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八尾市で瓦屋根の戸建て住宅を現地調査、経年劣化した鬼巻き漆喰は早めの交換が求められる
更新日：2025年1月28日
八尾市で波板に破片なようなものが落ちてきたため、屋根点検をご相談いただいた事例記事の続きを紹介していきます。現地調査の結果、鬼巻き漆喰の欠落と袖瓦のズレが判明いたしました。
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漆喰とは石灰石を焼いて水を加えた小石灰を主成分とした、伝統的な塗り壁材です。防火性・防水性・抗菌性に優れており、日本の古くからの建築物で使用されています。
湿度調整や空気浄化の効果もあるため、環境に優しく独特の白い仕上がりが美しいのも魅力です。屋根の隙間に補填されている漆喰は、中の葺き土が流れ出ないよう蓋のような役割も果たしています。
経年劣化が進行した漆喰は徐々に黒ずみやひび割れが発生し、最終的に剥がれ落ちてしまいます。漆喰はおよそ20〜30年程度で寿命をむかえるため、経年劣化した漆喰は早めの交換工事が推奨されるでしょう。
漆喰の経年劣化を放置すると、漆喰が全て剥がれ落ちてしまい中の土が剥き出しになります。棟瓦内部を固定する役割を持つ葺き土が流れてしまうと、瓦のズレ・歪みといった不具合が生じる恐れも。
ズレ・歪みが生じた瓦は隙間から雨水が浸入する恐れがあり、深刻な雨漏り被害を引き起こす恐れがあります。未然に雨漏り被害を食い止めるためにも、経年劣化した漆喰は早めの交換工事を検討してみましょう。
漆喰工事は既存漆喰を撤去し、新たな漆喰を補填する取り直し工事が基本です。ですが、悪質な施工業者に依頼すると、手抜き工事による増し詰めがおこなわれる可能性も……
手抜き工事による施工不良から身を守るためにも、お客さまの声を数多く確認できる信頼度の高い施工業者への依頼をぜひご検討ください！
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