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ひたちなか市で塗装不可なコロニアルネオに断熱材付きSGL鋼板をカバー
ひたちなか市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
二階の屋根の一部が脱落したとのご相談をいただき調査に伺ったところ、すぐ使用している屋根材の典型的な劣化症状だと分かりました。
スレートでも塗装に不向きな種類で、他にもひび割れや欠けた箇所が多く見つかりました。
屋根カバー工法でのメンテナンスをお勧めし、高耐久で充実した長期保証が付いたSGL鋼板のスーパーガルテクトで工事を行うことになりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:10日間
- 築年数:約20年
- 施工費用:133.65万円(足場費用・廃材処分費含む)
- 使用材料:スーパーガルテクト(Sシェイドブルー)・遅延粘着型タディスセルフ・樹脂製垂木・樹脂製貫板・水切り板金
- 保証年数:塗膜保証15年・赤さび保証20年・穴あき保証25年・施工保証10年
ひたちなか市 / コロニアルネオ / SGL鋼板によるカバー工事
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、ひたちなか市で完成した屋根カバーの施工の模様をご紹介したいと思います(*ᴗ͈ˬᴗ͈)
二階の屋根材の一部が突然落下したお客様宅には、ノンアスベストスレートのコロニアルネオ(ハウスメーカー用の商品名はグリシェイドネオ)が使用されていました。
遠目からでも破損箇所がいくつも確認できるほどで、他にも割れ・剥がれ・欠けといったコロニアルネオの典型的な症状が確認できました。
現場調査の詳しい記事➤ひたちなか市で屋根材が脱落したとの相談!グリシェイドネオの典型症状
スレート屋根の初回のメンテナンスは、まず塗装を考える方が多いのではないでしょうか。
しかし、1990年後半~2004年ころのノンアスベストスレート屋根のメンテナンスには注意が必要です。
アスベスト含有屋根からの移行期で開発が急がれた影響か、表層がぱらぱらと剥離を起こすものや、踏んでもいないのに割れがひどいものなど、耐久性に様々な問題を抱える屋根材が販売されました。
不規則なひび割れが増発・拡大するコロニアルネオ(グリシェイドネオ)もその一つで、塗装前の高圧洗浄でさらなる悪化を招くと予想されるため、カバー工法もしくは葺き替えでのメンテナンスをお勧めしています。
実際に洗浄作業を行った場合、どのようになるのでしょうか?
カビや汚れが目立つ屋根面を対象に、普段よりも圧力を下げて慎重に洗浄しました。
できるだけ負担をかけないように配慮しましたが、洗浄前と洗浄後を比較してみると、細かい不規則なひび割れが増えているのが分かります。
もしなにも考えずに通常の高圧洗浄を実施した場合、元々弱い屋根材はバラバラになってしまったかもしれませんね( ;ㅿ; )
洗浄箇所を完全に乾かした後、棟板金と貫板を解体して平坦な状態にした屋根に、
耐用年数が20年超の改質アスファルトルーフィングを設置します。
脆い屋根材に防水紙を敷設する際は、破損箇所を最小限に抑えるために、留め具を使用せず固定できる粘着式が最適です。
今回用意したのはその中でも遅延粘着型で、屋根下地に接着させた直後でも貼り直しが可能な上、細かな修正や微調整が容易にできる点が特徴なんです((*^^)v
防水紙は軒先から敷設を始め、上下左右の重ね代を十分に設けます。
改質アスファルトルーフィングに含まれるアスファルトは、熱に若干溶ける性質があり、古い屋根のビス孔などにシール性を持たせてくれます。
夏は作業中でも太陽熱で溶けますが、粘着するまで時間がかかる冬場は、端々をバーナーで炙りながら敷き込んでいきます。
屋根全体への防水紙の敷設が終わると、ここでちょっと一工夫!
防水紙の上に墨出しをするのですが、全て垂木に沿って行います。
屋根の縦方向に取り付けられる垂木(たるき)は、斜面を支える構造体という非常に大切な役割を担っています。屋根自体の土台ともなるべき重要な部分で、新しい屋根材もこの垂木にしっかり留め付けられるように、目印として墨出しをしているのです。
垂木に向かってビスを打ち込むと、それだけ
固定の強度が上がり耐風対策になります。
ビス本体は垂木内で止まるため、貫通する心配はありません。
風除けのない立地や沿岸部など、強風に晒されやすい環境では採用している屋根業者さんもありますが、当店は垂木へのビス留めは標準施工で、全ての住宅で行っています(๑•̀ – •́)و✧
重ね葺きに使用するのは、
SGL鋼板製のスーパーガルテクトです。SGL鋼板は従来のガルバリウム鋼板の3倍超の耐久性を誇り、金属屋根の弱点だった錆びにも強い優れた屋根材です。
スーパーガルテクトは断熱材が一体になったタイプで、燃えにくいポリイソシアレートフォームが用いられ、高い断熱効果を発揮してくれます。
小さな泡の集合体のような断熱材は結露対策にもなり、室内で感じる雨音も違ってくるんです。
さらに!「塗膜15年・赤さび20年・穴あき25年」のメーカー長期保証付きですので、その点も安心してお使いいただけますね٩(ˊᗜˋ*)و⁾⁾
関連記事➤【エスジーエル(SGL)鋼板】ガルバリウム鋼板に変わる次世代の屋根材
防水紙と同様に、スーパーガルテクトも軒先から棟に向かって施工します。
墨出しをした箇所を目安に、屋根材1枚につき5~6本のステンレスビスを用い、下地材の野地板を通して垂木にぴったりと固定するので、強風にもびくともしません。
お客様がお選びになった色はSシェイドブルーです。
落ち着いた色合いですが、日光が真上から当たるともう少し濃い青色に見え、今までのグレー系のコロニアルネオと比べて明るめの印象になりました。
スーパーガルテクトは、Sシェイドブルーを含めて6種類のカラーラインナップがあり、好みに応じてお選びいただけます。
屋根面同士が接合する箇所に設ける棟下地には、元々の木製に替えて、
水に強い樹脂製の垂木と貫板を使用します。防水紙で覆った棟にまず垂木を配し、その上に棟板金の土台となる貫板を設置しました。
棟は屋根の継ぎ目にあたるため、どうしても雨漏りのリスクが高くなります。
雨水に触れても腐食しない丈夫な樹脂製建材を使った施工は、当店の標準仕様なんですよ(•̀ᴗ•́)و ̑̑
漏水対策を施した棟に取り付ける棟板金は、屋根材と同じSGL鋼板です。
継ぎ目にはコーキングを二重に塗布し、雨が入り込まないように、側面からビス留めをしました。
これで、断熱材付きSGL鋼板によるカバー工事が全て終了です。
欠けた一部が脱落し、方々にひび割れが発生していたコロニアルネオが、耐久性の高い丈夫な屋根に生まれ変わりました(*ˊᗜˋ*)ノ
ひたちなか市で行った、断熱材付きスーパーガルテクトのカバー工事をお届けしましたがいかがでしたか?
塗装が不可、または難しい屋根材はコロニアルネオ以外にも複数存在します。
2000年前後に家を建てられた方は、スレート屋根=塗装と思わず、メンテナンスの際には、屋根に詳しい専門店に種類や状態を見極めてもらいましょう。
「どんなメンテナンスが一番いいの?」「いろいろ勧められているけれどよく分からない」等々迷われた場合は、一度街の屋根やさん水戸店の無料診断をお試しください。
茨城県内どちらでもお伺いしますので、ご相談をお待ちしております(ᴗ̤ .̮ ᴗ̤ )₎₎
関連記事➤茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
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