ホーム > 四国中央市で屋根調査。中古物件をドローン撮影し塗装前にひび割…
四国中央市で屋根調査。中古物件をドローン撮影し塗装前にひび割れのシール打ちを実施しました。
四国中央市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
中古物件をリフォームするので塗装前に屋根点検を。と得意先様からの依頼を受け現場確認。
立地上ドローンで空撮し、多数のひび割れを確認しました。
年数がふるくアスベスト含有材だったため変成コーキングでのシール打ちを提案。
足場が設置され2階作業が可能になったので実施しました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:半日
- 築年数:42年
みなさん、こんにちは。
街の屋根屋さん新居浜中央店の合田です。
今回は不動産会社の方からのご依頼で四国中央市へ向かいました。
中古物件としてリフォームで屋根塗装を行うのですが、その前に屋根状態を点検してほしいとの
ことでした。
1度現地を確認し、屋根形状、周りの周辺環境など確認したところ2階ははしごをかけるのが難しい
ため、後日ドローンで調査することにしました。
当社が使用しているドローンです。三角コーンには周知の張り紙を張り付けています。
もし現場調査に伺ってからのドローン撮影の必要がある場合は
国土交通省の申請が必要なので日を改めることが多いです。
ドローン撮影実施までには先述通り、国土交通省に申請をします。
作業自体は単純でインターネットで
・撮影場所
・撮影目的
・撮影時間
・立ち入り区間の設定などを入力します。
住宅密集地など一部許可書がないと申請できない地域もあります。
街の屋根屋さん新居浜中央店は住宅密集地での空撮許可は取ってあります。
物を運んだり、催し物での撮影はできません。
撮影前には近隣周知と管轄の警察署への共有をします。
これはドローン撮影上は義務ではありませんが、トラブルや通報がある可能性がありますので
事前に共有しておきます。
義務ではない分周知の範囲も定まっていないので上下左右4件とかが多いです。
事前ではなく飛ばす直前になりますので日時が分かれば近隣の方にお会いした時に一言いれていただけると助かります。
(ほとんどの場合は物珍しさに見たり話しかけられたりします。)
ドローン調査開始です。今回は2階はドローン、1階は目視で行います。
全景写真は屋根の形を把握できたり、後から不備箇所を書き込んだりできるので最初に撮影します。
上空から自分の家の屋根をじっくり見る機会はないので結構関心するお客様は多いです。
ドローン調査のメリットは
・屋根に上がらないのでケガなどのリスクが少ない。
・急勾配や滑りやすい屋根には効果的
・お客様も一緒に状況を確認できる
などあります。
逆にデメリットとしては
・特定区間には許可が必要
・雨、風が強い日は作業できない
・瓦などめくれないので下地などの状態が把握できない
・ドーロンの羽音がそれなりにする。
・下屋根の壁際が見にくい
などあります。
屋根上空からの撮影ですが、ある程度屋根材に近づいて細かく撮影します。
コロニアルの亀裂は撮影時から目立つものもあれば、亀裂なのか元々の溝なのかも
分からない微妙なものまであります。
また、ノーメンテでコケが生えてたり、色によっても見やすいもの、見にくいものもあります。
ドローン調査では撮影後はパソコンに画像を落とし、画像を拡大したりしてさらにチェックします。
亀裂などがある場所は画像編集をして、該当箇所を印付けます。
こうした下準備をして施主様や元受け業者に分かりやすく提示します。
今回は築年数が40年くらいなのでアスベストが含有しています。
人体的には有害物質なので今は原料に一切含まれません。
一方、屋根材としては安価でかつ耐久性を強くする原料です。
屋根の点検だけで加味すると、アスベストが入っている古い住宅の方が案外
亀裂などが少ない場合もあります。
2階も実際小さなヒビが4か所だけでした。
昔はコロニアル施工は板金屋さんが主だったので尾の板金もかなり細くて薄いものを
使用していますね。
ドローンはもちろん水平方向の写真も撮影可能です。人の目線から見ている感じですね。
コロニアルの段差部分が所々反りあがっています。
原因は
・経年による反りあがり
・釘が浮いている
などがあります。
反りだけを治すのは反発が強いので現状不可能です。
階部分ははしごで上がれるので目視調査を行います。
板金の取合い部分にヒビが多い傾向にあります。
板金施工部分は壁の取合いや違う屋根面の取合いになります。
瓦でもカラーベストでも金属でもこういった部分は加工処理が必要になります。
新築時でも屋根材を施工するため、本体に手を加える必要があります。
また、施工上小さくカットした部材も入ることがあります。
そのため、このような取合い部分は雨漏りが発生しやすくなります。
歩いた感触も屋根地の劣化は進んでいそうです。
全体を見回して1階部分の亀裂やズレは8か所ありました。
ズレは壁の取合いで釘は打っていなかったです。そのため釘割れによる
要交換までには至りません。
そのまま使用はできます。
以上で点検は終了です。
今回は交換が必要な大きな割れはありませんでした。
撮影した写真を元請け様に提出し確認していただきました。要交換箇所は無く、塗装前に変成コーキングで
亀裂を塗布する御見積を依頼されました。
ただし、40年以上の住宅なのでコロニアルの寿命的には葺き替え時期ではあります。
屋根地は登ってみて屋根地が劣化しているのでカバー工法は不可能だと判断し、その内容も説明いたしました。
本日はコロニアル屋根の簡易補修を行います。
築年数も40年以上経つのでアスベスト含有材になります。
交換程の破損は無かったため塗装前に変成コーキングでひび割れを
シール打ちします。
ひびの周りにマスキングテープを貼ります。
コーキングは後で平たくなでるので結構幅が広くなります。
マスキングテープを貼ることで仕上がりがスッキリします。
40年以上の築年数ですとアスベスト含有時期です。
人体有害で現状は規制かつ撤去等作業が高額になります。
ただし耐久性に優れているため年数に対して破損個所は少なかったです。
屋根は高圧洗浄と下処理済でした。
関連ページ
アスベスト含有屋根材の見分け方と最適な解決方法
2階です。
ドローンでは撮影していますが、上がるのは初めてなので
目視でも全体確認をします。
ひびに変成コーキングを塗ってヘラでならします。
コーキングは幅広くベタ塗りになりますが、マスキングテープ上なので
問題ありません。
変成コーキングは塗装が可能なので、塗装出来る屋根材(セメント、金属屋根)は
今後塗装する予定があるか確認します。
コーキングを平たく撫でたら、マスキングテープを剥がします。
ひび部分は覆いつつスッキリした仕上がりになりました。
1階の壁際に1枚ズレていた瓦です。
下の隙間にコロニアルを加工して入れ込んでいるので
おそらく初めから釘は打たずにコーキング打ちをしていました。
同じように釘部分と天付けでコーキング接着を行います。
コロニアルを置いて、隣のコロニアルと段差を合わせます。
コーキングが固まるまでズレないようにテープで固定して
塗装屋さんに除けてもらうように頼みました。
以上で補修完了です。
屋根で困ったこと、相談したいことがあれば
街の屋根やさん新居浜中央店にお気軽にご相談ください。
0120-32-6886
ご相談、点検、御見積は無料です。
メールでの問い合わせはこちらです。
屋根工事のご依頼・ご相談が初めての方
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-niihama@higaki-roofest.com
桧垣スレート株式会社
〒792-0811
愛媛県新居浜市庄内町3丁目1−46
愛媛県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-ehime@tankawara.co.jp
有限会社丹瓦建材店
〒793-0073
愛媛県西条市氷見丙466
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-ehime@tankawara.co.jp
有限会社丹瓦建材店
〒791-1102
愛媛県松山市来住町798−7
ベルメゾン南久米102号室
共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。