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【塩尻市】母屋のスレート屋根と土蔵のセメント瓦を塗装|タスペーサーで雨漏り防止!
【工事のきっかけ】
築40年を超えるご自宅の屋根。
「最近、色あせが気になってきた」とお客様からご相談をいただきました。
屋根の素材は母屋がスレート瓦(コロニアル)、そして土蔵はセメント瓦。
どちらも塗膜の防水性能が落ちると、水を吸い込んでしまい、ひび割れや苔の発生につながります。
冬場の凍結膨張による割れも心配ということで、今回は塗装によるリフレッシュをご提案いたしました。
地域の寒冷地条件に合わせ、耐久性・防水性の高い塗料を選定しています。
基本情報


- 使用材料:水谷ペイント パワーシリコンマイルドⅡ/関西ペイント アレスダイナミックルーフ

塩尻市は寒暖差が大きく、屋根の劣化が進みやすい地域です。
特にスレートやセメント瓦は、塗膜が切れると一気に水を吸い込み、冬場に凍って膨張、割れが発生します。
今回は母屋と土蔵、異なる素材の屋根をそれぞれに最適な塗装方法で再生しました。
この記事では、洗浄から仕上げまでの手順を、初めての方にも分かりやすくご紹介します。
セメント瓦は名前の通り、モルタルに近い素材でできており、塗膜が切れると水を吸い込んで重くなり、苔が生えやすくなります。
スレート瓦(コロニアル)は軽量で人気のある屋根材ですが、表面が薄い塗膜で保護されているため、紫外線や雨で劣化しやすいのが特徴です。
高圧洗浄で両方の屋根に付着した汚れ・苔・旧塗膜をしっかり除去し、塗料の密着を高める下準備を行いました。
🧩タスペーサー装着で毛細管現象を防ぐ(スレート屋根)

スレート屋根には、塗装前に「タスペーサー」という小さな部品を差し込みます。
これは、塗料で瓦の隙間がふさがってしまうと起こる“毛細管現象(けっさいかんげんしょう)”を防ぐためのもの。
毛細管現象とは、塗膜で隙間が密着して雨水が逆流する現象で、雨漏りの原因になります。
タスペーサーで適度な隙間を確保することで、雨水がスムーズに流れるようになり、屋根の通気性も向上します。
🎨下塗り作業(水谷ペイント・エポックマイルドシーラー使用)
下塗りには**水谷ペイント「エポックマイルドシーラー」**を使用しました。
この塗料は高浸透性の樹脂が下地の細かなひびや空隙にしっかり入り込み、密着力を高める“接着剤”のような役割を果たします。
特にセメント瓦やスレートのような多孔質素材に適しており、吸い込みムラを防いで均一な塗膜形成をサポートします。
セメント瓦の銀黒色部分には、さらに専用の下地材を重ね塗りし、より深みのある艶を出しました。
🖌中塗り・上塗りで艶と防水性を復活(水谷ペイント・パワーシリコンマイルドⅡ)
仕上げ塗料にはパワーシリコンマイルドⅡを使用。
この塗料はアクリルシリコンに紫外線吸収剤を配合しており、一般的なシリコン塗料よりも長持ちします。
耐候年数は約20年と、フッ素塗料に匹敵するレベルです。
中塗りで色を均一に整え、上塗りで光沢と防水性を高めます。
セメント瓦はまるで陶器瓦のような艶やかさに、スレート屋根も深い輝きを取り戻しました。
塗装後は雨粒がコロコロと転がり、撥水性能の違いを実感できる仕上がりです。
母屋のスレート屋根は、施工前に比べてまるで別の建物のよう。
深みのある艶と滑らかな表面が太陽の光を受けてキラッと輝き、雨上がりには水玉が転がるほどの撥水性を実感できます。
土蔵のセメント瓦も、かつてのザラついた質感が嘘のようにしっとりと艶を帯び、まるで陶器瓦のような美しさに仕上がりました。
塗装後の雨音も柔らかくなり、「以前より静かになった気がする」とお客様から嬉しいお言葉もいただきました。
これは塗膜による防水層が均一に整い、屋根全体がしっかり密閉されている証拠です。
また、遠目から見ても屋根の色味が建物全体の印象を引き締め、古き良き土蔵の佇まいと現代的な母屋が見事に調和。
耐久性・美観・防水性の三拍子がそろった、安心の仕上がりとなりました。
🧡まとめ:美しさと機能を両立させる屋根塗装の大切さ
今回のように、屋根材が異なる建物(スレートとセメント瓦)でも、それぞれの特徴を理解したうえで適切な塗料と工程を選べば、長持ちする仕上がりが実現します。
特に塩尻市のように冬の寒さが厳しい地域では、塗膜の防水性が家を守る「見えないバリア」となります。
屋根塗装は見た目を整えるだけでなく、建物を延命する大切なメンテナンス。
「雨漏りしてからでは遅い」と言われるように、早めの点検と塗り替えが将来の修繕費を大きく減らします。
私たちは今後も、地域の皆さまの大切な家を守るパートナーとして、誠実な施工と丁寧なご説明をお約束します。
💬お客様の声
「土蔵までお願いして本当に良かったです。
屋根の色艶が甦って、毎日家を見るたびに気持ちが明るくなります。
職人さんも明るく丁寧で、作業のたびに声をかけてくれたのが安心でした。」
お客様からいただいたこの言葉が、私たちの何よりの励みです。
今後の点検時にも屋根の状態を確認し、長く美しく保てるようサポートいたします。
👷♀️担当者よりひとこと
今回の現場では、異なる屋根材ごとに下塗り・中塗り・上塗りをきっちり分けて施工しました。
特にセメント瓦は吸水率が高いため、シーラーの浸透具合を確認しながら慎重に塗り重ねています。
塗装後に「雨の流れがスムーズになった」とのお声を聞けて本当に嬉しく思います。
これからも塩尻市の気候や風土を知り尽くした地元の職人として、一軒一軒、心を込めた施工を続けていきます。
🏔地域コラム:塩尻市の屋根が長持ちする3つのポイント
塩尻市は標高が高く、冬場は放射冷却によって早朝に霜が降りることも多い地域。
屋根の塗膜が劣化していると、その霜や氷が小さなひび割れを広げてしまうことがあります。
屋根を長持ちさせるためには、
①定期的な洗浄で苔・汚れを落とすこと
②早めの下地点検と塗り替え
③寒冷地対応塗料の使用
この3つを守ることが重要です。
私たち街の屋根やさん松本諏訪平店では、塩尻市を中心に、地元気候に最適な塗料や工法をご提案しています。
「雪や霜で屋根が傷んでいないか心配」という方は、無料の屋根診断をご利用ください。
🔶 屋根の色あせや苔の発生が気になったら
まずは無料点検・お見積もりをご利用ください。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
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〒399-0734
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