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所沢市で劣化したパミールの屋根材をスーパーガルベストに葺替え
所沢市 その他の工事 その他の工事 その他の工事 その他の工事 屋根葺き替え工事、その他付帯部塗装工事
【工事のきっかけ】
現在、多くの住宅で剥がれ落ちたり、欠けたりという不具合が報告されている「パミール」の屋根材の劣化が目立つことから、葺き替え工事をすることになりました。
基本情報
- 施工内容:その他の工事 その他の工事 その他の工事 その他の工事 屋根葺き替え工事、その他付帯部塗装工事
- 施工期間:約2ヵ月
- 使用材料:屋根:株式会社オリバー「スーパーガルベスト」
- 保証年数:屋根材「スーパーガルベスト」 塗膜:15年 赤錆:20年 穴あき:25年
こちらが今回お伺いしたお宅です。まずは屋根の状態を確認するため、高所カメラによって既存の屋根材の劣化がどの程度なのかを把握していきます。
既存の屋根は1990年代から2000年初めに販売されていたニチハ株式会社の「パミール」の屋根でした。当時、ノンアスベストの屋根材として多く売り出されましたが、10数年経ち不具合がかなり報告されている屋根材になります。近くで確認してみますと、完全に剥がれてきてしまっている状態になっています。ここまでの状態になってしまいますと、すぐにでも補修などして対策しなければ、雨漏りなどが発生し建物の損傷を早めてしまいますので、皆様も屋根工事をしてから年数が経過している場合、一度メンテナンス等をご検討ください。
こちらは下屋根の様子です。大屋根に比べ比較的傷みは少ない状態ではありますが、色あせなどが見られましたので、こちらも新しい屋根材に葺き替え作業を行っていきます。
雨樋の様子です。長年、雨風に晒されていたことにより汚れや苔が付着してしまっています。しかし、紫外線などによる曲がりや歪みの進行はありませんでしたので、今回は交換ではなく塗装によるメンテナンスのみ行うことになりました。
現場調査を終えましたので屋根葺き替え工事へと進んでいきます。まずは写真のように屋根最上部にあります棟板金を取り外していきます。
その後、劣化しボロボロになった屋根材を全て取り外していきます。ちなみに今回はカバー工事ではなく葺き替えですので、こうして出たゴミは全て処分する必要がありますので、撤去・処分費用が掛かってきます。
屋根も大きく広いため複数人で一気に剥がしていきます。こちらのお宅は屋根面積がおよそ150㎡ほどですが、劣化した既存の屋根材の撤去及び処分、運搬費用などを合計するとおよそ20万円の費用(足場代などを除く)になりました。
大量に出たゴミは全てキレイに片づけますと、下地が露わになりました。今回はこの上から防水ルーフィングシートを施工、その後新しい屋根材を施工していきます。
まずは防水ルーフィングシートの施工です。街の屋根やさん所沢店では防水紙として日進工業の改質ゴムアスファルトルーフィング「カッパ」を使用しています。屋根はどうしても一番上に施工される屋根材が注目されがちですが、このルーフィングシートも重要です。そのため、弊社ではコストも比較的高くなく機能性も良いこちらのルーフィングシートを使用しております。
ルーフィングシートを施工しましたら、いよいよ新しい屋根材を施工していきます。今回使用するのは約5kg/㎡という超軽量設計でありながら高耐久を誇る屋根材、株式会社オリバー社の「スーパーガルベスト」です。
ルーフィングシートを施工した上から、一枚一枚丁寧にそして慎重に施工していきます。基本的には屋根は一番下の野地板と呼ばれる木板、そして防水紙やルーフィングシート、最後にこうした屋根材といった3段構造で施工されています。
隙間なく外れないようにしっかりと施工していきます。こちらのスーパーガルベストは粘土瓦に比べて10分の1という軽量であるため、地震対策にオススメの屋根材になります。また、遮熱性や断熱性能も高いため夏は涼しく、冬は暖かいという快適な生活環境の形成もサポートします。
屋根材の施工が終わりましたら続いて棟板金の施工へと入ります。棟板金も台風による強風や大雨などの影響により劣化が進行しやすい部分ですので、外れないようしっかりと施工していきます。まずは貫板も新しい木材に変えて固定させていきます。
そしてその上から板金を被せて施工していきます。写真のように穴が空いている部分がありますが、こちらは屋根内部の湿気を調節するために設けられた換気口になります。このような屋根の棟部分の構造は「換気棟」と呼ばれます。
最後に上から直接雨が当たらないようにビスでさらに板金を固定させたら完成です。この棟板金も普段の私たちの日常生活により発生した建物内部の湿気や水分を、屋根から逃がしてくれるという非常に重要な役割を果たしてくれています。ご自宅でまだ換気棟が施工されていない場合にはぜひ、リフォーム時に取り付けを検討してみて下さい。
雪止めも忘れずに施工していきます。近年では関東でも数10センチという大雪が積もる日も出てきておりますので、落雪対策による物的・人的被害を防ぐ意味でも施工は必須といえるでしょう。
大屋根の施工が終わりましたら同様の作業を下屋根でも進めていきます。こちらもまずは既存のスレート屋根を全て剥がし、キレイに掃除・処分・撤去作業を進めていきます。
大屋根と同様に下地の野地板の上にルーフィングシートを施工していきます。ちなみにこの改質ゴムアスファルトルーフィングはあの道路のアスファルトと同じで非常に耐久性のあるシートなんですね。
外壁と屋根の接合する近辺部分のモルタル壁も剥がして、内部に防水ルーフィングシートを施工していきます。こうした外壁と屋根の接合する部分は「雨仕舞」と言われますが、この部分は特に壁からの雨水と屋根部分からの雨水が流れ落ちる部分ですので特に雨漏りがしやすい場所になります。そのため、こうして壁内部にも防水紙を入れることで対策をしています。
ルーフィングシートの施工が終わりましたら下屋根も同じスーパーガルベストを施工していきます。今回は大屋根と下屋根で同じ屋根材ですが、目的や全体的なデザイン性に応じてあえて分けることもできます。
こちらも隙間なく壁際まできっちりと屋根材を敷き詰めて施工していきます。ちなみにこのスーパーガルベストは耐震性や遮熱・断熱性もありますが、雨水などの音を軽減する遮音性、そして火災による被害を低減させる防火性能という点でもその効果が実証されています。
雨仕舞部分のモルタルを剥がした外壁を、最後にまた新しいモルタルでしっかりと埋めて、その上から塗装により外壁の色を合わせていきます。
下屋根も完成しました。これで長期間の雨風に耐えられる屋根になりました。
今回、屋根の葺き替えでの工事は、大屋根そして下屋根合計で、
およそ130万円ほどの費用(足場代を除く)となりました。
耐震性、断熱や遮熱、そしてなにより高耐久の屋根をお求めの場合には、
ぜひこの「スーパーガルベスト」も検討してみて下さい。
続いて屋根や外壁以外の建物部分である、付帯部と言われる部分の塗装作業に入っていきます。まずはこちらの破風(はふ)の部分からです。こちらは大屋根部分の破風ですが、この部分も屋根や外壁と同じように雨風に晒されている部分ですので、意外と劣化が早い箇所になります。そのため、こちらも定期的なメンテナンスは必要になってきます。
今回は塗装によるメンテナンスですので、最初にケレン作業から始めていきます。写真のようにペーパーを使い汚れを落とすと同時に表面をざらつかせ凹凸を作ることにより、後から塗る塗料の密着を良くしていきます。
ケレン作業が終わりましたら塗料の下塗り、中塗り、上塗りと3回に分けて塗装をしていきます。塗装は基本的に手塗りのローラー工法により塗布していき、一回一回塗るたびに乾燥させて上塗りを重ねることで塗膜を厚くしていきます。
破風が終わりましたら次の付帯部は雨樋です。既存の雨樋は写真のように塗膜が剥がれてしまっていました。ただ、破損やひび割れ、歪みなどはなかったため、今回は交換ではなく塗装によるメンテナンスのみ行っていきます。
雨樋も手塗りローラーで塗装していきます。雨樋の塗膜も屋根などと同じように太陽光による紫外線の影響により色あせや剥がれが出てきますので、新しくした屋根や外壁との美観を合わせるためにも、一緒に塗装してしまうのが良いでしょう。
同様にその他の付帯部も塗装していきます。こちらは窓外の面格子部分の塗装作業です。同様にケレンをかけてからサビ止めを塗り、そして乾燥させたら塗装を施していきます。
こうして屋根葺き替え、そして付帯部塗装工事その他工事作業を全て終えました。
今回のリフォーム費用としては屋根葺き替え工事、付帯部塗装工事、ベランダ脱着工事他、
足場代等その他の工事で合計200万円ほどの総工費となりました。
こちらは施工後の屋根「スーパーガルベスト」になります。
新しくなった屋根は見栄えも良く、とてもスタイリッシュですね♬
機能性に関しては先ほども紹介しましたが、カラーも3色あり、
ブラック、ブラウン、グリーンとありますので、気になる方はぜひ
ご自宅に合うカラーで屋根リフォームを検討してみて下さい!
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