更新日：2016年08月10日

白井市にて、屋根・外壁塗装のご相談をいただき点検にお伺いしました。
築33年のお住まいでは大屋根をセメント瓦で、下屋根をスレートで屋根を葺かれていました。
今回が下屋根の塗装と外壁塗装をご希望です。大屋根に関してはのちのちに葺き替える予定だが、
ついでに大屋根の様子も見てほしいとのことでしたので、大屋根のセメント瓦の点検も行いました。

まずは大屋根のセメント瓦の様子ですが、かなり劣化が進行しているようでした。一部では割れの補修後も見られます。
セメント瓦の寿命はおよそ20年ほどといわれておりますので、寿命を過ぎてしまったセメント瓦では水分を含み苔の発生や塗膜の剥がれなどが多く見られました。
また、棟ではのし瓦、鬼瓦にズレが見られ一部では銅線が切れてしまっていました。特に鬼瓦のずれが顕著に見られます。
屋根はのちのち葺き替えるとのことですが、棟の鬼瓦がズレ、隙間が開いてしまっている状態になり雨漏りの原因ともなりえますので、こちらは補修を行った方が良いかもしれません。

続いて、ご依頼いただいていた下屋根のスレートを点検いたします。
塗膜の剥がれ、色あせ、屋根材の劣化がかなり進行しているようでした。スレートの反りがだいぶ目立ちます。
かろうじて塗装の対応範囲とはなりますが、今後のメンテナンス周期について考慮した際には塗装ではなく屋根カバー工法でのメンテナンスのほうが、お住まいにかかるトータルコストを考慮した際には良いのかもしれません。
そのため、今回は屋根塗装、屋根カバー工法、どちらとものお見積りとご提案書の作成をさせて頂きたいと思います。

今回、築年数が経過し2回目、3回目の屋根塗装を行おうとした際に思った以上に屋根の劣化が激しく、塗装での対応が難しいといったことはよくあるケースになります。
立地条件や屋根材の種類などによっても異なりますがスレート屋根の寿命は30年ほどといわれています。屋根の状態によっては雨漏りが始まってしまっていたり、塗装では対応できないほど屋根材が劣化してしまっている場合などは
屋根塗装を行ったとしても、ほんの数年で塗膜が剥がれてしまったり、雨漏りのある場合でしたら根本的には屋根塗装で雨漏りを止めることができません。
けれど屋根を葺き替えたり、本格的な屋根のリフォームをしなければならないとなると、予算も気になるところですよね。

当店では、屋根塗装、屋根カバー、屋根葺き替え工事の点検・お見積りを無料で承っておりますので、お気軽にご相談ください。