君津市|屋根塗装の適齢期のスレート、細かく見てみると…
更新日:2015年12月12日
千葉県君津市のお客様の太陽光温水器のが載っている屋根の調査を行っておりますが、温水器ばかりに目が行ってしまいがちですので、今日はより細かい部分にクローズアップしてゆきたいと思います。まずは屋根材の塗膜の状況を確認いたします。写真でもわかるとおり一部塗膜が剥離しております。塗膜が剥離してしまうとそこの部分の保護がされなくなってしまう為、よく目撃する黄色い苔の温床となってしまいがちです。

ある意味、非常にわかりやすい状況の写真かと思われます。塗膜の剥がれた部分に黄色い苔が生えています。苔は水分を含んでしまうので屋根材に悪影響を与えます。これからの季節は凍結も予想されるので屋根材のスレートが収縮をくりかえしてひび割れや破損の原因になりかねません。

塗膜の剥がれた部分のアップ画像です。スレート瓦の下地が丸見えになっています。建築時期から考えるとアスベストの含有量も多いタイプの屋根材と思われます。微量ながら飛散していうかもしれません。苔もアップにすると右の写真のようになっています。乾いているときは顆粒状で滑りやすく、濡れていれば粘着っぽい感じでまた滑ります。いずれにしても厄介者なのです。

採光窓の周辺も確認をいたしました採光窓は経年によっては雨漏りの原因箇所となります。採光窓周辺の板金の部分に苔が育っています。スレート瓦の縁にも同様に苔が育っています。建物北面でなおかつ下屋にあたる採光窓周辺はなかなか乾く暇がないのかもしれません。今後の家屋の健康を考えて行きますと、塗装を行うタイミングではあります。幸いにして割れやヒビなどが発生していないのも年数から考えれば素晴らしい事です。人間で例えてももう中年を迎えて体が少しずつ調子を崩しやすくなるのと同じです。しっかりとメンテナンスをしてあげましょう。
記事内に記載されている金額は2015年12月12日時点での費用となります。
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