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下伊那郡阿智村 屋根カバー・外壁塗装工事
【工事のきっかけ】
他社と比較してくださり、最終的には
工事の内容と金額で
ご依頼いただきました。
基本情報
- 施工内容:外壁塗装
- 施工期間:38日間
- 築年数:12年
- 使用材料:【屋根】ニスクカラーProGHシリーズ【外壁】エポパワーシーラー,リファインMF-IR,アステックプラスS
下伊那郡阿智村で行った屋根カバーと外壁塗装の工事のご紹介です。
遠目で見る限りは「少し色褪せしてきたかな?」という程度でしたが、詳しく見せてもらうと予想以上に劣化が進んでいました。
屋根材はケイミュー社のニューザルフグラッサという商品でした。
塗装によるメンテナンスができない屋根材なので、カバー工法か葺き替えによるメンテナンスをお勧めしています。
「ニューザルフグラッサ」は、2004年~2006年まで製造されていた屋根材で、この屋根材の後継が「コロニアルグラッサ」だそうです。
「ニューサルフグラッサ」は、経年劣化によるクラックが発生する事例が多く、再塗装をしたとしても、数年後にはクラックがまた発生する可能性が高いのです。
詳しく点検すると、屋根材が完全に割れてしまっている個所も何カ所かあり、棟際にも割れが見られました。
「ニューザルフグラッサ」は見分けるのが難しいのですが、2007年頃迄に建てられたものかどうかが一つの基準となります。
今回は気付くことができて良かったです。
施主様には塗装ができないことをお伝えしていくつかお見積もりを出したところ、最終的にはカバー工法を選択してくださいました。
足場を組むのにも図面が要りますので、事前に現調するところから始まります。
こうした足場の必要な工事になる場合、家の図面等があると助かります。お借りすることがあるかと思いますが、どうかご了承ください。
図面に沿って、当日は迅速に足場の設営ができいきます。
塗装作業に入るまでにいくつか工程があります。
洗浄作業、下地処理、養生作業などですが、どれも大事な工程です。
洗浄作業でしっかりできるだけ汚れを落とし、下地調整をします。
その後、余計な場所に塗料が付いてしまわないように養生作業をします。養生テープが塗装した箇所の境目になるので、養生の出来が塗装の出来に直結します。
軒天、雨樋や霧除けなど「付帯部」と呼ばれる部分もしっかり塗装しました。
屋根や外壁の塗装をする場合、一緒に行ってしまうのが一般的です。
足場を組んでせっかくきれいに塗装するので、付帯部だけわざわざ塗装しないという選択をすると、付帯部だけ汚れが目立ってしまいます。
また後になってやっぱり塗装したいということになると、再度足場が必要になってしまいますので、一度で済ませた方がコスト削減になります。
足場の設置については、労働安全衛生規則というものがあって、第518条に「事業者は、高さ2メートル以上の箇所(作業床の端、開口部を除く)で作業を行う場合において墜落により労働者に危険をおよぼすおそれのあるときは足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない」と定められているのです。
外壁に使用した塗料は、下塗りにアステックペイント社の「エポパワーシーラー」、上塗りに「リファインMF-IR」です。
外壁材は窯業系サイディングです。おそらく一般住宅で最も目にすることの多い外壁材だと思われます。原料がセメントなので、塗装による防水加工をしてあげなくてはなりません。ボード自体の寿命は30~40年と言われていますが、目地や表面の劣化が現れるのでメンテナンスの目安は7~8年です。
窯業系サイディングの外壁は、ボードとボードの間をコーキング材で埋めて施工しますが、セキスイハウスなどで建てられたお宅は「ガスケット」というゴム状のものが使われています。
ガスケットの寿命は正しく施工されていれば30年程度とされており、通常のコーキング材より長持ちします。
今回のお宅も目地の部分は問題がなかったので、外壁材のメンテナンスのみで済んでいます。
日当たりの悪い側の外壁にカビなどの汚れが見られたので、今回は「アステックプラスS」という防カビ剤を塗料に添加します。
日本の防カビ塗料は、JIS規格で試験菌13菌のうち特定の3~5菌に効果が認められれば認定されるそうです。これに対してアステックペイント社の防カビ剤はJIS規格の認定菌13菌を含む500菌を阻止することができるとされており、防カビ塗料としてはとても高性能です!
今回、外壁はツートンカラーで仕上がります。
ご家族皆さんで色を選んでくださいました。
2階部分は「モカ」1階は「スムースクリーム」という色です。
まず既存の雪止めなどを撤去して屋根をフラットにします。
軒先に「唐草」と呼ばれる水切り用板金を取り付け、ルーフィングを施工します。
金属屋根を張り、棟板金を施工して完成します。
今回は「換気棟」を取り付けています。屋根裏にこもる湿気や熱を自然に放出してくれる役目があります。
使用した屋根材は「ニスクカラーPro GH」です。
日鉄鋼板株式会社の「次世代ガルバリウム鋼板」と呼ばれる「エスジーエル」を採用した屋根材です。
GHシリーズとGCシリーズの二種類があります。
GHシリーズはエレガントな外観をお好みな方に、GCシリーズは耐久性・耐候性の高い屋根をお望みの方にオススメとされています。
足場を撤去する前に最終確認を行い、仕上げの塗装などを行って完成となります。
ご家族で選んでいただいたツートンカラーの色合いはとても美しく、新築のように素敵な仕上がりになったと思います。
こうしたカラーシミュレーションも行いますので、お気軽にご相談いただきたいと思います。
街の屋根屋さん飯田、伊那店ではお客様のご要望やニーズに合わせて一緒に考え、お客様にあった最善の提案をさせていただいております。
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