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桑名市にて瓦屋根の棟の歪みズレから雨漏れ!棟瓦取り直し工事の施工手順
桑名市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
棟瓦の歪みやズレが生じ雨漏れを引き起こしました。棟瓦取り直し工事で雨漏れは止まるという事で、漆喰工事を依頼しました!奇麗になった漆喰の白色が甦り棟の歪みも取れ新築同然になりました!
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:3日間
- 築年数:約40年
桑名市にお住まいの皆様いつもブログをご覧頂き有難う御座います🙇街の屋根やさん四日市店でございます。
今回は、桑名市の瓦屋根のお宅で、棟瓦の取り直し工事を施しましたので、施工手順についてご紹介したいと思います!
実際に瓦屋根の漆喰劣化でお悩みのお客様の参考にして頂きたいと思います(^^)/
瓦屋根修理したいけど…どこに頼めばいいの?と悩んでおられる方は、
1級かわらぶき技能士・1級建築板金技能士・1級塗装技能士が在籍する、
街の屋根やさん四日市店に、安心してお任せくださいね!!
お客様のご都合に合わせたご提案をしていきますのでお気軽にお問合せ下さい (^▽^)/
棟瓦取り直し工事とは?
棟とは瓦屋根の登頂部にある始終端に鬼瓦がある部分を言います。この棟瓦の漆喰が劣化したり地震などで、月日が経つと歪んだりズレたりして行きます。そのままにしてしまうと雨水の浸入口を作る事になり雨漏りを引き起こしてしまうので、この棟瓦部分を一旦取り外し、新しい葺き土と漆喰を塗り、棟を真っ直ぐに積み直す工事の事を言います。また既存の冠瓦とのし瓦を積み直すので、【棟瓦積み直し】ともいいますよ!
今回行う漆喰工事は、棟瓦取り直し工事で、瓦交換は行いませんが、葺き土や、漆喰を運んだり、瓦屋根から、古い葺き土を降ろさなければいけません!
その作業を軽減してくれるのが、この瓦揚機です。【荷揚げ機】とも呼ばれます!梯子のレールを荷台が通り、ワイヤーを使って荷台をウインチによって引き上げたり降ろしたりできる機械です。
瓦屋根の上は、必ず勾配があります!この勾配のある瓦の上には物が置けません!必要な材料や道具、冠瓦とのし瓦を置く場所を作って行きます。
専用の金具で、瓦の裏に引っ掛けて、貫板を設置していきます。この上に物を置く事になり、足場としても使用します。
写真に御座います👈矢印部分に鉄筋棒がありこれに銅線が止めてあり冠瓦は固定されています。この銅線によって台風や、強雨風に耐えています!
こちらを最初に取り外し、冠瓦を取り外して行きます!
銅線を切り冠瓦を一枚一枚取り外して行きます。この時先ほど設置した、材料置場に冠瓦が落ちないよう置いて行きます。
桑名市の瓦屋根は、四段に熨斗瓦(のし瓦)が積まれていました。瓦屋根は、家を建てた棟梁のセンスや家主の希望で、のし瓦の積み段数が異なります!一般的には、3段4段が主流ですが、格式高い瓦屋根は、6段や10段といった瓦屋根も御座いますよ!
のし瓦の間にある葺き土を撤去し、土のう袋に入れていきます。のし瓦は、また積み直しするので、邪魔にならない所に置いておきます。
最後の(一段目)のし瓦を取り外すと、葺き土と漆喰が出てきます。この葺き土と漆喰を新しく取り換える工事が棟瓦取り直し工事です。
全ての棟瓦【冠瓦・熨斗瓦・葺き土・漆喰】が撤去完了しました!。葺き土など取り除く際は、下に落ちない様気を付けながら、ちり取りなどを用いて葺き土を取り除く作業は大変でした!この次の作業のため、大量の土のう袋を瓦揚機で下に降ろし葺き土を瓦屋根に上げていきます!
葺き土をバケツで瓦屋根に上げていき、等間隔に葺き土を敷いていきます。こと時葺き土の両サイドに水糸があるのが分かりますが、この水糸に沿って葺き土をきれいに整えて行きます。真っ直ぐなきれいにな棟瓦にする為に重要な水糸になります!
水糸に沿って葺き土を整えていきます。このとき瓦職人さんが使用しているのは瓦専用の瓦鏝(こて)で、スルメ鏝と呼ばれる道具を使って整えてます。
この葺き土の側面に漆喰を塗っていきます。棟瓦の三日月型の部分になりますよ!
新しい葺き土の側面に漆喰を塗っていく作業になります。この漆喰を塗る範囲はのし瓦との十分な隙間が必要になります。
黄色い矢印部分に十分な隙間が必要です。漆喰の盛り過ぎは、雨漏れを引き起こす原因になる事があります。
その理由は、棟瓦の漆喰「三日月部分」に、のし瓦から降り注いだ雨水は瓦の裾に流れて行き、裾の下端(のし瓦)からポタポタと滴り落ちるはずの水分は、引力と毛細管現象で棟内部に誘引されてしまい、雨漏れを引き起こしていきます!
のし瓦の一段目を水糸に沿って積んでいきます。
最初に撤去した、冠瓦を固定する銅線を、等間隔に設置していきます。この銅線によって一枚一枚の冠瓦を固定して完成する事になります!
一段目の熨斗瓦の上に、また葺き土を葺いていきます。この葺き土で熨斗瓦が山型になる様に積んでいきます。
葺き土を葺いた所に、二段目の熨斗瓦を積んでいきます。この時もまた、水糸が頼りになりますので、水糸に沿って二段目も積んで行きます!雨水が垂れる様山形になる様にします。
三段目の熨斗瓦が積み上がった所です。
こちらは四段目の熨斗瓦を積んでいる状況です!
ここまできたら後は冠瓦を積んで完成する事になりますよ!
冠瓦を積むための葺き土を葺く時は、冠瓦の頂点に葺き土が乗る様に葺いていきます。葺き土も大量に葺くと冠瓦の隙間から侵入した雨水で流れでる事があるので、この様な葺き土の葺き方を行います。
「葺く」と言う言葉は、屋根専門用語で、屋根を瓦などでおおうという意味を示します!
先ほどの葺き土に冠瓦の頂点部分にきちんと乗っている事がお分かりになります!冠瓦のくぼみに重なる様に冠瓦を重ねていきます。
最初に取り外した、鉄筋棒に銅線で冠瓦を固定していきます。銅線は時間が経ってからしっかりと固定するのが理想です。
それは、葺き土が乾燥して落ち着くと棟瓦が少し沈むためです!銅線が緩まないようにするためなのです。
鬼瓦部分の漆喰も塗り直して、棟瓦取り直し工事が完成しました!
棟瓦が真っ直ぐになった状態です!これで雨漏りは止まり、数十年は安心して暮らして行けますよ!!
桑名市のみな様今回の棟瓦取り直し工事の施工手順はいかがでしたでしょうか!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
瓦屋根をお持ちの桑名市のみな様方の漆喰に対する不安や悩みが少しでも解決出来たら嬉しいです。
実際に漆喰工事をお考えのお客様は、街の屋根やさん四日市店までお気軽にご連絡下さいね。
1級かわらぶき技能士・1級建築板金技能士・1級塗装技能士が在籍してますので、安心してお問合せ下さいね (^▽^)/
お客様のご都合に合わせたご提案をさせて頂きます! (^_-)-☆
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