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京都府城陽市で釉薬瓦シルバーからカラーベスト葺き替えと雨樋交換
【工事のきっかけ】
外壁塗装を予定していて、過去に何度か屋根の補修時は行ってきたが全体的な葺き替えはしていない。
足場も組んであるので一緒に屋根の葺き替えを街の屋根やさん京都南店さんにお願いしました。
基本情報
- 施工内容:雨樋交換 雨樋交換 カラーベスト葺き替え
- 施工期間:3日
- 築年数:築43年
現地調査に伺いました。
外壁塗装のお話が先に進んでいたので、現地調査に伺うと既に足場が組まれ防護ネットが張られていました。
コチラが今回屋根の葺き替えをさせていただくお住まいです。
玄関周りとカーポート以外にネットが張られています。
家の裏側です。
ネットで家屋の状況が見えなので、組まれている足場を使って屋根に登らせていただきます。
足場は家を囲むように組まれていました。
玄関側の足場にはステージが組まれていました。
このステージは大変助かります。
荷揚げ梯子の設置や材料の運搬。
一時的に物も置いておけるので、作業効率が格段に上がり作業が捗ります。
屋根を調査していきます。
特徴的な屋根ですね
2つの棟があり平面部が合わさって中谷になっています。
屋根同士が合わさった中谷部には防水シートが貼られていました。
防水紙の内側に土が少し溜まっているのが目視で分かります。
土が溜まってという事は勾配が取れていなく水が中谷に溜まり排水が上手くいっていない事が分かります。
屋根の軒先にはポリカーボネート波板が見えます。
屋根の葺き替えの際に、瓦や葺き土等、小さな物でもポリカーボネート波板の上に落ちてしまうと穴などが空いてしまうこともあるので、施工の際にはしっかりと養生に注意が必要です。
中谷部をよく調査していきます。
何度か補修を行った形跡あがります。
谷上の瓦の位置がずれていたり、瓦が重なっているところに補強材が充填されています。
鬼瓦の漆喰も劣化して痩せています。
妻壁の外壁と瓦の取り合い部の劣化も進行しています。
全体的に補修を繰り返し、劣化が進んでいます。
棟の漆喰も剥がれ瓦のズレも見れれます。
中谷部は補修の多い箇所なのか、何度か補修を施した履歴がみれました。
水切りの先の妻壁には穴が空いていて中の土が見えています。
瓦のズレや飛散を防ぐために瓦と瓦の隙間に補強材が充填されていいます。
小屋根部の調査も行います。
小屋根は大屋根に比べると雨風の影響を受けていないので劣化状態はそこまで進行していませんでした。
外壁との取り合いに詰められた漆喰が剥がれ落ちています。
小屋の外壁との取り合い部にあるのし瓦も補強材で補強されていありました。
今回の調査で全体的に屋根の劣化も見られたので、屋根の葺き替えをご提案させていただきました。足場を組むのにも予算が必要なので同じタイミングで屋根工事を行うのは良いです。
一緒に雨樋も交換のご提案もさせていただきました。
外壁塗装の日程が先に決まっていたので、屋根の葺き替え日を調整して先に施工できるようにご提案しました。
先に外壁塗装を行うと屋根の葺き替えで上から、土やホコリが落ちてきてせっかくキレイに塗装した外壁がホコリなどで汚れてしまいます。
屋根葺き替え→外壁塗装の順番をお勧めします。
着工開始です。
既存瓦の撤去を行います。
下に滑って瓦が落ちて行かないように裏側向けて数枚ずつ重ねていきます。
瓦をめくると葺き土と言われる瓦を固定するために使用されていた粘土質の土が出てきます。
瓦の重量と葺き土の重量で屋根が重くない大きな地震で倒壊する家も多くあった為、現在では土葺きではなく引掛桟工法(屋根上に横に長い下地となる桟を打ち付け、打ち付けた桟に瓦を打ち付けます)が主流です。
出てきた葺き土を下に落とさないように丁寧に集めていきます。
葺き土やゴミ箱を土嚢袋に詰めていきます。
葺き土を撤去すると下地に防水シートの役割をしているようなものが出てきました。
今回の施工では防水紙に改質アスファルトルーフィングを使用します。
防水紙改質アスファルトルーフィングを貼る前に2×1材(19×31㎜)を等間隔で取り付けていきます。
今回の葺き替えでは屋根材の厚みがある和瓦から厚みが薄いカラーベストの葺き替えなので野地板に嵩上げのため2×1材(19×31㎜)を打ち固定していきます。
2×1材(19×31㎜)を打ち終わると構造用合板を全面に貼って下地を作っていきます。
構造用合板が貼り終わると板金役物を設置し、構造用合板貼りは完了です。
次は改質アスファルトルーフィング貼りに移行します。
改質アスファルトルーフィングを軒先から順に貼っていきます。
貼って行くときに改質アスファルトルーフィング同士の重なりが重要です。
改質アスファルトルーフィングの上下の重なりは100㎜以上、左右の重なりは200㎜以上必要です。
棟部の重ね幅は左右に200㎜以上オーバーラップして重ねその上に500㎜幅の改質アスファルトルーフィングを増し張りしてしっかり2次防水を施工していきます。
2次防水が終わるとケラバ水切板金を取り付けカラーベストを葺いていきます。
カラーベストは釘を4本しっかり打ち固定していきます。
手前に見えるのは『カラーベストシングルカッター』という道具で屋根材のカラーベストを葺く場所に合わせてカットする道具です。
棟部までカラーベストが葺き終わりました。
強風にも負けないように棟板金の土台となる貫板を釘でしっかり固定します。
固定した貫板に棟包み板金を載せ抜けにくいビスでしっかり固定していきます。
コチラは勾配が緩く土がたまっていた中谷部です。
谷の形状に合わせ職人が現場の形や設置状況を確認しながら、現場で加工して設置していきます。
右から左に少し勾配が付くように板金を加工して排水を促しています。
妻壁の水切も収まり良く施工出来ています。
外壁に穴が空いていた箇所も板金を加工して水の侵入を防いであります。
妻壁と瓦の取り合いでひび割れしていた箇所は雨押え板金とコーキングで補修を行いました。
これで大屋根を伝って中谷集まった雨水を上手に排水することが可能になります。
次は下屋根の作業に移ります。
下屋根も大屋根同様に瓦をめくり、葺き土を撤去して下地を作っていきます。
2×1材(19×31㎜)を使用して高さの調整を行います。
高さ調整が終われば構造用合板を貼り改質アスファルトルーフィングを貼っていきます。
構造用合板と壁際の取り合いには板金でのし瓦を抜いてできた隙間をカバーします。
改質アスファルトルーフィングを貼り終wあると壁際には雨押え板金。
ケラバ部にケラバ板金を設置していきます。
小屋根部のキレイに仕上がりました。
大屋根小屋根部の施工が終わったので最後に雨樋を交換して終了です。
今回の屋根の葺き替えのポイントは2つ棟からなる平面屋根が合わさる中谷部の施工でした。
谷部に勾配がなく。何回か補修を繰り返すが雨水が溜まりやすく傷みが早く劣化が進んでいたように感じます。
私達街の屋根やさん京都南店では熟練の職人がその場で設置場所の形状状況に合わせ加工することが可能です。
勾配が緩かった中谷に勾配を付けて、雨水を上手に排水するように現場で加工させていただきました。
お困りに方、小さなことでも構いません。
是非私たちに安心してお任せください。
この記事を書いた加盟店
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E-Mail yanekoji-kyoto@shoei-works.com
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