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安曇野市屋根工事|大屋根はジンカリウム鋼板下屋根はガルバリウム鋼板へ葺き替え
安曇野市 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:2週間
- 築年数:30年
- 使用材料:D'sルーフィング
天然石コーティングジンカリウム鋼板
メリッサ
安曇野市で屋根の葺き替え工事を行いました。
既存屋根は厚型セメント瓦、セメントを瓦状に成型して表面を塗装した屋根材です。
色あせや割れが目立ってきたこと、耐震性向上が目的の今回でセメント瓦を撤去して新しく金属系の屋根材に葺き替える工事です。
足場を立てるのが困難な立地だったので足場なしの工事になりました。
瓦を撤去するには本来なら足場が欲しいところですが、安全と効率を配慮した作業となりました。
今回はその瓦撤去の様子をご紹介します。
街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なスタッフが屋根や外壁の問題を解決します。
屋根や外壁にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、一度街の屋根やさんまでご相談ください。
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まずは棟瓦を撤去します。
見えている木材はヌキという棟瓦の下地になるものです。
そのわきにあるのが屋根材本体と棟瓦の隙間を埋めるモルタルです。
ヌキは木材なので雨に濡れると腐食してしまいますが、モルタルがあったおかげで雨水の侵入が少なかったのか、いい状態でした。
ただ、新しい屋根には樹脂のヌキを使うためヌキも撤去します。
瓦を下ろせる場所は1か所しかなく、そこには掃き出し窓があったため、瓦が当たって窓を割ってはいけないので、ブルーシートで養生をして、窓ガラスの破損を防止しました。
瓦は5~6人のバケツリレー方式で外していきます。
不安定な屋根上での作業なので安全第一で作業を行っています。
セメント瓦は1枚がおよそ3㎏、1㎡あたり17枚使用するので、1㎡あたりの重量はおよそ50㎏です。
今回の屋根は大屋根、下屋根合わせて125㎡、枚数で2125枚、総重量で6375㎏(6.375t)になります。
これを人力で下ろすのでかなりの重労働です。
瓦は下に待機しているダンプに積んで産廃業者へ運びます。
2t車で3回分と残った瓦と他の廃材を積んで計4台分の瓦を廃棄します。
弊社は産業廃棄物運搬のライセンスもあるので安心です。
瓦を撤去した屋根の様子です。
細い角材が見えていますが桟木(さんぎ)と言って瓦をこれに引っ掛けて止めるための角材です。
瓦を止めるのに釘やビスなどは使っていないので簡単に外すことができます。
セメント瓦を撤去すると、瓦をひっかけて止める桟木(さんぎ)が出てきます。
桟木に45㎝間隔で下地材を取り付け、この上に12㎜厚の構造用合板を張っていきます。
この構造用合板を野地板(のじいた)といいます。
野地板とは屋根材の下地になる板で、9㎜もしくは12㎜厚の針葉樹の構造用合板を使うのが一般的です。
屋根は木材で骨格を作ります。その骨格の上に張る板が野地板です。
屋根の形状に合わせて加工し、隙間なく張っていきます。
野地板の上にルーフィング(防水シート)を貼ります。
職人の足元にある薄いベージュのものがルーフィングです。
以前のルーフィングは破れやすい紙にアスファルトを染み込ませたアスファルトルーフィングを使っていましたが、ルーフィングも進化をして、今では改質アスファルトルーフィングが一般的です。
弊社ではさらに破れにくい樹脂シートを基板にしたチャンピオンルーフィングを使用しています。
樹脂製なので劣化もしにくくめったに破けることがない丈夫なルーフィングです。
瓦おろしからルーフィングまでを一日で終わらせる必要があります。
ルーフィングまで終わらないと野地板だけもしくは瓦を外しっぱなしの状態だと万が一雨が降ったら雨漏りしてしまいます。
ルーフィングまで終わっていればその心配がありません。
屋根材本体を張る前に軒先にスターターを取り付けます。
ガルバリウム鋼板製で露出している野地板の断面を保護するとともに、ルーフィングの端をしっかり止めるための板金です。
軒先全てに取り付けて行きます。
軒先から上へと屋根材を取り付けて行きます。
今回は予算の関係で大屋根と下屋根を材料を替えて葺き替えます。
大屋根にはジンカリウム鋼板に天然石を特殊コーティングした屋根材【メリッサ】を使いました。
天然石の効果で断熱性、遮音性に優れた屋根材です。
ジンカリウム鋼板とは鉄の基板にマグネシウムと亜鉛、シリコンをメッキ処理した鋼板で、ガルバリウム鋼板と組成はほとんど同じです。
商品名の違いだと考えていただいていいと思います。その鋼板に天然石を特殊コーティングした屋根材がメリッサです。
重厚感があり、天然石がコーティングされているにもかかわらず重さは1㎡あたり6㎏、今回の屋根は大屋根が90㎡なので野地板を含めても600㎏ほどです。
これまでがセメント瓦で1㎡あたり50㎏ほどだったので8分の1程度の重さになります。
30年の長期メーカー保証が付き、今後塗装によるメンテナンスが必要ないので、初期費用は多少高くなりますが、長い目で見ればコストパフォーマンスは高いと思います。
下屋根はガルバリウム鋼板の単板の屋根材を取り付けました。
大屋根と同じように軒先にスタータを取り付け、下から上へ張っていきます。
途中ウィングタイプの雪止めを野地板に固定します。
その上に屋根材を取り付けるので雪の負荷がかかっても外れることはありません。
ガルバリウム鋼板は15年ほどで塗装のメンテナンスが必要です。
こちらの屋根材は1㎡あたり4㎏、下屋根は35㎡なので野地板を含めても160㎏くらいです。
こちらは元のセメント瓦から10分の1程度の重さになります。
大屋根、下屋根とも工事が終わりました。
屋根が軽くなり耐震性も上がり、大屋根はメンテナンスフリーの断熱性、遮音性が高い屋根になりました。
下屋根は少々雨音がうるさくなるかもしれませんが、軽量で丈夫な屋根になりました。
街の屋根やさん松本諏訪平店では屋根や外壁の点検、調査、お見積りは無料で行っています。屋根、外壁にお困りごと、お悩み事、不安、不満をお持ちの方、一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。
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〇現場の安曇野市ってこんな街
安曇野市はおよそ20年前の平成17年10月に豊科町、穂高町、三郷村、堀金村、明科町の5町村が合併してできました。
長野県の中央よりやや北西に位置する人口約10万人の都市です。
水路が豊富で長野県一の米どころ、きれいな水を使ったわさびづくりは全国でも有名です。
水はけのよさからリンゴづくりも盛んです。
農業だけでなく精密工業も盛んです。
北アルプスの玄関口として県内外から多くの観光客ででにぎわっています。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
株式会社イトウ住建
〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
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