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熊本市東区で集合住宅の雨漏りした瓦屋根をコロニアルに葺き替え工事
熊本市東区 アパート
【工事のきっかけ】
集合住宅の一室で天井クロスが剥がれる程雨漏りが起こってお困りの様子でした。
セメント瓦の屋根を確認すると、浮きがある部分や隙間が出来ている箇所があり、雨漏りの原因と考えられました。
今回は経年劣化したセメント瓦から軽いコロニアルクァッドに屋根を葺き替える工事を行いました。
基本情報
- 施工内容:アパート
- 施工期間:約2週間
- 築年数:47年
- 使用材料:コロニアルクァッド・ゴムアスファルトルーフィング『タフガード』
熊本市東区の集合住宅にて、経年劣化によるセメント瓦の浮き・隙間が原因で雨漏りがあり、『屋根の葺き替え工事』を行いました。
2階の一室の天井クロスに変色・剥がれがありました。
室内が雨漏りしているという事は、既に屋根内部に雨水が来ており、湿気も多いという事です。
屋根内部に湿気が多いとカビ・シロアリ・部材の腐食など、二次被害を引き起こす事もあります。
▶雨漏りでお困りの方へ
屋根のセメント瓦は浮きや隙間が見られました
こちらのセメント瓦屋根はラバーロック工法といって、コーキング剤によってL字型で瓦が固定されていました。
しかし、本来固定されているはずの所が外れており、瓦が少し浮いていたり、隙間が開いている所が何か所かありました。
恐らく、このように隙間ができている箇所から雨水が浸入したと考えられます。
セメント瓦自体も経年劣化しており、雨漏り原因である隙間を塞ぐような補修工事だけでは、またすぐに別の箇所から雨漏りする可能性もありました。
その為、今回は既存のセメント瓦を撤去し、『コロニアルクァッドに葺き替え工事』を行う事になりました。
葺き替え工事の際は足場を設置します。
足場設置には別途料金をいただいており、
『できれば足場を設置せずに工事してもらえないか?』
とご質問をいただく事もあります。
しかし、屋根工事において、足場設置が必要な理由が3つあります。
職人の安全確保 |
2m以上の高さがある場所での作業は、労働安全衛生法により足場組立等の安全対策が義務付けられています。
(一般的に2階建て住宅の場合、屋根は6~8mほどの高さになります。)
足場を設置する事で、職人や部材・工具の落下を防ぎます。 |
作業品質の向上 |
足場を設置せずに工事を行うと、不安定な中で作業を行う事になり、施工品質が低下する可能性があり、作業効率も下がります。
足場を設置する事で、高品質かつ短期間で工事する事ができます。 |
周辺への飛散防止 |
飛散防止シートを取り付ける事で、周辺に塗料(塗装工事の場合)や埃が飛び散るのを防ぎます。
お客様だけでなく、周辺住民が快適に過ごす為にも足場の設置は必要です。 |
足場を設置しないと、結果的にお客様や周辺の方々にご迷惑をかけてしまったり、トラブルの原因になってしまいます。安全で高品質な工事を行う為にも足場の設置にご理解をお願いします。
▶足場の設置について詳しくはこちら
既存のセメント瓦を手作業で一枚ずつ剥がしていきます。
セメント瓦には雨漏りの原因である隙間が何か所もあり、経年劣化も見られました。
セメント瓦は定期的に塗装が必要ですが、約10年ごとに塗装メンテナンスを行ったとしてもだいたい30年程で寿命を迎えます。
瓦を剥がした状態です。
雨水を建物内に入りこまないようにする防水紙、瓦を留める為の桟木の劣化が見られました。
経年劣化に加え、雨水が入り込んだ事で劣化が進行したと考えられます。
屋根の下地補強の為に、野地板を重ね張りします。
例え屋根材を新しくしても、劣化した下地のままではしっかり固定する事ができません。
野地板を重ね張りをする事で屋根の強度も上がります。
『ルーフィング』と呼ばれる防水シートを張っていきます。
ルーフィングは雨水が建物内に入らないように防水する役割を持ち、屋根に欠かせない下地材です。
屋根の形状を考えて、軒先→棟(屋根の頂上)の順に張っていきます。
そうする事で雨水が上から下に流れていっても、内部に入り込まないようになります。
▶防水紙の重要性
軒先に『唐草』と呼ばれる板金を取り付けました。
唐草は水切りの役割を持ち、雨水が軒先に流れていった際に水を切って落とします。
もし唐草がなければ、雨水が屋根材を伝って軒天や下地に浸透し、部材の劣化や雨漏りの原因となります。
あまりその重要性は知られていませんが、建物を守る為に欠かせない部材と言えます。
Q.なぜ『唐草』と呼ばれている?
→A.昔は軒先に取り付ける瓦に唐草模様を付けており、その名残で軒先の部材の事は『唐草』と呼ばれています。
屋根材を設置していきます。
今回はケイミュー社の『コロニアルクァッド』というスレート屋根材を使用しました。
ルーフィングと同様に、軒先から棟に向かって順番に取り付けていく事で、雨が内部に入り込みにくくなります。
最後に、屋根を雨水から守る大切な役割を持つ『棟板金』を取り付け、屋根材が全て張り終わり今回の葺き替え工事は完了です。
既存のセメント瓦屋根は、屋根の重量が一坪あたり約150kgと非常に重く、建物への負担が大きく、耐震性の不安もありました。
ルーフィングには雨から室内を守る役割があります。
豪雨時にはどうしても屋根材だけでは防水ができず、屋根内部に雨水が入り込んでしまいます。
その際、ルーフィングがある事で建物内に雨水が 浸入するのを防ぎます。
今回はケイミュー社のゴムアスファルトルーフィングを使用しました。
ゴムアスファルトルーフィングはアスファルトルーフィングにゴムや樹脂を加えて柔軟性がある為、タッカーの針の小さな穴さえも塞いでしまいます。
また、温度の変化にも強く、低気温で割れてしまう事も防ぎます。
建物を雨漏りから守る重要な部材の為、良質で高性能なルーフィングを使用する事をオススメします。
今回使用したケイミュー社の屋根材『コロニアルクァッド』は、現在スレート屋根材の主流素材とも言われています。
コロニアルの特徴として ・安価で施工がしやすい ・軽量である ・カラーバリエーションが豊富 などがあり、非常によく使用される屋根材です。
経年と共に塗膜が剥がれてきますので、10年を目安
に塗装メンテナンスを行う事をオススメします。
▶
屋根塗装についてはこちら
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電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
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〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8
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