長崎市 塗膜の劣化が発生しているセメント瓦の無料診断！！ 塗膜の劣化は放置すると危険？
更新日：2025年3月2日
・場所 長崎市
・築年数 37年
・建物構造 2階建て木造住宅
・屋根材 セメント瓦
・過去のメンテナンス歴 屋根塗装歴あり
・現在の状況 塗膜の剥がれ、ひび割れあり
屋根をハシゴにかけて上って調査しますよ！
粘土瓦よりも軽量で、比較的安価に施工できるため、多くの住宅で採用されてきました。また、塗装によって色やデザインを変えられる点も特徴です。
しかし、塗膜が経年劣化すると防水性が低下し、ひび割れやズレが発生しやすくなりますね！
セメント瓦の塗装には、以下の役割があります！
1.防水性の維持
セメント瓦自体は吸水性があり、塗装によって防水効果を持たせています。塗膜が剥がれると雨水を吸収しやすくなり、瓦の内部から劣化が進行します。
2.耐久性の向上
紫外線や風雨による劣化を抑え、瓦の寿命を延ばします。特に、屋根の南面など日差しが強い場所では、塗膜の劣化が早まりやすいです。
3.美観の維持
セメント瓦は塗装によって色やツヤを維持できます。塗膜が剥がれると、表面が白っぽくなり、見た目が劣化した印象になります。
特に棟の近くや軒先部分では、ほぼ塗膜が残っておらず、瓦本体が露出している状態です。
指で触ると粉状のものが付着し、塗膜の劣化が進んでいることがわかりますよ。
このまま放置すると防水性がさらに低下し、雨水が浸透しやすくなる危険性がありますね！
塗膜の剥がれだけでなく、いくつかの瓦にはひび割れも見られました。
特に屋根の谷部分や軒先の瓦は、雨水が集中しやすいためひび割れが進行していましたね。
割れた瓦の内部が脆くなっていることがわかります。
このままでは、強風や地震の際に瓦が割れて飛散する可能性がありますよ！
セメント瓦のひび割れは、主に以下の原因によって発生します！
1.経年劣化
築年数が経過すると、瓦自体が徐々に劣化し、表面の強度が低下します。
2.温度変化による膨張収縮
昼夜の寒暖差や夏冬の気温変化により、瓦が膨張・収縮を繰り返し、ひび割れを引き起こします。
3.雨水の吸収と乾燥
塗膜が劣化すると瓦が水を吸収しやすくなります。吸水と乾燥を繰り返すことで、内部にひび割れが発生することがあります。
4.地震や強風の影響
地震や台風などの自然災害によって瓦がズレたり、衝撃が加わることでひび割れが生じます。
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