ホーム > 笠間市で太陽熱温水器が設置され下地の弱った切妻屋根に下地補強…
笠間市で太陽熱温水器が設置され下地の弱った切妻屋根に下地補強を行い七寸丸で仕上げ
笠間市 倉庫
【工事のきっかけ】
倉庫屋根に雨漏りがあり、自然災害の被害も多少受けていましたので、どちらも相談できる屋根屋さんを探していました。
インターネットで検索してみると、工事の事例やお客さんの声
が分かりやすく載っているホームページがありました。
そのホームページを運営している街の屋根やさんつくば稲敷店に、電話してみると現地確認に来ていただけると言われ安心しました。
火災保険(自然災害)と屋根にとても詳しく、こちらの質問などにも的確に答えて頂いたので、見積もりを頂く前から非常に好印象でした。
見積もりを頂くと、併せて作成して頂いた図面や点検報告書がしっかりしており、見積もりも納得いく金額でした。
家族会議を開き、満場一致
で街の屋根やさんつくば稲敷店にお願いしようと決まりました。
工事中も清掃を毎日行ってくださったし、毎日の進捗状況も伝えてくださったので、不安は一つもありませんでした。
サービスで雨樋の清掃や太陽熱温水器の清掃も行ってくださったので、感謝しかありません。
母屋の屋根もメンテナンス時期が来ましたら、ぜひお願いします。
基本情報
- 使用材料:陶器瓦(和形)・冠瓦(7寸丸)・白なんばん・樹脂製(瓦桟・タルキ)・改質アスファルトルーフィング・針葉樹合板
笠間市の皆様こんにちは!街の屋根やさんつくば稲敷店です(^^)/
太陽熱温水器の設置された、切妻屋根の葺き替え工事を行ったブログになりますが、
和瓦を使用しましたので、匠の技をご覧いただけます!
太陽熱温水器が設置された屋根にお住いの方は、要チェックです!
下地合板 |
工事前の仕様 |
工事後の仕様 |
防水シート |
黒い防水性の低い商品(商品名不明) |
改質アスファルトルーフィング |
屋根材 |
セメント瓦(廃盤品) |
陶器瓦(和形) |
セメント瓦が葺いてある屋根は、現場調査をすると瓦の浮き沈みが確認でき、下地には
5.5㎜の薄いベニヤが使用されていましたので、湿気や経年劣化で垂れてきていました。
この空いた隙間より、木の枝や葉が入り込んだ状態でした(‘Д’)
その垂れたベニヤで空いた隙間より、雨水が浸入して雨漏りの原因になった状態で、
屋根のタルキの間のベニヤが、ほぼほぼ落ちてきているのが分かりますね。
今回の工事では下地から交換していきますので、不安要素は全て解消できます(*^-^*)
笠間市の今回行う倉庫には、農作業などに使用する道具などがたくさんありましたので、
しっかりと養生してお客様にご迷惑が無いようにいたしました!
当たり前のことですが、養生をしておけば清掃も楽になるんです(^^)/
汚さない・清掃も楽なのでまさに一石二鳥ですね!!
既存の屋根には太陽熱温水器が載っており、現在も活動中で
今後も使用したいと、お客様のご要望もありました!
太陽熱温水器が設置された屋根を工事する際には、一度撤去して再設置か
載せたまま工事を行うかの選択肢となります(^^♪
当店では、ユニック車も完備していますので載せたままの工事も可能になります!
※ユニック車で吊るし工事を行なえます。
太陽熱温水器は水が循環していましたので、コックを閉めて止水し工事に備えました。
太陽熱温水器の載ったセメント瓦の撤去を行っていきます!
既存のセメント瓦をはがしていきますが、所々にベニヤがスカスカな状態の箇所があり、
踏むと抜け落ちてしまう為、安全第一で工事を行ないます(‘◇’)ゞ
骨組みである、屋根タルキの位置を確認して行う大変危険な作業です。
屋根の骨組みだけにするために、下地ベニヤや防水シートをキレイに撤去します。
キレイに撤去しない場合、屋根下地に段差が付き、屋根の下地が曲がってしまう為
気を付けて作業を行わなければなりません(‘◇’)ゞ
骨組み(屋根タルキ)だけにしましたので、すっきりとキレイになりました!
この作業を怠ると次の工程の際に段差が出て影響が出ますので、丁寧に行う作業です。
※今回下地材のベニヤ傷みが著しかったため、ベニヤ板の撤去を致しましたが、
傷みの状態によっては、増し張りをすることにより、処分料や手間の
費用を抑える事も可能です。
昨今では今回使用した針葉樹合板(ラーチ合板)を、下地に貼る事が多くなっております。
針葉樹合板は施工性や耐水性に優れています!
屋根タルキの位置がラーチ合板を貼ってしまうとわからなくなる為、ラーチ合板には墨つぼを
使用して位置が分かるように線を打っていきます。
目視では屋根タルキの位置が分かりずらくなります(‘Д’)
軒先の淀(よど)にかなりの腐食が見られたため、腐食箇所は交換致しました!
交換しキレイになりましたので、気持ちいいですよね(^^♪
当店ではこの防水シートを貼る工程に、重きを置いて作業致します!
防水シートの選定・・屋根の寿命を左右すると言っても過言ではありません。
今回使用した防水シート『改質アスファルトルーフィング』耐用年数約20年です。
商品によっては10年~30年と商品によって耐用年数が変わり、費用も比例して上がりますが、
当店では標準仕様としてこのグレードの防水シートを使用しています!
この防水シートは屋根の要ですので、慎重に確認しながら行っていきます!
(亀裂はないか・穴は開いていないかなど)
両端に1尺5寸(約45cm)の印をし、水糸をピンと張り真っすぐな基準線を出し、
瓦の軒先の出る寸法や、雨樋の位置を確認しながら行う繊細な作業になります。
屋根リフォームの場合は、屋根が曲がっている・歪んでいるなどある為に基準線が必要になります!
防水シートに瓦桟用の墨を印しましたので、印に合わせて樹脂製の瓦桟『エコランバー』を
高圧式エアーくぎ打ち機で固定していきます。
樹脂の瓦桟は腐食しませんが、木材の瓦桟と比べると柔らかいので、
狭い間隔で釘を打ち固定する必要があります。
瓦桟は雨水が滞留して腐食をするケースが多いですが、水抜き穴が樹脂製のエコランバーには
加工されていますし、絶対に腐らない素材なので安心ですね(^^♪
使用する和形の瓦をユニック車を使用して、荷揚げをしていますのでかなりの時短になります!
クレーンを操作する人と屋根上で支持をする人の意思疎通が、円滑にいくポイントです(^^)/
並べ終わった画像をみると、キレイに置かれた瓦がすごくきれいですね!!
令和4年より屋根の基準が改正され、新築や増改築の場合は全ての瓦を釘留めする
『全数釘打ち』が義務化されました。
今回はリフォームになるので該当はしませんが、当店では全ての瓦工事の際には
新基準(全数釘打ち)で工事を行なっています。
軒先瓦はステンレス釘を使用して2本留めしましたので、強風が吹いても
安心していられます(^^♪
※全数釘打ちとは、瓦一枚一を釘留めする事です。
続いて屋根の端部に設置するケラバ瓦の設置となります。
この箇所は職人技術が必要となり,つまり職人の経験と知識が物を言います!
ステンレスのビスでしっかりとケラバ瓦を固定していきますが、
ビスを緩めたり締めたりとケラバの高さを調節します。
落雪防止として和瓦専用の雪止め金具を取り付けていきます!
固定には、ゴムパッキン付きのステンレスビスを使用していますので、
雨水の浸入や錆の発生を抑えてくれます(^^♪
見えなくなる所程しっかりとやらなければ、後で不具合が発生したりしますからね!
いよいよ平瓦を本格的に葺いていく工程となりました!
水糸を水上(棟付近)からしっかりと張り、糸に合わせて葺いていきます(^^)/
瓦一枚に対してステンレス釘を一本打ち、その繰り返しで軒先から棟に向かって葺いていきますが、
屋根の歪みや曲がりなども考慮して葺いていくので、曲がっていないかなどを確認しながら行います!
棟際にももちろん瓦が入りますが、瓦の割り付けによっては、
中途半端な瓦がどうしても入ってしまいます。
そのような時は瓦専用押切りを使用して瓦を切断します。
因みに今回は、瓦の上部を一寸(約3センチ)程切るようになっていましたので、
地上にて50枚以上の瓦を加工しました!
※瓦の割り付け(左右対称になるようになるに屋根の全長を計り、瓦をおさめていく施策)
続いては、ガイドライン工法の下地となる、強力棟を設置していきます。
両側の端に強力棟を設置し、水糸をピーンと張り曲がらないように設置しますが、
高さも一緒に合わせられますので、水糸は一人二役ですね(^^♪
もちろん!固定にはステンレスビスを使用しましたので、錆にも安心です!
なんばんを敷き詰めて、先程加工した瓦を取り付けます
なんばんを敷き詰めた箇所に、先程加工した瓦で屋根を塞いでいきます。
ただ塞ぐだけではなく、高さやねじれ調整しながら塞いでいき、瓦のズレ防止や
固定力をアップさせるためにコーキングを併用します(^^)/
この作業を行う事で、地震や台風(強風)にもご安心頂けます!
樹脂製のタルキを使用する事で雨水の心配がなくなります
棟の骨格になるタルキは、木材ではなく腐食しない樹脂製のタルキを使用します!
瓦桟で多少触れましたが、樹脂製は木材よりも柔らかい為
強力棟の間隔を狭くする事で強度を保ちます(^^)/
またなんばんがタルキの下に入っており、下から支えられていますので、
より強力な棟の下地が出来上がります!
上記の写真のように、樹脂垂木を覆うように白なんばんをなでていきます。
なんばんをなでて鏡面仕上げにする事で、防水性や耐久性がアップしますので、
当店では全スタッフが必ず行う作業です。
鏡面仕上げを行うコテは、左が四半コテ(しはんこて)右がスルメコテという瓦職人の道具です。
こちらを使用してなんばんの鏡面仕上げを行います!
仕上げは冠瓦(かんむりかわら)7寸丸の取り付けを行います!
最後に行う工程は、冠瓦(一番上に付く丸い瓦)の取り付けとなります。
ただ載せればいい訳ではなく、通りがとおる(真っすぐに取り付ける事)ように取り付けなくてはなりません。
ここは、職人の目が利くか利かないか問われる作業なので、手の感覚や目の感覚、
まるで五感を研ぎ澄ませるように行う工程になります。
職人の場合、経験を重ねる事でこのような大事な作業をさせてもらえるようになります!
当店では屋根工事はもちろんの事、
清掃にも力を入れる店舗なんです(‘ω’)ノ
太陽熱温水器のガラスは、清掃する事で集熱性がアップしますので、ぜひお勧めです!
キレイになると気持ちがいいですよね~!!
雨樋は落ち葉などで詰まっており、役目を100%発揮していませんでしたので、
しっかりと清掃させて頂きました(^^♪
当店では、屋根工事を行なった際に雨樋清掃はサービスでさせて頂いています!
雨樋清掃にも手を抜かず一屋根入魂です!
瓦に付いてしまったなんばんをヘラなどで削りだし、濡れたタオルでこすり落としていきます!
毎日、工事後には清掃をしっかり行っていますが、最終日という事もあり
念入りに清掃を行っていきます!
当店のモットーは、【現場入りした時よりも、現場を綺麗にして帰る】です(^^)/
無事に清掃も完了しました!
太陽熱温水器が設置された屋根の葺き替え工事が完了しました!
無事に屋根の葺き替え工事が完了致しました!
工事中は何かとご不便をおかけしましたm(__)m
『笠間市で太陽熱温水器が設置され下地の弱った切妻屋根に下地補強を行い七寸丸で仕上げ』
と題した施工事例ブログはいかがだったでしょうか?
葺き替えをご検討中の皆様のご参考になれば幸いです(^^♪
ありがとうございます。これからも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願い致します。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20
電話 0120-989-742
E-Mail info@kishida-kougyou.com
有限会社岸田工業
〒301-0000
茨城県龍ケ崎市六斗蒔8956-5
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。