更新日:2023年11月29日
茂原市東部台にお住まいのお客様より、屋根の表面が剥がれてきているため点検のご依頼をいただき現地へ伺いました。
使用されている屋根材がパミールということで、屋根のカバー工法をご検討中でした。
今回は、パミール屋根の点検結果についてご報告です (^^♪
私たち街の屋根やさんでは、パミール屋根をはじめ、ノンアスベスト屋根材が使用された屋根のメンテナンス・リフォームも数多く承っております。お気軽にご相談ください!
北側で症状が発生しやすい?
屋根を拝見すると、パミール屋根材特有の症状が発生していました。
スレート屋根の塗装劣化は、築10年前後から色褪せや苔(こけ)が発生することが多いです。
しかし、パミール屋根の場合は、色褪せ等だけでなく屋根材が剥離してきたり、脱落してしまうという不具合が特徴です (T_T)
また、北側の屋根面で症状が発生しやすいというのも特徴です。詳しく見ていきます (^-^)ゝ
層間剝離(そうかんはくり)
屋根材の下辺や側辺部分の色が変わり、剥離などの劣化が進んでいました。
特に、ケラバや軒先に近い位置では剥離も進んでいる状態で、軒樋には剥離した屋根材が落ちています (゚ロ゚)
屋根材の傷みが進んでいました
傷みが進んだ小口部分は、防水性も損なわれているため苔も発生しやすくなっています。
層状に剥離した部分に苔が繁殖することも多く、水分が滞留し屋根材の傷みが進んでしまいます。
屋根の面と面が合わさる谷になっている部分は、雨水を軒樋へ排水する谷樋(たにとい)があります。
そのため、谷樋回りの屋根材は水分に触れる時間が多くなるため、傷みやすくなります。
写真は、剥離が進んでいる北側ではない屋根面ですが、谷樋沿いの屋根材が傷み、細かな剥離が多く見受けられました。
屋根材が剥離していても、防水紙に破れや不具合が無ければ雨漏りが発生する恐れはありません。
防水紙が寿命を迎える前に、新しい防水紙を敷いた上から新しい屋根材を重ねるカバー工法がおすすめです。
点検の結果、屋根カバー工法でのリフォームのご提案となりました。屋根カバー工法は877,800円(税込み)~承っております!
記事内に記載されている金額は2023年11月29日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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