ホーム > 中央市で陸屋根シート防水工事・屋上バルコニートップコートを施…
中央市で陸屋根シート防水工事・屋上バルコニートップコートを施工し、防水性を回帰!
中央市 陸屋根
【工事のきっかけ】
お隣様の屋根で弊社がドローン点検をしており、お声掛けいただきました。
2、3年前から陸屋根に水が溜まるようになってきており、心配されていたそうでございます。
ちょうど弊社が居合わせて、屋根やということで、すぐに点検・調査をし、現状をお写真を踏まえてご報告しました。
お見積りを作成し、ご説明・お話をする中で、悪い人ではないと感じていただき、工事をお任せいただけました。
基本情報
- 使用材料:塩化ビニル系シート・絶縁シート・脱気筒・塩ビ被覆鋼板・改修用ドレン・ウレタン樹脂・ポリマーセメントモルタル・専用プライマー・トップコート
こんにちは!街の屋根やさん山梨店です!
今回は、中央市で屋上シート防水工事・バルコニートップコート防水工事が完工いたしました。陸屋根、バルコニーに関しては、それぞれの状態に合った防水工事を施工しました。
現場調査から振り返っていきます。まず、お客様が防水と壁の間に水が溜まる箇所という点を、隈なく調査いたしました。笠木(かさぎ)板金とシート防水の捲れた部分に、雨水がまだ残っている状況でした。
こちらの部分は、シート防水が良好であれば笠木板金の張り替え工事を行うことで、雨漏りを未然に解消することができます。
笠木板金の張り替え工事は、
・笠木板金の撤去
・笠木下地の補強として、下地用合板を増し張り
・増し張りした下地に更に、防水シートを敷設
・笠木を固定する、捨て笠木を取付け
・捨て笠木に、新規笠木板金を設置、釘頭コーキング
という工程です。
笠木部分からの雨漏りは、非常に多いので、笠木板金に錆び・腐食・捲れ・浮きなどが見られたらお勧めなメンテナンスです。
陸屋根(2階屋上) シートの剝れ、膨れが目立つ状態でした
部分的にシートの剥がれも目立つ状態でした。
綺麗に直線で切られていることから、何かを撤去した際に、シート防水層ごと切除したものと考えられます。実際に枠組みが跡となって残っていました。
お話をお聞きすると、温水器(長府製作所の温水器SW‐1)の撤去でついてしまった跡のようです。
屋根に設置されている温水器はもちろんのこと、屋上や陸屋根に設置されている温水器の撤去も弊社にお任せ下さい!
再度使用したい方も、脱着し、工事後に正しく設置し直すことも可能です。屋根専門業者でないと、やはり第一の目的が温水器の撤去であるため、屋根・シート防水層を残すことまで考えてくれません。
陸屋根(ろくやね)に比べて、バルコニーの防水層はまだ生きていました。こちらは既存の防水層を保護するためにトップコートを塗布することで、見違える程綺麗になります。
基本的な工程は、
・高圧洗浄
・ケレン
・ブロアー
・アセトン溶剤葺き
・プライマー塗布
・トップコート塗装
となります。
トップコートの塗り替えのみのご提案となり、工事費用を節約できます!弊社では、それぞれの場所に応じた防水工事をご提案いたします。またお写真のように看板などの枠組みなどの脱着や、脚立などの移動など、工事に関する全てを弊社にお任せ下さい!
お客様にはお手間は取らせませんし、最大限配慮した工事をさせていただきます。
足場設置後、陸屋根(屋上)のシート防水工事開します
写真のように、平場部(平面部)のシートが大きく切り取られてしまっている様子でした。温水器撤去の際に、枠組み接着面の部分が切断されてしまったと考えられます。
陸屋根(ろくやね)は、建物の屋上に設けられる平坦な構造を持つ屋根のことを指します。一般的な屋根が傾斜しているのに対し、陸屋根は水平または緩い勾配を持っており、屋上として利用されることもあります。
立面部に関しては、笠木(かさぎ)の部分から大きくシート防水が剥がれ、雨水が溜まっている状態でした。
立面部に関してはシートを延長させ、防水性を確保することも可能ではあります。
壁面の下地をモルタルで補修し、シートの末端部をアルミなどの金具で打ち付け固定する方法です。
今回の場合は、アルミのL字型の板を、笠木真下に固定する方法を取るのですが、笠木板金・釘頭にも多少の劣化が見られ、職人同士の検討会議で長く持たないだろう、という決断となりました。
使用材料は耐久性の面から、厚みもある塩化ビニルシートを使用します!
職人同士の検討会議の結果、最も長持ちする防水工事として、平面部をシート防水工事を施工し、立ち上がり部(立面部)には、ウレタン塗膜防水工事を施工することになりました。
シート防水とウレタン防水の合わせ目は、シーリング処理を行い防水性を確保します。ちょうど角の凹みの部分であり、入隅(いりすみ)と呼ばれる部分です。
結論として、平面部はシート防水工事・立面部はウレタン防水工事のハイブリッドで防水工事を行うことをお打合せでもご解説し、決定いたしました。
既存の劣化したシート防水を全て剥がして、撤去します。シート防水工事・ウレタン防水工事に関しても、劣化したシートは必用ないので、全て剥がします。
撤去したら丁寧に清掃を行います。シート防水工事に関しては、シートを2枚敷設するため、下地の凹凸はあまり影響しません。
・FRP防水工事やウレタン防水工事の方が、下地処理を必要とします。
全ての防水工事に関しては言えるのは、ドレンに向って適切な勾配がとれていない場合は、左官工事が必要という事です。
ウレタン防水工事に関しては、塗膜防水工事であり、厚みのある防水材を使用するので、やや下地の凹凸を均せます。
絶縁シート敷設、切付け部に塩ビ被覆鋼板取付け、塩ビシートを被せます
切付け部とは、塩ビシート同士が重なる部分を指し、結合部となります。
シート防水工事において、絶縁シート敷設、塩ビ被覆鋼板取付け、塩ビシートを被せ、IH誘導加熱器で溶着する手順について解説します。
・絶縁シートを敷設する際には、適切な位置にシートを配置し、しっかりと固定します。
・塩ビ被覆鋼板を取り付ける際には、鋼板をシートの上に正確に配置し、固定していきます。
・塩ビシートを丁寧に被せ、シートの結合部(ラップ部分)や端部をIH誘導加熱器を使用して溶着させていきます。
この工程を丁寧に行うことで、シート防水工事を確実に施工することができます。溶着作業では十分な注意を払い、シートがしっかりと密着するようにすることが重要です。
弊社はお客様それぞれの邸宅に最も最適な、オーダーメイドな工事を施工いたします。相見積もりも喜んで承ります!他社さんのお見積り金額やお見積り内容に、「ん!?」と少しでも疑問点がありましたら、お早目にご相談ください(‘◇’)ゞ
防水下地の水分を蒸発させ、塩ビシートの膨れ・破断を防止します
写真の脱気筒は、シート防水通気緩衝工法では必須のもので、シート下地の水分を蒸発させる装置です。下地水分の蒸気による、シートの膨れや破断を防ぐことができます。
シート防水工事とウレタン防水工事をハイブリットで行います。
つまりを起こしていた排水溝も、新しいものに交換しました。
高さがあるものに交換して、落ち葉やゴミが溜まっても雨水が排水される仕様です。
雨樋に設置される落ち葉除けネットに、役割りがよく似ていますね!
▼落ち葉除けネットの設置のご依頼も、よくいただくのでご紹介します(*’▽’)
雨樋の詰まりにお悩みの方へ、落ち葉除けネットがお薦めです
トップコート塗布で、平場部シート防水工事は完成です
トップコートを塗布し、シート防水工事が完了しました!
次は、立面部のウレタン防水工事を施工します。
写真1枚目のように、透明なカバーで養生してから開始します。目的は、ウレタン防水工事の材料の飛散を防ぐためです。
立面部、立ち上がり部などと呼んでいますが、写真の黄色くマークした部分をウレタン防水工事していきます。
ウレタンはウレタン樹脂塗膜を使うため、密着性がよく、施工時に隙間ができにくい特徴があります。
まさに立面部に最適な塗料と言えます。重力がかかる部分に関しては、柔軟性を発揮し、シート防水工事よりも剝れにくい仕上がりとなります。
汚れや古い粘着層の残りを、丁寧にケレンして取り除きます。
次にアセトンをウエスに染み込ませ、丁寧に拭き取ります。アセトン溶剤葺きという作業で、下地を脱脂することができます。
入隅にシーリングを打設・ポリマーセメントモルタルで下地調整
平面部と立面部の重なり合いの部分を、入隅と呼びます。丁度、90度の角の部分です。
異なった防水工事の合わせ目という部分であり、雨漏りがし易い部分ですのでシーリングを打設します。メッシュシートで補強することもございます。
その上からポリマーセメントモルタルを塗布し、下地を平らに均します。
ウレタン樹脂塗膜は厚膜で仕上がるので、多少の凹凸はカバーできますが、工事を担当した自社職人の判断により下地調整を行いました。
弊社では、工事中に下地の凹凸・異常などを見つけた場合は、作業を1度止め、最善策の工事を検討します。
プライマー、ウレタン塗付2回、トップコートで仕上げます
ポリマーセメントモルタルが乾いた事を確認してから、プライマーを塗付していきます。
その後、ウレタン樹脂塗膜を2回に分けて塗布します。
乾燥時間を厳守し、1回で3mm厚の合計6mmに厚の防水層を形成させます。
最期に、お好みの色のトップコートで仕上げます。トップコートもカラーバリュエーションがございます。ベランダ内側や屋上と、ご近所からは見えない部分ですので、明るめなカラーにチャレンジする方も増えています。
時には、お客様が望まれている工事より、工事金額が低いメンテナンスを行うこともあります。
今回の邸宅でも、屋上の陸屋根(ろくやね)と同じように、2階バルコニーも新しく防水工事をするもの、とお施主様はお考えでした。
しかし、防水層がまだ生きていたため、防水層を保護するトップコートの塗布をお勧めしました。
防水層がまだ健全であったため、高圧洗浄で念入りに汚れを落とします。
その後、ケレン作業を行い、下地を研磨します。勾配自体が狂ってしまっている場合や、防水層の剥がれ・膨れがある際は、サンディングによる勾配調整・ガラスマットの敷設などによって対処します。
アセトン溶剤拭きは、プライマーやトップコートの密着性を上げるための脱脂作業です。
アセトンという脱脂効果の高い有機溶剤をウエスに染み込ませ、拭きあげます。
こちらの防水層に関しては、剥がれが小であり、トップコートの塗り替えのみで防水性を充分に回帰できると判断しました。
写真は剝れがあった防水層を、補修した様子です。同時に平面部と立面部の境い目の入隅にシーリング打設を行った写真です。
入隅は平面部と立ち上がり部の接地面であり、凹みとなっている部分です。漏水がし易い部分ですので、2重に防水します。
適切なプライマーを塗付します。ローラーで行い、屋根塗装と同じように後ろに逃げるように塗布していきます。
当然、自分の足跡でプライマー塗布面を汚さない様にするためです。バルコニーに置いてある脚立などのものに関しては、弊社で適切に移動を行い、下までしっかりトップコートの塗り替えを行いますのでご安心下さい。
処分をご検討中のものに関しては、ご相談下さい。工事と同時に格安で処分いたします。
プライマーも乾燥時間が決まっておりますので、上からトップコートを塗布していきます。
トップコートに関しては、乾燥時間を確保して2回塗りで仕上げました。
ベランダトップコートの塗り替え工事は、塗料の乾きも比較的早く、半日程度で終わります。
費用も比較的安く、防水層を保護することができるのでお勧めの工事です。トップコート自体には防水性能は殆どありませんので、防水層の劣化が少ないうちに施工することが重要です。
大体5年以内の塗り替えで、防水層を保護し続けることが可能です。
鮮やかなグリーンの、バルコニーに仕上がりました。朝起きて、バルコニーに出たら明るい気分で一日を迎えられそうですね(‘ω’)
トップコートもカラーバリュエーションがございますので、色見本からお好きな色を選んでいただけます。
芝生の屋上ガーデンの雰囲気に一変しましたね。これからの季節など、こちらでお酒を飲まれたら、さぞ美味しいでしょうね(*’ω’*)
まさにお施主様ご家族専用のビアガーデンといった感じですね!色による防水層の保護機能の差はありませんので、ご安心下さいね。
ドローンで上空から、陸屋根や屋上バルコニーの様子をご確認いただきました。
工事後のドローン撮影は、お客様にも大変ご好評いただいております。工事完了報告書と工事保証書もお渡ししております。
・工事完了報告書には工程毎に整理した写真で、工事の様子を解説いたします。
・屋上シート防水工事は、業界最長水準の5年間の保証をお付けしております。
お客様の笑顔が眩しいですね。
「良い仕事するね!」とお褒めの言葉までいただけました。
こちらこそ、大切なお家の工事をお任せいただき、ありがとうございました。
アフターフォローも充実しておりますので、ご希望の方には一年毎の無料点検も行います。何かあれば、すぐにお宅に伺いますのでご安心下さい!
弊社は中央市の屋根・外壁修理塗装工事を得意としております!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane@clean-reformjp.sakura.ne.jp
株式会社クリーン
〒400-0042
山梨県甲府市高畑1丁目2-17
共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。