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奈良市で穴抜けのバラ板を補強、野地板の増し張りで強度アップ
更新日:2022年5月21日
前回、不陸調整についてお話ししました。
写真のように
野地板自体が傷み劣化が進んでしまうと穴抜けが発生したりします。
このまま放置すると屋根が抜けてしまう恐れもあります。
不陸調整では垂木に沿って補強垂木を設置していきましたね!
垂木の強度も上げていきます。
野地板のメンテナンスには
2種類の方法があります。
今回ご紹介するのは「
増し張り」という方法です。
元々使用されていた野地板は「バラ板」で屋根裏の湿気を逃すために隙間を開けながら設置していました。
増し張りでは「構造用合板」という野地板を使用します。
見てお分かりのように隙間は開けません。
屋根面に敷き詰めて設置します。
バラ板は細長い板を隙間を開けながら設置するので線状で屋根を支えます。
一方構造用合板を敷き詰める増し張りは面で屋根を支えていきます。
面で支える方が屋根の強度も上がります。
増し張りをすることで構造用合板の重さは増しますが、瓦や葺き土に比べると非常に軽いですし屋根の強度が上がった方が屋根にとってもメリットなのです!!
増し張り完了でしっかりと強度のある下地になりました
バラ板のみの状態とは屋根面を歩かなければならない職人の足取りも違います。
ここまで来れば足元が安定するので作業もしやすくなります。
スピードを上げて作業を進めることができます!
増し張りが完了した後は軒先に水切り板金を設置していきます。
水はけをよくし雨の排水をコントロールしているといっても過言ではありません。
そして写真のように屋根面と屋根面の接する部分には隙間ができます。
次に設置していく
防水紙で覆い被せて隙間を無くしていきます。
次回は
防水紙設置の様子をご紹介します!!お楽しみに!!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
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