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水戸市で脱落した袖瓦の修理は下地に捨て板金と樹脂垂木を入れ再発防止
水戸市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
二階の脱落した袖瓦と、それに伴い二次被害を受けた一階の瓦破損の修理相談を受け、現地確認に伺いました。
調査を行ったところ、ケラバの木材の下地が傷み、固定力が低下したことが原因でした。
現状と同じ方法で修繕しても、また再発してしまいます。
そこで、腐食した木製下地に替えて耐久性の高い樹脂製を使用し、捨て水切り板金と面戸シーラーで万全な漏水対策を施す内容で、再発防止も兼ねたご提案をさせていただきました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:3日
- 築年数:17年
- 使用材料:樹脂製垂木・捨て水切り板金・面戸シーラー・新規M型瓦(袖瓦含む)
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日ご紹介するのは、水戸市で行った袖瓦(ケラバ瓦)の修理の模様です。
昨年末に二階の袖瓦が脱落して、真下の一階の屋根瓦も破損してしまいました。
今回は脱落箇所の修理と、二次被害を受けた瓦の差し替えをお届けしたいと思います(´。•◡•。)ノ
現場調査の記事➤水戸市で二階のケラバ瓦が落ちて一階の瓦も破損!火災保険をアドバイス
水戸市の施工前の現場の様子です。
切妻屋根などの破風部分に設置される、L字型の袖瓦(ケラバ瓦)が二階から落下し、直撃された真下にあたる一階の屋根の瓦も割れてしまいました(>_<。)
お客様は大晦日に家の裏手で地面に落ちた瓦の欠片を見つけられ、屋根材の脱落と破損の被害に気が付かれたそうです。
落下した時に下に人がいなかったのは不幸中の幸いでしたが、まさか瓦が屋根から落ちてくるとは、想定外のできごとでしょう。
こちらのお宅は、広告などでよく見かける某A設計さんの建物です。
他社と比べてリーズナブルな価格設定をするメーカーさんですが、新築で購入されて17年程度で屋根材が落下する事態…なんと言っていいのか( ;ㅿ; )
袖瓦の直撃を受けた一階の屋根です。
破損状況から、かなりの衝撃だったことがうかがえますね。
脱落や破損で瓦が砕けてなくなった場合、そこに突風が吹き込むと、他の瓦が剥がれる危険性がありますので、早めに対処する必要があります。
袖瓦を固定するための木製垂木は、途中から折れてなくなっていました。
瓦の脱落の衝撃でバラバラになったのだと思いますが、ここまで弱くなった理由は
漏水対策の不足です。
一応止水用のスポンジシーラーは設置されていますが、強風を伴う雨が降った場合、これだけでは心許ない備えです。吹き込んだ雨水がシーラーを飛び越えて下地の垂木に浸水し、腐食を促進させてしまった結果、袖瓦の落下に繋がったのでしょう。
下地から修繕するため、スポンジシーラーと木製垂木を全て撤去します。
垂木は木製に替え、
水に濡れても腐食しない耐久性の高い樹脂製を使用します。
樹脂製垂木にぴたりと沿う形で、立ち上げ加工した捨て水切り板金を取り付けました。
捨て水切り板金は屋根の内側に配置する、L字型の板金です。
内部に雨水が入り込んでしまっても、袖部にまで廻らないように適切に排水する役割を担います。
さらに、以前使用していたスポンジシーラーよりも丈夫な面戸シーラーを取り付け、雨漏りや湿気の侵入を防ぎ、お住まいを保護します(•̀ᴗ•́)و ̑̑
三重に漏水対策を施して修繕した下地に、新たに袖瓦を設置しました。
脱落した際に使われていた釘に代わり、錆に強いステンレスビスを用いて袖瓦を固定します。
打ち込んで対象物を固定する釘に対し、ドライバーなどで回して対象物に食い込ませるタイプのステンレスビスは、強風による飛散リスクを最小限に抑え、雨漏りや破損もかなり軽減することができるのです。
瓦が脱落した箇所は西側ですが、同じ仕様で施工された反対の東側の袖瓦も全体的に納まりが悪く、いくつか浮いている箇所が見つかっていました。
足場を架けて瓦職人が入る機会はそうそうありませんので、こちらも下地を解体して修復を行いました。
西側同様に下地を形成し、瓦を元の位置に戻して東側の袖部の補修は完成です。
差し替えを行う一階屋根は、まず破損した瓦を残らず撤去します。
新たに用意したM型瓦を設置して、一階も元の状態に直すことができました
( ´͈ ᵕ `͈ )
こちらのお宅のセラマウントM型瓦は、昨年10月末にメーカーさんが生産が終了しており、今工事で使用した瓦は、在庫分を取り寄せて対応しました。
バケツに入っているのは、二階から落ちた袖瓦と直撃を受けて破損した一階の瓦です。
こんなに大きな割れ物がしばらく屋根に残されていたのかと思うと、想像しただけでも怖い!
普段出入りが少ない場所とは言え、今回はご家族に被害が及ばず幸いでしたが、割れた屋根材をそのまま放置するのは本当に危険ですので、くれぐれもご注意くださいね。
これで全ての作業は終了しました。再発防止のため強化された袖部は、下地からしっかり作り替えたので、風に煽られても瓦が落ちてしまう心配はありませんね。
今回のご依頼は、初めは竣工したハウスメーカーさんに相談したそうですが、『一応もう一社』とお考えになられ、当店にもご相談いただいた経緯がありました。
工事金額は、当店の方が少し高かったようですが、説明の納得度が違ったとのこと!
施工性で選んでいただけた現場!担当者としてもとても嬉しい現場でした(ˊᗜˋ*)♪
K様、この度は工事のご用命をいただき誠にありがとうございました。
お客様の実際のアンケート➤水戸市で瓦屋根の破損部修繕後に親切で細かい説明が決め手だったとの声
割れた屋根瓦を放置すると、雨水が侵入して雨漏りの原因となる可能性があります。
さらに、瓦の割れた部分からの水漏れが防水紙や野地板を傷め、最終的には雨漏りを引き起こす危険も出てきますので、屋根材が破損した時には、早めに修理や交換を行いましょう。
街の屋根やさん水戸店では、屋根瓦を始め化粧スレートや金属屋根など、様々な屋根材に精通した職人が揃っています。大小に関わらずお困りごとがある場合は、ぜひ当店の無料診断をお気軽にご活用ください<(*_ _)>
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