更新日：2017年03月31日

江戸川区で行った屋根塗装の様子をご紹介したいと思います。スレート屋根（コロニアル）の場合、その寿命も約20年ほどといわれています。しかし、それは立地条件にによって異なり、日当たりの良しあしや風の強い地域などで同じ材であっても違いがでてきます。また、メンテナンス周期によっても変わり、ある一定時期で塗装をしていればかなり長持ちさせることも可能です。
今回はスレート屋根のメンテナンスとして行う屋根塗装の工程などを詳しくみていきたいと思います。

屋根塗装で必須といえるのが足場です。最近は二階建ての家がほとんどで、足場がない状態での工事はほぼできないと思ってよいでしょう。足場を架設することで安全に作業ができることもありますが、なによりスピーディーな工事が可能になります。また、塗装工事で近隣を汚さないためにメッシュシートで覆っておきます。
続いて行うのが高圧洗浄です。スレート屋根は古くなると苔が発生ますが、高圧洗浄であれば汚れなどと一緒に洗い流すことが可能です。高圧洗浄によって塗装面の異物を除去し、塗装の工程に備えます。

部分的に欠けたスレートは補修しておきます（左写真）。補修材とスレートの色に違いがありますが、これから塗装するので補修跡はまったくわからなくなるでしょう。
その後シーラーで下塗り（右写真）、さらに中塗りと上塗りを行い屋根塗装を完成させます。塗装はある程度厚みが必要ですが、一度に厚く塗るのはひび割れや剥がれの原因になります。また、一度の塗装後の乾燥時間などの手順をしっかりまもることで、長持ちする塗装になるのです。

屋根塗装の全ての工程が完了しました。色褪せしていたスレートも塗り替えを行えばご覧のように美しく蘇ります。
屋根塗装を行ったことで見た目も変わりましたが、何よりスレートの保護機能が回復しましたので次回の塗装時期まで安心してお過ごしいただけます！（屋根塗装は専用ページがございます。こちらも合わせてご覧ください。）

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