【多治見市音羽町】ドローン調査で棟のズレ発見｜予算に優しい立平板金屋根をご提案
更新日：2025年7月19日
今回ご依頼いただいたのは、多治見市音羽町にお住まいのA様。
「実は今まで順番に屋根を直してきたんだけど、まだ手をつけてないところがあって…」と、今回は最後に残った屋根の点検をご希望とのこと。
以前の工事が良かったと感じてくださっていたようで、今回もお声がけいただけたこと、とても嬉しかったです。
ドローンを使って屋根全体を撮影・確認したところ、屋根のてっぺん部分である「棟（むね）」にズレが見られました。
棟瓦のズレは、風や地震、経年劣化などの影響で起きることが多く、放っておくと雨水の侵入や瓦落下のリスクもあるため注意が必要です。
➡棟のズレが引き起こすリスクとは？
棟のズレは見た目ではあまり気づきにくいのですが、そのままにしておくと内部の漆喰（しっくい）が崩れたり、雨水が瓦の隙間から侵入してしまったりする恐れがあります。
特に築30年を超えるお宅では、屋根の内部構造自体が弱ってきていることも多いため、早めのメンテナンスが重要です。
お客様のご希望は「できるだけ費用を抑えたい」とのことでしたので、今回は立平板金（たてひらばんきん）屋根への葺き替えをご提案しました。
この屋根材は、軽量で耐久性が高く、施工性にも優れており、コストを抑えながら防水性をしっかり確保できるのが特徴です。
➡立平板金屋根のメリット・デメリット
《メリット》
・雨仕舞いが抜群で雨漏りに強い
・継ぎ目が少なく、見た目がスッキリ
・施工が比較的早く、コストも控えめ
・瓦よりも屋根が軽くなるため耐震性が向上
《デメリット》
・断熱性が瓦より低いため、断熱材との併用が必要なことも
・金属なので、強風時に音が気になるという声もあります
それでも全体としては、メンテナンス性とコストパフォーマンスのバランスが良い屋根材として、近年とても人気が出ています。
今回のお宅のように「順番に屋根を直している」というご家庭も多く、工事のタイミングや予算はそれぞれ違います。
大切なのは、「どこが傷んでいるのか」をしっかりと把握し、それに合わせた最適な選択肢をご提案できることだと私たちは考えています。
屋根は見えない場所だからこそ、気づいたときには劣化が進んでいるケースも少なくありません。
小さなことでも気になったら、お気軽にご相談ください。
お住まいの未来に、今できることを一緒に考えましょう！
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