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瑞浪市にて玄関の陸棟積み直し工事を行いました!土が劣化した棟を安全・美しく復旧!
更新日:2025年6月14日
まずは既存の
棟をすべてめくる作業からスタート☝️
見た目は雨漏りしているわけでは無さそうです。
古い棟に使われていた土は長年の風雨にさらされて劣化
特に今回のような陸棟部分は、屋根の頂部に位置しており、雨水の影響を受けやすく、
土がパラパラに崩れかけている状態でした💦
一度パラパラになりますと土の幅が広がり、土が水を吸い込み下に浸透していき、
ゆくゆくは
雨漏りへとつながってしまいます☝️
めくったあとは、棟の両脇にある
桟瓦(さんがわら)をしっかりとステンビスで固定しておきます。
これは、
棟の積み直し中に瓦が落下したりズレたりしないようにするための重要な工程です🙂
続いて、
棟の端にある鬼瓦(おにがわら)をホルマル銅線(耐久性の高い銅線)で緊結。
しっかりと固定し、
落下の危険を防ぎます👍
土台には、従来の土ではなく
南蛮漆喰(なんばんしっくい:防水性に優れた接着材)を使用して、のし瓦(のしがわら:棟の段差を作るための平らな瓦)を順番に積み上げていきます。
今回は「台のし」と「割のし」を交互に積んで、
強度と見た目のバランスを両立しました✨
さらに、
のし瓦には一枚ずつ穴を空け、ホルマル銅線を通して緊結。
万が一地震や台風が来ても、バラバラに
崩れないような構造に仕上げました💪
積み上げの途中では、最後に冠瓦を縛るための「大回し用ホルマル銅線」をしっかり出しておきます☝️
こうすることで、
棟全体を包んで縛ることができます。
積み上げていくのし瓦は
全て緊結して落下防止対策を施します。
最後に冠瓦(かんむりがわら:棟の一番上にかぶせる瓦)をかぶせ、大回しのホルマル銅線で
しっかりと縛り上げて完成です!
玄関上という目立つ位置だからこそ、
美しさと強度の両立が重要です✨
今回の施工で、見た目もスッキリ、そして
しっかり安心できる棟に仕上がりました!
屋根工事は、仕上がってしまえば見えなくなる部分がたくさんあります。
でも、その見えない部分こそが、
屋根の耐久性や寿命に大きく影響します。
当社は、
「見えなくなる部分こそ、しっかりやる」をモットーに施工しています。
安価な材料ではなく、適材適所で
「本当に長持ちする材料」を使い、
一手間かけて仕上げる。
だからこそ、
「耐久性が違う!」とお客様に喜んでいただけています。
「この工事、少し高い?」と思われることもあるかもしれません。
でも、その
理由はしっかり説明いたします。
本当に良いものを、長く安心して使いたい方は、ぜひご相談ください。
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