江戸川区｜スレートから金属屋根材（エコグラーニ）への屋根カバー工法
更新日：2017年09月08日
江戸川区のお客様より屋根が傷んできたので葺き替えを検討しているとのご相談をお受けいたしました。お客様のお住まいの屋根は現在スレートが使われているようですが、スレートは大体20年程度で寿命を迎えると言われます。築年数から考えても屋根のメンテナンス時期であることは間違いありませんが、屋根材を変える工事としての選択として、一つは屋根葺き替え。もう一つは屋根カバー工法があります。これらの工事にはそれぞれメリット、デメリットがありますが、今回は工期が短く廃材処理費用などの負担が少なくなる屋根カバー工法による工事を行うことになりました。
こちらは事前点検の時の屋根になります。塗装は過去にしているようですが、塗膜が劣化していて光沢もなく撥水効果も期待できない状態です。さらに、近くでみるとスレート自体に反りが出ていたり、苔によって見た目的にも悪くなっている箇所が多く見られました。
それでは屋根カバー工法を行っていきます。屋根カバー工法は既存の屋根の上に、新しい屋根を作る工事ですので、不要となる棟板金などを撤去していきます。棟の板金を外すとその下にある貫板が出てきますが、これも経年によって腐食している状態でした。ですが、これから新しい屋根を作るので、当然棟板金も作り直しますのでご安心ください。
続いて防水紙を設置し、さらに屋根材を取り付けていきます。屋根材は錆に強いジンカリウム鋼板が使われているエコグラーニです。軽量な屋根材ですので、屋根の重量が増える屋根カバー工法に適した屋根材といえます。
屋根材を取り付け、さらに棟板金など役物を設置すれば屋根カバー工法は完了です。（屋根カバー工法について、詳しくはこちらのページもご参照ください。）長く住んだお住まいではメンテナンスは必須です。スレート屋根の場合は年数が経てば屋根材交換をしなければならない時期がきますが、それを放置すると雨漏りなどを引き起こしてしまいます。屋根材の交換時期については弊社にて無料点検を行っておりますので、気になる方お気軽にお問い合わせください。
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