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水戸市の通気工法で行ったバルコニー笠木工事で耐震性もアップ
水戸市 アパート アパート アパート バルコニー交換工事・雨仕舞い工事・耐震工事
【工事のきっかけ】
水戸市のアパートオーナー様は、住人さんからバルコニーがぐらぐらすると言われその日から眠れないほど悩んでいたそうです。人が寄り掛かって倒れたらと日々考えていて、当社にお問い合せがあり20mと長いバルコニーでしたので、1部交換ができない為全交換工事する流れとなりました。
基本情報
- 施工内容:アパート アパート アパート バルコニー交換工事・雨仕舞い工事・耐震工事
- 施工期間:1週間
- 築年数:25年
- 使用材料:土台、柱・・桧乾燥材 耐震面材・・ラーチ合板 サイディング・・ニチハ窯業系サイディング14㎜ 笠木・・アルミ笠木
水戸市のアパートオーナー様からの依頼で、バルコニー交換を行います。
バルコニーぐらつきの原因は、バルコニー飾り窓の下部から雨水が浸水しており、柱や木部が激しく腐食していました。
バルコニーは笠木や飾り窓からの雨水浸入で、雨漏りやぐらつきを起すことが多くなっており、最も雨仕舞いが必要になってくる箇所です。
今回は、バルコニーを骨組みから交換していく様子をお届け致します。
水戸市のバルコニー現場調査時の画像になります。
手で触るだけでグラグラとするベランダは、アパートの住人様が布団などを干したりする場所です。倒壊する可能性も考えられ、とても危険な状況でした。
外壁材であるサイディングがボロボロになっていましたので、内部に雨水の浸入がある事が分かり、柱や土台まで腐食している可能性が高い状態です。
今回のバルコニーは約20mと長く、部分交換ができない為、全交換になります。
【水戸市の通気工法バルコニー工事の内容と工程】
工程1 既存バルコニーの解体
工程2 雨水の浸入やぐらつきの原因究明
工程3 基礎パッキンを使用しバルコニー雨仕舞い
工程4 バルコニー柱を建て骨組みの形成
工程5 面材を使用した耐震工法
工程6 土台水切りと胴縁取り付け
工程7 窯業系サイディング貼りとプライマー塗布
工程8 マスキングテープとコーキング充填作業
工程9 バルコニー笠木取り付け
まずは笠木から外していきますが、笠木とは室外と室内にあり、室外であればバルコニー手すり、室内であれば階段手すりの手をかける場所です。
雨漏りが多いバルコニー笠木は、物や人が落ちないよう外周に手すり壁が設けられていますが、その手すり壁の最上部をカバーするように覆われている部分が笠木です。
バルコニー笠木を外し外壁や飾り窓を外しますが、飾り窓は構造上の為に付いているわけではなく、飾りや通風の意味合いで付いています。
バルコニー笠木を外した箇所を確認しましたが、雨漏りした形跡が無く雨水の浸入が見られませんので、別な箇所からの雨水浸入が考えられます。
解体していく過程で判明しましたが、水戸市のバルコニーは透湿シートが貼られていませんので、内部からの湿気等もバルコニーを弱らせている原因でしょう。
バルコニーの解体を進めていくと、飾り窓が雨水の浸入口で柱や土台などの木部も腐食しているので、雨漏り特定箇所と判断しました。
水戸市のバルコニー解体で雨漏りの特定箇所である、飾り窓のアップ画像です。
既存のバルコニーは「通気工法」という工事方法が行われていなく、透湿シートも貼られていない、外壁が直貼りでしたので壁内結露(内部結露)が起きていたようです。
木材は水に弱い性質がありますので、水が入らないようにする雨仕舞い、水や湿気が抜けるように施工する通気工法が最善の施工方法です。
解体後はバルコニーを骨組みから作っていきますが、通気工法に不可欠の基礎パッキンをバルコニー基礎の上に敷いていきます。
基礎パッキンとは、基礎コンクリートの水分が土台に浸透し土台や柱が腐食するのを抑える効果があるとともに、側面に穴が空いており通気を良くする為に使われています。
解体前のバルコニーは、基礎コンクリートと土台が密着してい為、水分が浸透していた可能性も否めないので、今回は基礎パッキンを使用する雨仕舞い工事です。
水戸市のバルコニーに使用する土台は、人工乾燥処理を行った桧土台です。
人工乾燥とは、人的に木材を含水率20%まで強制乾燥して木材の伸縮を抑えると共に、ねじれや曲がりを防ぐ効果がある昨今主流の木材乾燥方法です。
続いて基礎パッキンと檜土台の密着面に、シロアリや害虫からの虫食いを防ぐ為、防蟻剤をたっぷりと塗布しました。
水戸市のバルコニーは通気工法と防蟻対策をしたので、以前のバルコニーと比べ強い物に生まれ変わる事は間違いないでしょう!
水戸市のバルコニー工事は、土台を敷いて柱を建てる工程に移ります。
土台と柱はほぞ継ぎという連結方法で組み建てていきますが、土台部分には凹みの穴を空け、柱には凸を作り土台部分に差し込みます。
バルコニーの高さは以前の物と同じ高さにするので、柱を建て決まった高さに合わせ柱を切断しますが、建物は経年等で多少のゆがみがあるので考慮しながら行いました。
消防法の問題で、以前のバルコニーと仕様を替えるわけにはいきません。
続いて、土台と柱を固定するのに使用する建築金物でガッチリと固定していきます。
茨城県水戸市では地震も多く、今回のバルコニー工事のきっかけでもある、ぐらつきを抑える意味も踏まえ柱1本に対して2箇所金物を付けました。
現在の新築・リフォームは、金物工法と言ったように金物を駆使して新築住宅を建てたりリフォームする事が主流になっています。
水戸市のバルコニー雨仕舞い工事は、柱を建てて再度防蟻材を塗布していきます。
内外側には耐震性が見込める、屋根下地に使用するラーチ合板をバルコニー下地に横貼りして耐震性アップを図っていきます。
バルコニー内外の壁に面材(構造用合板)を貼ることより、地震などの揺れにも強よくなるように考えられた工法で、昨今新築住宅にも採用されています。
水戸市のバルコニーは、ラーチ合板の構造用合板を内外の壁面に貼り終わりましたら、透湿シートを壁面に貼り雨仕舞いを行っていきます。
雨仕舞いに使用する透湿シートは、間違った施工を行うと雨漏りの原因にもなりますので、メーカー規定通りに施工して雨仕舞い致します。
天端(てんば)と言われる笠木が付く手すり上部には、専用の水切りシートを使用して雨水浸入のシャットアウトして雨仕舞いが完成です。
水戸市のバルコニー通気工法工事は、基礎と土台の取り合い部に付ける板金です。
土台水切りは、サイディングの1番下に付いている見切りで、外壁内部に籠もった湿気の通気や、水を切り雨仕舞いをします。
この土台水切りが無い場合、土台に水が浸透してしまい土台や柱を腐食させ、シロアリやカビを発生させる原因になりますので通気工法はとても重要な役割をします。
水戸市の通気工法工事は、サイディングの釘を留める下地の胴縁(どうぶち)と貫板(ぬきいた)を設置すれば、通気工法に必要な外壁下地になります。
今回の水戸市の現場のサイディングは横貼り施工なので、外壁の横の繋ぎ目には幅の広い貫板(9㎝幅)を取り付けを行い通気工法の下地は完了です。
下地はお客様が直接目に触れる事の少ない工程なので、業者の信用が試される場所ですね。
水戸市での通気工法でサイディングを貼り始めましたが、土台水切りとサイディングの間は15㎜ほど空けて施工をします。
理由としてはここをピッタリ付けてしまうと、外壁の中に籠もった湿気や水が滞留してしてしまうので、通気を行う事により湿気に強い外壁に生まれ変わります。
バルコニーの内部も同じように15㎜の間を空けて通気できるよう施工し、万全な湿気対策を行いました。
バルコニー内外もサイディングを貼り終わり、続いての工程は外壁横の繋ぎ目にコーキングを充填しますが、その前に下処理のプライマーを塗布します。
プライマーとは、コーキングとサイディングを密着させるための、言わば接着材的な役割をする大事な工程の一つになります。
プライマーをしっかりと塗らなければ、コーキング剥離やコーキング割れなどが早期で起こる可能性が高くなってきます。
水戸市のバルコニー通気工法工事で、コーキング充填前に大事な工程の一つであるマスキングテープ貼りを行っていきます。
コーキングを充填するにあたって、この作業はコーキングをきれいに形成する、均等にコーキングが奥まで届くようするための大事な作業工程になります。
コーキングを充填したら、ヘラを使用して中に押し込みながら形を整えていきますが、マスキングテープがあるのでコーキングが溢れてきても問題ありません。
シーリング充填後の画像を見て頂いても、周りの目地と比べどこにコーキングを充填したか分からないほど、きれいに仕上がっていますね。
このコーキング充填作業で、雨水の浸入を防ぐ壁面の雨仕舞いが完了です。
水戸市で行われているバルコニー通気工法工事もいよいよアルミ笠木の取り付け工程ですが、このアルミ笠木は特注寸法です。※壁厚みで笠木寸法が変わってきます。
バルコニー笠木は写真の様に、壁とアルミ笠木の間から通気できるように施工してありますし、土台水切りからも通気と入り込んだ水を排水できるようになっています。
このバルコニーは、通気工法と耐震性を兼ね備えたハイブリット仕様です。
最後にアルミ製の笠木を取付ければ、雨仕舞いと耐震性がアップしたバルコニーの完成です。これで住人様も安心ですね。
アパートオーナー様:『お~。全くグラグラせずビクともしないね~。綺麗に仕上がっているしありがとう^^』とお褒めのお言葉を頂きました。
リフォームや施工は、出来栄えもさる事ながら肝となるのは下地です。湿気や雨水にも対応したバルコニーを作りましたので長く使って頂ければ幸いです。
今回は、通気工法や雨仕舞いに重点をおき報告してみましたが如何でしたでしょうか。快適に長くお住まいになる為にお家のメンテナンスは欠かせません。
雨漏りの原因の殆どが目に見えない下地です。
目に見えない部位からの雨漏りや家屋の損傷など、お家の不具合を感じましたら街の屋根やさん水戸店にお任せください。
【屋根工事、防水工事、雨漏り修理は】
街の屋根やさん フリーダイヤル:0120-270-391
【工事完了後】
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