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奈良市にて淡路産いぶし瓦屋根の補修工事(袖瓦・風切丸・桟瓦・軒瓦・大棟・隅棟瓦・鬼瓦・巴瓦)
奈良市 屋根補修工事
【工事のきっかけ】
瓦屋根の補修工事についてお問い合わせ頂きました
奈良県奈良市にて
淡路産いぶし瓦の
屋根の補修工事をさせていただきました。
台風や地震で、落下、割れ、欠け、紛失などがあったようです。
その度に施主様が応急処置をされたようですが、私どもにお任せしたいとご連絡頂きました。
早速調査に向かい工事をさせていただきました。
その模様をご紹介させていただきます。
調査に伺うと施主様が
応急処置として
ビニールシートや土嚢でこれ以上瓦を飛ばさない工夫をされていました。とても
危険ですので、皆様はされないようにお願い致します。
必要な時はご連絡くださいませ。
こちらをクリックしてくださいますと問合せ画面になります
無事で本当に良かったです。
土嚢を撤去しますと葺き土が剝き出しになります。
今回は葺き替えではないので、漆喰を載せるための木材を敷きます。
先ほどの板の上に漆喰を載せ、袖瓦を一枚づつビスで固定していきます。
理由は下記の袖瓦の説明欄に書いております。。。
袖瓦とは・・・
破風板部分に使用される瓦のことです。この破風部分を
妻と呼ぶ場合は、妻瓦とも呼ばれます。
ケラバならばケラバ瓦になります。
端の瓦の為、袖が垂れている様子を表した言葉でしょうか。。。
この垂れている部分は袖垂れと言います。
この袖が左側についてるものは左袖(左勝手)、右側についてるものは右袖(右勝手)と言います。
袖の部分の大きさにもよって大きいものは大袖、小さなものは小袖と呼びます。
その屋根に合ったものを使用されるので種類も豊富にあります。
例えば…平袖、紐袖、刻み袖、中付袖、見せ掛け袖、丸覆袖瓦、車袖瓦等々まだあります。
因みに…一般的使用する袖瓦を並袖と呼ぶこともあります。
頭がこんがらがってしまいます。。。
この袖瓦で大事なのは、雨や風の影響を強く受ける箇所の為、必ず、釘やビスで固定しないといけない事なのです。
袖瓦を葺き終えましたら、
風切丸を葺いていきます。
最近では見かける事が少なくなりましたが…
強風時、妻側に当たった風が巻き上がり、瓦を持ち上げてしまうのを防いでくれる役目があります。
意匠的なものだと思ってる方がほとんどですが、瓦には一つ一つ役割があるのです。
桟瓦は新しい瓦で差し替えます。
軒瓦も同じく新しい瓦に差し替えます。
こちらの
袖瓦も落下したものを撤去し、新しく葺きました。
鬼瓦は既存のものを
再利用し、
巴瓦は施主様のご意向もあり、
鶴巴にしました。
縁起物の
飾り巴瓦は
長寿、家運隆盛を意味します。
未来永劫一族が継続していくように反対側の
巴瓦に
亀巴を使う事が多いのです。
『鶴は千年、亀は万年』ですね。
いかがでしたでしょうか。
今回は
淡路産いぶし瓦の
屋根の補修工事の模様をご紹介させていただきました。
屋根瓦にも沢山の種類があり、
一つ一つ役割を担っています。
私も人間界の中で小さくても大事な何かを担える人でありたいと思います。
点検、ご相談、お問い合わせはこちらをクリックしてくださいませ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
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〒639-1038
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