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塩尻市屋根工事:瓦から軽量金属へ葺き替えで耐震性向上:施工手順を詳しく解説
塩尻市 屋根葺き直し
【工事のきっかけ】
以前よりご愛顧いただいていたお客様から、実家の屋根をリフォームしたいが、どんな方法があるか教えてほしいというお問い合わせがありました。
現地調査に伺うと瓦屋根の2階建て、入母屋屋根でした。重い瓦から軽い金属屋根に葺き替えることで耐震性も向上しますというご提案をさせていただき、工事させていただくことになりました
基本情報
- 施工内容:屋根葺き直し
- 施工期間:10日間
- 築年数:50年
- 保証年数:塗膜20年/赤錆20年
穴あき25年保証商品
塩尻で屋根工事を行いました。
瓦屋根から軽量ガルバリウム鋼板への葺き替え工事です。以前からお付き合いのあるお客様から、ご実家の屋根のリフォームをしたいというお問い合わせがありました。瓦を金属屋根に葺き替えることで耐震性が向上するとご説明し、工事させていただくことになりました。
新しい屋根材はフッ素樹脂塗装をしたガルバリウム鋼板に硬質ウレタンフォームを断熱材として裏張りしたニチハ株式会社の【横暖ルーフプレミアムS】です。
この工事の手順を写真付きで詳しくご紹介していきます。
街の屋根やさん松本諏訪平店では経験豊富な有資格スタッフが屋根の症状に応じた適切なご提案をしています。屋根にお困りごと、お悩みごとがある方一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ。
〇この工事の現場 塩尻市はこんな街
塩尻市は松本盆地の南側、長野県のほぼ中心に位置する人口6.7万人の都市です。特産のブドウを使ったワインは世界的にも有名で、平出遺跡は古の歴史を、奈良井宿や木曽漆器は歴史と伝統を感じさせる街です。また、基幹産業の製造業も活発で、ものづくりの街でもあります。
工事前に安全対策の足場をかけます。屋根工事だけではメッシュシートは掛けなくてもいいのですが、この後外壁塗装も行うので、メッシュシートを掛けています。これで安心、安全に作業することができます。
下屋根に鉄骨のベランダが乗っていましたが、屋根葺き替えやカバー工法の場合、この屋根上に乗っているベランダが厄介なものになります。既存の屋根にベランダの床面が水平に乗っているのですが、屋根が変わると今の屋根から高さが変わってしまいます。少しくらいなら調整も効くのですが、今回は瓦からガルバリウム鋼板なので、屋根材の厚さが全然違います。調整が効く差ではありません。
お施主様とも相談しましたが、ご高齢でほとんど2階はお使いではないということで、撤去させていただきました。
屋根工事が始まりました。
まずは古い瓦を撤去するところから始まります。瓦は1㎡あたり16枚使います。168㎡の屋根だったので、2700枚くらいある計算です。これをまずは手で外します。瓦は引っ掛け葺きと言って桟木(さんぎ)という角材に引っ掛けて止めています。今は釘止めが義務化されていますが、昔は桟木に引っ掛けているだけです。撤去するのは簡単なのですが、地震が来れば簡単に落ちてしまいます。
因みに瓦の止めかたは土葺きという方法もあります。土で瓦を止める方法です。当然土が乗るので引っ掛け葺きよりもさらに重くなります。ただ、松本市周辺、諏訪市周辺で私が知る限り土葺きの屋根は見たことがありません。地域性なのか、文化的なものなのかわかりませんが松本諏訪周辺では瓦=引っ掛け葺きと思っていいかと思います。
立地条件にもよりますが、今回は周辺に建物がなく、高圧線などもなかったのでクレーンを使って瓦を下ろしました。クレーンのアームにモッコという金属製の袋を取り付けてそこに屋根上から瓦を入れます。クレーンで吊るして下で待機しているトラックに入れて廃棄場まで運びます。
瓦は1枚3.6㎏、2700枚の瓦だったので9700㎏、10t近い瓦が乗っていたことになります。
瓦を撤去すると、瓦をひっかけていた桟木と、ボロボロになったルーフィングが見えてきます。桟木とルーフィングも撤去します。
すると、その下から野地板(のじいた)という屋根材の下地板が出てきます。
昔の野地板は文字通り杉などの板材を使っていました。板と板の間には換気のための隙間が開けられています。ルーフィングがボロボロで防水機能がありません。瓦の下に入ってしまった雨はこの野地板の隙間から室内へと入り雨漏りにつながってしまいます。
今は野地板ではなく棟(むね)や軒天(のきてん)から換気する方法がとられているので、新築もリフォームも野地板には910㎜×1820㎜ 厚さ9㎜もしくは12㎜の構造用合板を使います。
次にルーフィング(防水シート)を貼っていきます。ルーフィングの種類は様々ありますが、耐久性、コスト面から弊社では軟質弾性プラスチックルーフィングを使用します。樹脂製のルーフィングなので簡単には破れません。紫外線が当たる建材ではないので劣化もほとんどしません。半永久的に効果があるルーフィングです。
本来ならば屋根全体を瓦撤去からルーフィング敷設まで1日で終わらせたいところですが、今回は大屋根とした屋根があり、168㎡と面積も大きかったので、大屋根を初日に終わらせ、2日目に下屋根を行いました。ルーフィングまで終われば万が一夜雨が降っても雨漏りすることはありません。
そのあとで屋根材を取り付けていきます。
屋根材はニチハ株式会社の横暖ルーフプレミアムSです。ガルバリウム鋼板に断熱材として硬質ウレタンフォームが裏張りされている屋根材です。
10t近い瓦が乗っていた屋根ですが、
屋根面積 168㎡÷構造用合板 1.65㎡=構造用合板 102枚
構造用合板 14.5㎏/1枚×102枚=1485㎏
横暖ルーフ 0.8㎡/1枚
屋根面積 168㎡÷0.8㎡=210枚
横暖ルーフ 3.7㎏×210枚=777㎏
ルーフィング 130㎏
1485㎏+777㎏+130㎏≒2400㎏
4分の1以下の重量になりました
瓦屋根は地震に安心な屋根になりました
街の屋根やさんでは有資格の経験豊富なスタッフが対応させていただきます。屋根にお困りごと、お悩みごと、不安、不満がある方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。点検、調査、お見積もりは無料です。無料点検のご案内は下の左の画像をクリック!お問い合わせは下の右の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ。
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