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堺市西区にて結露が発生している天井に点検口新規設置工事を行なった施工事例
堺市西区 3階建て
【工事のきっかけ】
堺市西区のT様より『天井裏に湿気が多く結露が発生しているので点検して欲しい』とご依頼をいただきました。
現地調査を行ったところ天井裏が狭く人が入れるスペースがなかったため、手の届く範囲のみ確認を行いました。
天井裏は密閉されており空気の流れがなく、手を入れてみるととても湿気を感じる状態でした。
屋根裏面に取り付けられている断熱材の表面に水滴が付着しており、断熱材をめくってみると屋根の合板に水染みが見られ、別箇所には黒ずみもありました。
結露がひどくなると天井に雨漏りの様な染みを作ってしまう場合もあります。
お客様は結露を改善するために通気口や換気ファンの取り付けを希望されていたため、天井裏換気工事のご提案をしました。
既存の点検口からは手の届く範囲での確認しかできなかったため現状では換気工事を行なう事が難しく、全体を点検して工事を行なえる様にもう1箇所点検口が必要です。
今回はまず、新たな点検口の設置工事を行ないました。
基本情報
- 使用材料:アルミ製天井点検口450mm角(額縁タイプ)
3階の部屋にある既存の点検口から天井裏の点検を行います。
天井裏が狭く人が入れるスペースがなかったため、届く範囲のみ確認を行いました。
天井裏は密閉されており空気の流れがなく、手を入れてみるととても湿気を感じる状態です。
屋根裏面に取り付けられている断熱材の表面に水滴が付着しています。
水分が発生すると断熱材のグラスウールに水が染みた様な状態になってしまいます。
グラスウールは湿気や水分に弱く、一度濡れてしまうと断熱機能が低下してしまい、ひいては建物自体の劣化にも繋がってしまう恐れがあります。
断熱材をめくってみると、屋根の合板に水染みが見られました。別箇所には黒ずみもあります。
木材の黒ずみの原因はカビによる腐食です。
カビは湿度70~80%のジメジメした場所で繁殖するため、こちらの天井裏がかなり湿気を帯びている事がわかりますね。
年数が経過してくると結露を繰り返す事によって木部材が腐食し、シロアリ被害も受けやすくなります。
進行すれば黒カビの発生によるアレルギーや喘息などの健康被害や、建物自体の耐久性・耐震性低下にも繋がります。
こちらの住宅の天井裏の断熱材をめくって天井の通気口が設置されていないか点検をしましたが、設置はありませんでした。
住宅の外周をぐるりと確認しても見当たらず、屋根に『換気棟(かんきむね)』の設置もありません。
天井裏木材などの劣化防止や、健康被害を防ぐためにも天井裏換気はとても重要な事なのです。
換気棟・通気口・換気ファンなどを設置する事で天井裏の空気が流れ、風通しが良くなり結露が改善されます。
▶換気棟で結露対策や夏の暑さ解消?仕組みとメリット
天井裏換気工事を行なうための天井点検口設置をご提案
お客様は結露を改善するために通気口や換気ファンの取り付けを希望されていました。
今回は点検口から手の届く範囲での確認しかできなかったため、全体を点検できる様にもう1箇所点検口が必要になります。そのため今回はまず、点検口の新規取り付けをご提案しました。
室内やエアコンが汚れる事のない様、しっかりと室内の養生をしました。
今回は「額縁タイプ」と呼ばれる450mm角の点検口を設置するので、さしがねを使用して450mm角に印をつけます。
天井裏の配線や配管などに十分注意を払い、天井の印をつけた箇所をカットして開口します。
カットした部分は点検口の蓋として使用するため、慎重に切り取ります。
天井の開口が完了しました。
天井には補強のために野縁(のぶち)と呼ばれる木材が裏打ちされています。
野縁も一緒にカットして開口したため、補強を行う必要があります。
点検口の外枠を取り付けます。
カットした野縁の強度補強のため、木材を入れて挟み込みました。
点検口の蓋を開ける向きも考慮して設置を行います。
点検口のアルミフレームにカットした天井板をはめ込み、蓋を作ります。
カットした天井板のサイズのままでは収まらないので、内枠の寸法に合わせて外側を切り取ってはめ込みます。固定金物で4箇所固定し、ガタつきなど出なければ蓋の完成です。
蓋を外枠のヒンジ部分に引っ掛けて取り付けます。
開閉作業がスムーズにできる事を確認します。
点検口の取り付けが完了しました。
切り取った天井板を蓋として使用しているため、開口部分があまり目立たず自然な仕上がりになりました。
点検口から天井裏を見ると、奥に既存の点検口が見えます。
これで天井裏全体の状態を容易に確認でき、天井内に入って工事もできる様になりました。
新たに設置した点検口から天井裏に入って、改めて点検を行いました。
天井裏には換気設置が全くないため、住宅の北側と南側にそれぞれ『吸気・排気口の新規設置』を行います。
天井裏に空気の流れを作る事で風通しが良くなり、結露の解消が期待できます。
当店では住宅設備などの工事も行っております。
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