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堺市中区で飛んだ棟板金は釘から板金ビスへ打ち替えてしっかり固定|ひび割れや隙間もコーキングで補修!気になる修繕費用は?
堺市中区 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
堺市中区のA様より『昨日の突風で、軒先に屋根の上にある板が引っ掛かって落ちそうです』とご相談を受けて、屋根点検にお伺いさせて頂きました。A様のお宅はスレート屋根で、屋根の頂上に取付けられていた
棟板金が突風被害で飛んでいました。
板金がなくなった事で下地材の貫板が見え、このまま
雨水が浸透すれば貫板の腐食や雨漏りの可能性が高い状態でした。
棟板金は釘で固定されていましたが、その
釘が抜けていたり、半数以上の釘が完全に抜けていた事が原因で突風で飛んでしまったと考えられます。また、
釘を固定する間隔も施工基準とされている455㎜より広かった事も、棟板金の固定力を低下させていました。
屋根点検時にA様から『本日中に飛んだ棟板金を被せてほしい』とご希望があり、また雨漏りリスクを防ぐ為に最低限の仮復旧を行いました。棟板金の固定や、屋根材の軽微なひび割れ・取合いの隙間等の早期補修をお伝えしました。
後日、A様より本復旧屋根修繕工事のご依頼を頂き、本復旧
『棟板金のビス打ち替え』『コーキング補修』を行う事になりました。
棟板金を固定するビスはサビに強い『ステンレス製・板金ビス』でしっかり固定し、ビスの間隔も適正な位置に打ち替えました。スレート材の軽微なひび割れ箇所や、一段下の棟板金とケラバ水切りとの取合い部分の隙間箇所には、コーキング材を充填して防水性を高めました。
屋根の修繕工事後に、写真をお見せしA様に最終確認をしてもらいました。
A様から『台風が来る前に直してくれて、ありがとう!』とお言葉を頂く事ができました。
棟板金は屋根の頂上にある為、突風や台風などの時に被害が最も多い部位でもあります。
台風も発生し上陸の恐れもあります。台風後は皆さまからのお問合せも多く、屋根点検にお伺いするだけでも数ヶ月先になる場合も・・・
今のうちに
屋根の事前点検を済ませて、最小限の被害にくい止める対策を行いましょう!
また、
台風・突風・地震など自然災害で住宅被害に遭われた場合は、加入されている『火災保険』が適用される場合がありますので、保険内容のご確認もお忘れなく!
▶メールでのお問い合わせは24時間受付ています
▶屋根工事コラムより→堺店発・自然災害の住宅被害は火災保険が適用されます
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:1日
突風被害に遭われた翌日のスレート屋根はこのような状態でした!
軒先に引っ掛かっていた棟板金で被害に気付かれました
スレート材にはひび割れが発生していました。
スレートの表面に施されている塗膜が劣化し、水を含む様になると雨の日は水を含み膨張、晴れの日は収縮を繰り返します。スレートは釘で固定されているので、力の歪みで徐々にひび割れが発生します。
放っておけば、ひび割れが大きくなって割れてしまう場合があります。
▶軽微な屋根の補修もお任せください
棟板金を固定している固定釘が、半分以上抜け落ち固定力が著しく低下していました。
棟板金の釘は7年~10年程度経過すると、金属特有の現象『熱膨張』によって釘抜けが発生します。
熱で温まると膨張して、冷えると縮みこれを何度も繰り返すと釘を押し出します。押し出された釘は元に戻らない為、棟板金が十分に固定されておらず、今回の様に風に煽られて飛ばされたと考えられます。
棟板金が突風被害に遭われた原因②:固定釘の間隔が広い
棟板金を固定する釘の間隔(ピッチ)が広く打込まれています。
一般的な施工基準では、棟板金を固定する釘の間隔は455㎜以内で打っていきます。しかし、こちらのお宅では釘の間隔が455㎜以上あり、棟板金が浮きやすくなってしまったのでしょう。
※屋根の形状や強風が吹く地域によっては、更に狭い間隔で固定釘を打つ事が推奨されています。
お客様に被害状況をお伝すると、お客様のご希望で『本日中に飛んだ棟板金を被せてくれませんか』とご要望がありました。また、下地材でもある貫板に雨水が浸透し、雨漏りリスクも高いので最低限の応急処置として、棟板金の復旧と仮固定のみを行いました。
▶棟板金の交換・修理ガイド
仮復旧後にA様には、近い内に棟板金の固定と屋根材など不具合箇所の部分補修を行った方が良いですよ!とお伝えしました。見積書提出後に、工事のご依頼を頂き『棟板金の本復旧修繕工事』と『不具合箇所のコーキング補修』を行う事になりました。
既存の棟板金は釘止めでしたが、今回の本復旧修繕工事では板金ビスへ打ち替えます。
飛散した部分や、飛散していない部分全て板金ビスでしっかり固定します。
板金ビスは棟板金の両サイドから打ち込んでいきます。
棟板金の上からビスを打ち込んでしまうと、ビス頭に雨水が溜まりその雨水が徐々にビスと棟板金の継ぎ目から浸透する可能性があるからです。
屋根内部に雨水が浸透しても、ルーフィングが敷かれているのですぐに雨漏りが起る事はありません。
しかし、ルーフィンングの劣化が進行し、穴が開いて破損してしまうと雨漏りを引き起す場合があります。その為、棟板金を固定する際は必ず横からビスを打っていきます。
使用したビスは、錆びにくいステンレス製のビスで固定しました。
板金ビスの打ち替えで棟板金の固定力がアップし、不具合が解決しました。
釘が抜けてしまったり、間隔が広い事で棟板金の浮きや飛散が起っていましたが、適正な間隔にビスを打ち直し、固定し直しました。
本復旧前は、グラグラしている状態でしたが、ビスでっかり固定され風に対しても強度を高める事ができました。
棟板金同士の繋ぎ目の重なっている幅が少なかったので、繋ぎ目部分にコーキングを充填し重ね合せます。
しっかり固定されて、繋ぎ目部分からの漏水も大丈夫です!
棟板金の内部にコーキングを充填しましたが、更に重ね合わせた上からもコーキングを施しました。
粘着性のあるコーキング材をパーツ同士の隙間に流し込む事で、気密性や防水性を高める事ができました。
屋根材のスレートには、軽微なひび割れが発生していました。
すぐに雨漏りが起る訳ではありませんが、雨水を吸収し膨張と収縮を繰り返すと、軽微なひび割れも次第に大きくなっていきます。
また、風による飛来物が当たれば、簡単に欠けてしまいます。
スレート材の固定と防水を兼ねて、コーキング補修を行いました。
ひび割れが大きくなってからでは補修も長持ちしないですが、軽微なひび割れの内にコーキング補修を行えば、当面のリスクが軽減されるでしょう。
1段下がった棟板金とケラバ水切り取合い部分の隙間が、大きくなっていました。
こちらにも、雨水が浸入しない様にコーキングを充填しました。
棟板金本復旧工事と不具合箇所へのコーキング補修が完了しました
棟板金の本復旧修繕工事と、不具合箇所のへのコーキング補修が完了しました。
お客様にも現場写真で確認してもらい、『台風前に直してもらえて、風の日も安心です』とお言葉を頂く事ができました。
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