📍 「雨漏りしているので屋根を見てほしい」チラシを見たご夫婦からのご連絡

多治見市北丘町にお住まいの70代ご夫婦から「雨漏りがしているので、屋根を見てもらえませんか？」とお電話をいただきました。

弊社のチラシをご覧いただいたとのことで、「成田屋根工事店って書いてあったから、電話してみたの」と奥様。

地域の方から直接こうしてお声がけいただけるのは、本当にありがたいことです🌸


お家は築37年。屋根は昔ながらの瓦屋根で、20年前に一度だけ塗装によるメンテナンスをされたそうです。

「これから15年ぐらい安心して住めれば十分なんです」と、奥様は穏やかに話してくださいました😊

相見積もりは特に考えていないとのことで、信頼に応えられるよう丁寧に調査させていただきました‼️

ドローンを使って屋根全体を撮影・棟部分を拡大確認

📌 調査で判明した、瓦屋根の深刻な状態とは？

現地で屋根に上がり、瓦の状態や棟まわりをくまなく点検。

その結果、主に次のような劣化が確認されました⚠️


・棟（屋根のてっぺん）の銅線が劣化・のし瓦がズレている
・数か所の瓦に浮き・欠損があり、雨水が浸入した可能性がある
・屋根下地の防水シートが経年劣化している兆候あり
・雨樋の勾配不良や破損により排水がうまくいっていない


特に棟部分では積まれている瓦が歪んでしまい、強風で飛んでしまうリスクもありました💦

一枚だけ不自然な平瓦・歪んだ雨樋

⚠️ 雨漏りを放置すると、住まい全体へのダメージが進行します

瓦屋根は耐久性が高いとされていますが、固定する銅線や下地、防水層の劣化には注意が必要です。

雨水が瓦の隙間から侵入し続けると…


・天井材にシミが広がる
・屋根裏の木材が腐ってしまう
・室内にカビが発生し、健康にも悪影響
・雨漏り箇所がわからなくなり、修理費が高額に

という事態になることも。特に今年のように梅雨入りが早い年は、急な漏水に悩まされるお宅が増えています。

また、こちらのお宅は、雨樋にはたわみや割れが見られ、雨の日に水があふれて外壁に当たる可能性がありました💦

💡 今後15年を見据えた4つのご提案プラン

お客様の「あと15年ぐらい住めれば充分」というご希望に合わせて、費用対効果と耐久性を踏まえた4つのご提案をいたしました。

① 瓦屋根の「全面葺き替え工事」

既存の瓦と下地材（葺き土など）をすべて撤去し、新しい下地（野地板・防水シート）と瓦を施工するフルリフォーム。

費用はかかりますが、15年以上の安心を得られ、構造全体を見直すことが可能です。

現在の雨漏りリスクも完全にリセットできます。

② 「棟の積み替え工事」のみ実施

棟部分のみを解体して再度積み直す工事。

銅線を新しく張り直し、のし瓦の固定を強化します。

部分修理なので費用を抑えつつ、雨漏りの原因にピンポイントで対処できます。

③ 雨樋の「全面交換工事」

既存の雨樋をすべて撤去し、新しい雨樋に交換する方法。

勾配を正しく取り直し、今後の詰まりや排水不良を防ぎます。

屋根とセットで修理することで、長期的に美観も保てます。

④ 雨樋の「悪い箇所だけ部分交換」

費用を抑えたい方向けの、劣化箇所のみの補修プラン。

「とりあえず今の雨漏りを止めたい」という方にもおすすめです✨

👴👵 お客様との会話で印象的だった言葉

「この家で大きなリフォームはたぶん最後だから、しっかり考えて選びたいの」

と奥様。

「任せられるところにお願いしたいよね」とご主人。

ご夫婦の仲の良さと、家に対する思いが伝わってきて、私たちもその想いに応えるべく丁寧にご提案をお伝えしました。

屋根も人生設計も、“あと何年住むか”から考える

築37年の瓦屋根でも、しっかり手を入れればまだまだ安心して住むことができます。

でもそのためには、どこまで修理するか・どういう工法を選ぶかをライフプランに合わせて考えることが大切です。


「あと何年この家に住むか」──そこを起点に、一緒にベストな工事内容を考えていきましょう。

成田屋根工事店では、お客様の生活に寄り添った“押し売りのない提案”をお約束します。


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