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茨城町でルーフバルコニーの床面へウレタン塗膜防水施工!雨漏りを改善
茨城町 その他の工事
【工事のきっかけ】
店舗兼住宅の雨漏りについてご相談をいただきました。1階の天井に濃い雨染みが広がり、店舗の屋根にあたるルーフバルコニーを調査したところ、シート防水の劣化が原因と判明しました。
塩化ビニールのシートを切り貼りして施工するシート防水は、継ぎ目が破損を起こしやすく、メンテナンスが遅れた場合は、雨漏りに繋がる危険性があります。
今回は既存のシートを撤去して下地を調整した後、新たにウレタン塗膜防水工事を行うことになりました。
基本情報
- 施工内容:その他の工事
- 施工期間:4日間
- 築年数:約40年
- 使用材料:ウレタン樹脂防水材・カチオンセメント調整材・ウレタン用プライマー・通気緩衝シート・メッシュタイプ補強テープ
茨城町 / ルーフバルコニー雨漏り / ウレタン塗膜防水工事
ウレタン塗膜防水を施工する前に、既存のシート防水を撤去しました。
まず雨水の排水用のドレンを取り外し、ルーフバルコニーの立上り部と平場に貼られた塩化ビニールのシートを剥がしていきます。
シート防水を全て撤去した後、
下地調整塗材のカチオンセメントを床面を含めたバルコニー全体に塗り伸ばし、ウレタン防水用の強固な下地を形成しました。
これから行うウレタン防水の施工がうまくいくかどうか、この下地作りにかかっていると言っても過言ではないでしょう。
耐久性が十分発揮できるか否かは、基礎や土台がしっかりしているからこそだと当店は考えています(•̀ᴗ•́)و ̑̑
下地調整の詳しい記事➤茨城町で雨漏り原因の塩ビシート防水を撤去し再防水のための下地調整
ケレンを施して塗布面を整えた下地に、ウレタン塗膜防水用のプライマー(下塗り材)を塗布します。
プライマーは新たに形成した下地と、ウレタン防水材の密着性を高めるために使用されます。
ウレタンプライマーの塗布により、防水材が床面や立ち上がり部に密着しやすくなるので、防水工事の耐久性や効果を向上させることができるのです((*^^)v
下塗り材を十分に乾燥させた後、メッシュタイプの補強テープを、立ち上がりに貼付します。
床面に対し垂直に立ち上がったこの部分は、特に雨漏りのリスクが高く、補強メッシュを取り付けることで、均一な防水塗装も可能となるんです。
ウレタン防水には、経年劣化が軽度な場合の
「密着工法」と、雨漏りを起こしている場合などの
「絶縁(通気緩衝)工法」の2パターンがあります。
今回行う絶縁工法は、床面とウレタン樹脂の間に無数の穴があいた絶縁シート(通気緩衝シート)を挟む方法で、雨漏りや湿気で下地が水分を含んでいる場合に用いられます。
今工事で使用する絶縁シートは自着シートと呼ばれるもので、裏面に粘着層があるため、接着剤なしで施工することができます。
また表層には撥水フィルムが加工されていますので、雨が降った後でも水分を拭き取れば工事がすぐ再開できる優れものなんですよ(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)
絶縁シートのジョイント(継ぎ目)には、補強と保護を兼ねたテープを貼ります。
立ち上がりとの境目には、先に補強メッシュを取り付けた場所に重ね張りをするように、しっかりと隙間を保護しました。
続いて、ウレタン防水絶縁工法に必要な、改修用ドレンと脱気筒の設置を行います。
改修用ドレンは、傷んでしまった既存のドレンを覆うようにカバーする部材で、ドレン周りの防水性を確保した上で、通常の排水ドレンと同様に速やかに水の排出を促す役割を果たしてくれます。
差し込んだ改修用ドレンに沿ってコーキング材を充填し、メッシュで取り付け部分を補強します。
バルコニーに降った雨水を集めて排水するドレンは、特にとば口が雨漏りの原因になりやすく、防水対策の強化は必須です(*’-‘)ゞ
隙間を潰して周囲と一体化させることで、ドレンを固定するとともに、雨水の侵入を防ぐ効果があるんです。
脱気筒(だっきとう)を設置する目的は、古い防水層に溜まった水蒸気を逃がすためです。
絶縁シートを敷き詰めると、雨漏りなどで床面に残った水分の逃げ場がなくなり、蒸発に伴い水膨れのような体積膨張が起こってしまいます。脱気筒を取り付けることで、内部の水蒸気が発散され、施工後の膨れや破裂の心配がなくなるという仕組みです。
取り付け用の穴をあけて脱気筒を立て、改修用ドレンと同様に周囲をメッシュシートで補強しました。
下地処理や絶縁シート・脱気筒の取り付けを経て、ようやくウレタン防水作業に入ります。
ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗り重ねることで防水層を形成する工法です。
ウレタン(ポリウレタン)は柔軟性・防音性・耐衝撃性を持ったプラスチック樹脂素材で、硬化するとゴムのような材質となり、複雑な形状にも対応可能な継ぎ目のない仕上がりになります(๑•̀ •́)و✧
ウレタン防水材の塗布は2回に分けて行うため、まず立ち上がり部分に1層目のウレタン樹脂を塗布します。
改修用ドレン周り
絶縁シートの継ぎ目
雨漏りを起こしやすいドレン周りと、絶縁シートの継ぎ目にもしっかり塗り付けました。
平場のウレタン防水材1層目
平場のウレタン防水材2層目
平場も同様に1層目・2層目とウレタン防水材を塗り重ねます。
必要な厚みを確保しつつ、ムラなく均一になるよう塗る必要があるため、シンプルながらかなり技術を要する作業なんですよ。
様々な工程を積んで、ウレタン樹脂防水材の2層目が完了しました。
以前のシート防水とは異なり、
繋ぎ目のない耐久性の高い防水層ができ上がりましたね。
しかし、これで完成ではありません…(ノ゚ο゚)ノ
最後に防水層の表面を保護するための
トップコート(保護仕上げ材)を使用します。
紫外線に弱い特性を持つウレタン防水材を丁寧にコーティングして、太陽熱や摩擦から守る働きがあるトップコートは、防水層を健全に保つ意味でもとても大切な存在なのです。
ルーフバルコニーの絶縁工法によるウレタン塗膜防水が完成しました!
既存のシート防水の撤去から始まり、入念な下地調整とプライマーや防水材の塗布と乾燥を繰り返し、ようやくお客様にもご満足いただけるでき上がりになりました(*’∪’*)
ウレタン塗膜防水は少スペースからでもできるので、DIYで挑戦される方もいらっしゃるかもしれません。
今回ご紹介した絶縁工法は8工程、密着工法でも6工程の手順がかかり、工程を進めるごとに乾燥時間が必要となり、さらに材料の扱いが容易ではない上、均一の厚さに塗るのも予想以上に難しい作業でしょう。
無理して労力を費やさずに、専門業者にお任せすることをお勧めいたします。
街の屋根やさん水戸店では、屋上・ベランダ・バルコニーなどの防水工事も承っております。これから迎える梅雨時に、なにか不具合が見つかった場合は、まず当店の無料診断をご利用されてはいかがでしょうか?(•ᵕᴗᵕ•)⁾⁾
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