習志野市で金属屋根棟廻りからの漏水対策工事を実施
更新日:2016年04月10日
習志野市のお客様の金属屋根棟廻りからの漏水の原因が1つわかったところで終了しておりましたブログの続きです。漏水の一端が棟の内部の貫板を止めている部分にありそうだという事がわかりました。その為、まずは既存の貫板を撤去し止めていたビスの穴をコーキングで埋めます。それから新規の貫板を再設置して、貫板と屋根材の取り合い部分にはケミカル面戸というスポンジ状のものを貼り付けて貫板の下側へ水が廻りこまない様にいたしました。屋根の勾配が横葺きには適さない角度であることと、棟の防水紙が切れてしまっていること、以前の漏水をしていた場所の防水紙も当然切れてしまっていることを鑑みると完全に止まるというのは難しいかもしれないですが現状よりは間違いなくよくなります。まずはこれらの処置で様子を見ていただくこととなりました。

棟の内側にはかなりのゴミが溜まっておりました。棟板金と貫板の間からの吹き込みと思われますがなぜか近くの桜の木のサクランボのタネまで!あんな大きなものが入り込む隙間があるとは、ビックリです。清掃を終えたら墨だしを行います。仕上がったらグニャグニャじゃ、プロの仕事とは言えませんし、漏水箇所の一端である既存の穴も避けなくてはいけません。

既存のビス穴は念のためすべてシリコンコーキングにて塞いでいます。実際に止められていたビスは長さが90ミリ有ったのですがほとんど効いていない部分も有りました。

屋根面と木材の境目にあるスポンジ状のものがケミカル面戸です。これによって棟板金と貫板の隙間が無くなり雨水の流れ込みを防止することが期待できます。両面テープの様になっており屋根面に隙間の出ない様に貼り付けていきます。

仮止めをしていた貫板を屋根の下地に本止めしていきます。長さは120ミリのビスを使用しています。最後は既存の棟板金を被せて重ねと言われる棟板金がしたからきて上の棟板金がかぶさる部分にもシールを行います。もちろん棟板金と貫板を固定するのはステンレス製ビスです。

棟の頂点の部分にもしっかりとシールを行って工事は終了となりました。今後は雨や嵐のときに様子をうかがいながらのお付き合いとなります。ちなみに4月7日のかなりの雨が降りましたが漏らなかったとお客様よりご報告を頂きました。ホッと胸をなでおろす瞬間です。棟の内部は外からはわからないものです。同じような症状でお困りのお客様はお気軽にご相談ください。
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