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可児市緑ヶ丘にて陸棟の積み直し工事が進行中!割のしを銅線で緊結し、大回しも仕込みました
更新日:2025年8月28日
可児市緑ヶ丘にて進行中の、和瓦屋根・陸棟(ろくむね)の積み直し工事。
今回は、台のしの上に割のしを積み重ね、棟全体をしっかりと縛る「大回し」用のホルマル銅線の仕込み作業を行いました!
割のしを積み終えた段階で、最終段の手前から「大回し(おおまわし)」用のホルマル銅線を棟の左右から通しておきます🙂
※
大回しとは、棟全体をぐるっと一周囲むように銅線を巻き付けて締める方法で、
瓦の浮き上がりやズレ防止に非常に効果的な固定法です✨
※
ホルマル銅線: 屋根瓦をしっかり縛るために使う耐久性の高い銅製の針金。
通常の銅線より長持ちします!この段階で銅線の位置をしっかりと冠瓦(かんむりがわら)に合わせて調整しておくことで、次回の冠瓦の施工がスムーズに進みます。
前回施工した台のし(だいのし)の上に、今回は割のし(わりのし)を積んでいきます!
大回し用の銅線を挟むように上に積み上げていきます。
※割のしとは、一枚ののし瓦を半分に割って、棟の上部に使用される瓦です。
一段ごとに糸張り、糸を目安にすることで真っ直ぐに取り付けることができます!
仕上がりの美しさが違ってきますので、丁寧に施工していきます👌
各段の割のしには、すべてホルマル銅線(どうせん)を通す穴を開け、1枚ずつしっかりと緊結しています💪
これにより、
地震や強風の揺れによる瓦のズレや落下を防ぐ構造となります👍
次回は仕上げとなる冠瓦の取り付けと、大回しによる本締めを行います😤✨
棟の最上部をしっかり覆い、すべての瓦を一体化させていきますので、ぜひご覧ください!
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