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忠岡町の縁側で発生した雨漏りと屋根の点検を行いました!
更新日:2021年11月13日
忠岡町にお住いの皆さまこんにちは!
皆さまは定期的に屋根の点検をされていますか?
屋根は下からあまり見えないので、普段はあまり気にすることが無いかもしれません。
ですが、屋根は常に風や雨など外気の影響に晒され続けていますので、傷みやすい箇所です。
忠岡町にお住いのW様より「雨漏り」と「台風被害に遭った屋根の点検」のご相談をいただき、屋根修理を行なうことになりましたので、現地調査の様子と修理のご提案内容についてご紹介させていただきます。
屋根修理や点検をご検討されている方は是非参考にしてくださいね!
忠岡町W様邸の雨漏り調査と屋根の点検、屋根の修理内容について
「平屋の母屋と増築部の取り合いから雨漏りしてるので、見てほしいのと、3年前に台風で屋根に被害が遭ったので点検してもらえませんか?」というご相談をいただき、現地調査にお伺いしました。
W様邸は木造の平屋建てで、築60年が経過しています。母屋と増築部の取り合いから雨漏りが発生し、ご相談をいただきました。
まずは雨漏り箇所の調査から始めました!
雨漏りしているのは母屋と増築部の取り合いの縁側の天井です。
「台風の時からなのかいつから雨漏りしていたのか分かりませんが、屋根は応急処置しています」とのことでした。雨漏りを何度も繰り返したことで天井板が腐食している状態です!
雨水が、どの位置から入ってきているか確認してから屋根を調査しました。
【雨漏りについての関連記事】➡
雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ➡
確実な漏水箇所の特定のための散水検査
W様邸の屋根は土葺きで、茶色の
釉薬瓦(ゆうやくかわら)でした。
黄色い丸印部分は谷樋で、その真下で雨漏りしているのでブルーシートと土のうで応急処置されていました。
釉薬瓦とは・・粘土を瓦の形に整えて焼いた後、釉薬という上薬で表面をコーティングした瓦のこと
谷樋とは・・屋根の谷部分に設ける雨樋のこと
谷樋の状況を確認するため、ブルーシートと土のうを仮撤去しました。
W様邸の谷樋は銅板製でした。
昔は銅板の谷樋や雨樋が多かったのですが、経年で穴があく事例が多くあり、更に塩ビ製の雨樋よりも高価なので、現在ではあまり使用されなくなっています。
谷樋を確認すると、やはり穴があいている状態でした!
W様邸の雨漏りの原因は谷樋の穴あきが原因でした!銅製の谷樋に穴があく原因は、酸性雨の影響と言われていますが、他にもあります。
それは、瓦の成分が雨水と一緒に流れ落ちて、化学反応を起こして穴があくという見解です。そして、瓦屋根から雨水が落下する時の衝撃で、銅板が摩耗して薄くなり、穴があくとも言われています。
理由はどうあれ、谷樋に穴があくと雨漏りしてしまうので、必ず修理が必要です。
W様邸の谷樋には小さなあなが数カ所で開いていました!
谷樋の穴あきは、シーリングを充填したりカットした銅板を貼っ
て補修することができますが、将来的に別の箇所で穴があく可能性があるためあまりお勧めできません。※修理費用を抑えたい方や、本工事を将来的にお考えの方にはお勧めしています
W様邸は雨漏りしていますし、きちんと修理したいとのご希望でしたので、錆びに強くて耐久性のあるガルバリウム鋼板の谷樋に交換することになりました。
「3年前の台風で屋根に被害があり火災保険を使用して一部
修理したんですが、すべて修理できていないので
点検してほしい」というご相談をいただきました。
屋根を確認すると、
修理が必要な箇所がいくつかありました。
順番に見ていきましょう。
まずは「棟」部分です。棟とは屋根の頂点の水平部分のことで、瓦屋根の場合、四角いのし瓦と一番上にのせる紐丸瓦などで構成されています。
棟に積む瓦の総称を「棟瓦」と言います。
W様邸の棟は、のし瓦がズレて、紐丸瓦が割れ、
鬼瓦(装飾瓦
)
の取り合いの漆喰がすべて剥がれている状態でした。
桟瓦(さんかわら)が割れている箇所もありました。
桟瓦とは屋根面の瓦のことです。
屋根面は雨水が流れる経路になっていますので、割れたりめくれることがあると雨水が内部に流れ込んでしまい、屋根の下地を傷めたり雨漏りすることがありますので、放置せず必ず修理しないといけません。
上記でもお伝えしましたが、割れた瓦はすべて交換させていただきます。
写真は、台風で被害を受けて棟瓦の積み直しをされた箇所です。W様はこの部分の修理がきちんとできているか心配されていました。
確認すると、棟瓦は積み上げられているのですが、真っすぐではなくガタガタになっていました。のし瓦も少しズレた状態で積み上げられていたので、一部積み直すことになりました。
棟瓦を端から端まで積み直すと費用がかさんでしまうため、不具合を起こしている箇所のみ積み直すことになりました。
W様邸は築年数が60年を超え、瓦の固定力が低下している状態でした。土葺きの瓦は粘り気のある葺き土に瓦を密着させて固定しているのですが、経年で土が乾燥して痩せてくると強風や揺れの影響で瓦がズレやすくなってしまいます。W様邸の瓦も一部ズレがひどい箇所がありました。瓦がズレて隙間があくと、そこから雨水が浸入して雨漏りすることもあるため、瓦のズレを戻してシーリングで固定することになりました。
他にも、風や揺れをまともに受けてしまう棟瓦もシーリングで固定するご提案をさせていただきました。
忠岡町W様邸の屋根修理の様子は次の現場ブログでご紹介させていただきますね(*^-^*)
【忠岡町W様邸の谷樋工事】➡ 忠岡町の谷樋工事でガルバリウム鋼板製の谷樋を取付けました!
【忠岡町W様邸の棟瓦積み直しはこちら】
➡忠岡町の棟瓦積み直し工事で最後にシーリングで固定しました!
「屋根瓦がズレているように見える」「屋根を葺き替えたい」「雨漏りして困っている」等、屋根のことでお困りのことはありませんか?
何か気になることがありましたら、街の屋根やさん岸和田店にご相談くださいね(*^-^*)
【街の屋根やさん岸和田店の無料点検について】➡➡ 街の屋根やさんの無料点検でお住い全体の不安も解消!
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