瓦がずれてきているように見える、とのご相談でした。※熨斗瓦(のしがわら)平らな板状の瓦を積み重ねて強度を出す部材
屋根を見上げるだけでは一見なんともないように見えるのですが…
少しのズレも放っておくと、雨漏りや崩れの原因になることがあります。
普段からお住まいを気にかけていると、こうした小さな変化にも気づけるものですね!
しかし幸いなことに、瓦が地面に落ちてしまうことはありませんでした👍
それは、棟をぐるっと巻いて固定する
大回し(おおまわし:銅線で棟全体を締め付けて落下を防ぐ施工方法)がされていたからです。
この大回しは、
棟が崩れたり瓦が外れたりするのを防ぐ、いわば“最後の命綱”のような存在。
今回はそのおかげで、見た目の不安はあっても
大きな事故や破損には至りませんでした🙂✨
続いて、既存の棟を丁寧にめくりながら古い熨斗瓦と内部の土を取り除いていきます。
実際にめくってみると、
中の葺き土はやはり水を含んでおり、手で触ると崩れてしまうほど脆くなっていました😔こうした状態になると、
瓦をしっかり固定する力が失われてしまい、少しの風や雨でもずれや浮きが起きやすくなります。
見た目以上に内部が傷んでいるケースも多いため、早めの点検・補修が大切ですね💡
棟は上の段から順番に丁寧に取り外していきます。
下の段にはまだ一部分しか雨水が浸透していませんでしたが、このまま放置しておくと、時間の経過とともに確実に劣化が進行してしまいます😓
今回のずれの主な原因は、
雨水が棟内部にしみ込み、昔ながらの「土葺き工法」で使われていた土が劣化して崩れたこと。
その結果、瓦を支える力が弱まり、徐々にずれが大きくなっていったと考えられます。
古い葺き土の撤去が完了しました!
瓦自体はまだ十分に再利用できる状態でしたので、今回は瓦を残しつつ、中の材料と施工方法を一新して積み直しを行っていきます💪
屋根は技術で寿命が決まる!全国トップレベルの職人にお任せ
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成田屋根工事店の代表は
瓦葺の技能グランプリで2大会連続優勝(
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ただ屋根を直すだけでなく、屋根全体のバランスを考え、「どこまで手を入れるのがベストか?」を見極めて施工します。
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