強風の影響を受けて金属屋根がめくれあがっている状態でした

お問い合わせのお電話を頂いたのが土曜日でしたが、メールでお写真を確認させて頂いた際に下地が見えていたこともあり、
翌日には現地調査にお伺いさせて頂きました。

現地調査の際の様子をご紹介したブログです。
クリックで飛べますので、宜しければご覧下さい。
⇒屋根がめくれあがっていた住宅の現地調査

築35年ほど経っている平屋住宅でしたが、一度もメンテナンスをしていないとのことでした。
屋根の状態を確認すると、平屋の瓦棒葺き板金屋根がめくれてしまっていました。
今にも飛んでいきそうな状態で、すぐにでも修理が必要な状態でした。
このようなケースの場合ですと、早急な対応が必要です。

そのままですと雨水が侵入してしまうため、現地調査の際に、応急工事を行いました

今回のお客様は遠方に住まれていたため、現地調査には立ち会えないとの事でしたので、
事前に応急対応のご説明をさせて頂き、許可を得たうえで現地にお伺いさせて頂きました。

事前に頂いたお写真のとおり、屋根がめくれあがって下地が見えている状態でした。

応急対応するにあたり、まずめくれあがっていたトタン屋根を工具を使い真っ直ぐに戻してみました。
一度めくれて変形してしまったので完全には戻りませんが、出来る限り戻していきます。

その後、ブルーシートを屋根の上に覆い、木材をあててビスで固定しました。
あくまでも応急対応ですので、完全な修理ではないので長くは持ちません。

お見積書提出後、お客様のご承諾を得て本工事を行いました

お見積書提出後、お客様で火災保険の申請を行われている最中でしたが、
どちらにせよ修理をしたいので先に工事を行ってしまって構わないとのお話でした。
下地の劣化も激しかったので、なるべく早い日程で工事を行えるよう日程を組ませて頂きました。

下地の黒い部分は雨水が侵入した形跡です。
屋根のめくれあがっていた部分は下地すらなくなっていた状態でした。


火災保険はどんな時に使えるのか？？
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⇒火災保険とは？？

下地材の交換作業

今回はめくれあがっていた金属屋根部分のみの修繕工事を行いました。

既存の屋根下地を解体し、新しい下地を設置しました。
部分交換でしたので、一列のみの交換です。

『街の屋根やさんいわき店』では、一部交換などの小工事から屋根全体の工事まで様々な工事形態に対応しております。
どんな些細なことでも気兼ねなくお問い合わせください。

アスファルトルーフィングの施工

下地材の施工が終わったら、二次防水であるアスファルトルーフィングを敷いていきます。

一番上に葺く屋根材から雨水が侵入してしまった場合、下地材に雨水が伝わってしまうのを防ぐ役割をするのが二次防水です。
一次防水は一番上になる屋根材のことを指します。

新しい金属屋根材を葺いていきます

アスファルトルーフィングを敷いたら、新しい屋根材を葺いていきます。
今回は一列のみの修理でしたので、使用する屋根材は自社の加工場にて作成したものを使用しました。

「街の屋根やさんいわき店」では、自社で金属鋼板を加工できる機械を所有しておりますので、小工事にも臨機応変な対応が可能です。

寸法に合わせて作成した屋根材を取り付けました。

右の写真で下地がむき出しになっている、棟板金の一部分も一緒に補修を行います。

棟板金を取り付け、完工です

めくれあがっていた部分の金属屋根の交換が終わったら、仕上げ作業に入ります。
屋根の上に重なる棟板金の一部も一緒に交換をしました。
こちらも自社で作成した材料を使用しました。
これでこの部分からの雨漏りの心配はありません。

これから梅雨に入ると、雨漏りのご依頼が増えます。
現在雨漏りしている部分があったり、雨樋が壊れていたりといった箇所がある場合は早めの対策が必要です。

「街の屋根やさんいわき店」では、お見積り・ご相談は全て無料で行いますのでお気軽にご相談ください。