墨田区で雨漏り調査からドーマーの板金工事をご提案
更新日:2018年06月12日
墨田区のお客様より「屋根から雨漏りしているので見てほしい」との連絡がありました。雨漏りは屋内を濡らし、汚すだけでなく躯体を腐らせお住まいの構造をダメにしてしまう可能性がありますので早めに屋根塗装など対応する必要があります。

雨漏りを止めるには、何よりもどこから雨水が侵入しているか特定しなければなりません。まずは濡れた箇所を確認するため屋内を見させていただき、さらに屋内と屋根の間にある小屋裏にも入って調査を行いました。断熱材には雨染みがついており(左写真)、その上の天井も濡れた後がくっきり残っています(右写真)。この位置を目安にし、外部の雨水の侵入口を特定していきます。

小屋裏の濡れた箇所の外部にはドーマーがありました。ドーマーとは採光用に設けられた屋根から突き出た窓です。ヨーロッパの建物によく見られますが、日本でも採光目的だけでなくデザイン的な意味でも設置していることが多いです。トップライトと違って横から光が入るので、夏場の真上からの強い日差しはさえぎることができ、冬の低い日差しは取り入れることができます。機能的にもデザイン的にも優れたドーマーですが、ないのとあるのでは屋根の形状が複雑になるので、ここから雨漏りしてしまうことがあります。今回の雨漏りもドーマーの棟板金の防水用のコーキングの劣化箇所(右写真)から入り込んでいるようです。

屋根を全体的に見ると、スレートが白っぽくなっています(左写真)。これは表面の塗膜が劣化している証拠です。塗膜が劣化すると艶感もなくなり色褪せしてきますので見た目から劣化具合も判断できます。
スレートの重なり部にほとんど隙間がありません(右写真)。このような状態は内部の湿気の逃げ道がなくなりこもってしまいますので、お住まいにあまりよくありません。また、毛細管現象によって内部に雨水を引き込んでしまう可能性もありますので、屋根塗装を行う上で縁切りも必須です。
今回の点検から棟板金の補修と屋根塗装をご提案いたしました。屋根の不具合は実際に目で確認することが難しいので、今回のように雨漏りが始まってから気が付くことが多いです。しかし、そうなると濡れた屋内の清掃や、場合によってはクロスの張り替えも必要になってきます。そして何より家の耐久性が水分によって低下してしまうこともありますので、大切なお住まいで長くお過ごしいただくためにも定期的な点検を心がけましょう。
記事内に記載されている金額は2018年06月12日時点での費用となります。
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