ご質問有難う御座います。
建物の劣化の主な要因は、太陽からの紫外線、雨、風です。この条件は全ての建物に当てはまるので避ける事は出来ません。この考え方から言いますと、建物にとってこの立地が良いと言う事は得にはありません。
逆の考え方で、ここに建てるとこの様な影響がありますよ、と言う事はあります。
例えば、質問にも有りました海の近くは、潮風によりサビがでたり塗膜の劣化が早くなります。
工場の近くでは、排気により汚れがつきやすくなったり塗膜の劣化も早くなります。
幹線道路脇なども同じ様な状態になるでしょう。
では、森林の近くならば空気が良いし建物にも良いのでは？と思うかもしれませんが、木の近くでは、コケが発生しやすくなったり、落ち葉による雨樋の詰まりなどもあります。
それぞれの立地で良いところも悪いところもあるのです。それでも建物の劣化を遅らせる事は出来ます。それが、屋根や外壁の仕上に何を使用するかという事です。
汚れのつき難い材料や耐久性の高い材料を使うことで、劣化の進行を遅らせることが出来ます。土地選びのアドバイスとしましては、１０年後、２０年後をイメージしてみる事です。家族構成や生活スタイル、住環境も変わっていきますので、その点も踏まえて土地選びをされるのが良いと思います。
気に入った土地が見つかりましたら、お声かけ下さい。屋根と外壁のプロから見たご提案をさせて頂きます。