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桜井市の雨漏りでお困りのモニエル瓦屋根の棟瓦をリフォームしました
桜井市 その他の工事 その他の工事 その他の工事 ベランダ波板交換
【工事のきっかけ】
屋根の雨漏りに気づいて、慌てて工事業者を探し始めました。
インターネットで検索して、いくつかの業者に見積もりを依頼しました。
モニエル瓦という今は無い屋根材なので、屋根全面を交換しないといけないのかなと不安でしたが、無料で点検してくれて、”頂上の棟瓦だけで大丈夫ですよ”と言ってくれて、とても良心的だなと感じて、信頼できると思い、お願いすることにしました。
基本情報
- 施工内容:その他の工事 その他の工事 その他の工事 ベランダ波板交換
- 施工期間:5日
- 築年数:築34年
桜井市のモニエル瓦屋根のお客様から、雨漏りで困っているので点検してほしいとご連絡をいただき、早速現地にお伺いしました。
モニエル瓦とは、粘土瓦ではなくセメント瓦の一種ですが、現在は生産されていません。
この施工事例では、モニエル瓦についても少し触れたいと思います。
モニエル瓦の施工事例はあまりありませんので、モニエル瓦屋根のお宅にお住いのお客様は是非参考になさってくださいね。
屋根に上ってみました。
瓦と言えば和瓦を思い浮かべると思いますが、その他に、セメント瓦やコンクリート瓦などがあります。
モニエル瓦は、1970年代~80年代に人気を博して輸入品のセメント瓦の一種で、ヨーロッパで広く普及している瓦です。
日本では1973年から日本モニエルという会社が代理店となって取り扱ってきましたが、2010年に日本モニエル社は無くなり、現在モニエル瓦は生産されていません。
モニエル瓦はセメント瓦の一種ですが、一般的なセメント瓦は瓦の下の小口部分が滑らかなのに対して、モニエル瓦は凸凹しているので、区別することができます。
無料点検の結果、雨漏りは棟部分から生じていることを確認しましたので、一旦、棟瓦を取り外して再度積み直す、棟瓦取り直し工事で棟瓦のリフォームをすることになりました。
他の瓦に比べて、特に変色している瓦を発見しました。
この瓦は、水を弾くことが出来ずに染み込んでしまった、ということですね。
小さいですが、表面に欠けのある瓦を見つけました。
どちらも、屋根への影響は軽微ですが、この機会に補修しておきましょう。
大屋根から続くベランダの波板が剥がれていました。
元々は、塩化ビニール製の波板が設置されていたそうが、劣化によって割れて剥がれてしまったとのことです。
よく見ると、
垂木が少し傷んでいるのか、変色していますね。
垂木を補強して、新しい波板を設置しましょう。
ベランダの波板屋根というのは、太陽の光を通すものですので、野地板は張りません。
波板の上から傘釘で下地に固定するのですが、波板は縦方向に筋が通っているので、下地は横向きでないといけません。
屋根の垂木は、縦に設置されているものなので、波板を固定するために垂木の上に横向きに『横桟』という木材が配置がされているのです。
それでは、棟瓦取り直し工事の工事から始めましょう。
歪んだ棟瓦を冠瓦、熨斗瓦の順に撤去していきます。
モニエル瓦は、洋風なフォルムと豊富なカラーバリエーションで人気を博した輸入品ですが、代理店の日本モニエルが無くなり、現在は生産されていないので、新しいモニエル瓦を調達することは困難になっています。
棟瓦の下1列目の桟瓦もズレていたので、一旦撤去します。
撤去した瓦を落としたり割ったりしないように丁寧に扱い、再利用するために場所を作って保管しておきます。
一旦撤去して桟瓦を、まっすぐに設置しなおしていきます。
同じように、保管しておいた熨斗瓦も改めて積み直します。
和瓦の熨斗瓦と同様に、モニエル瓦の熨斗瓦も、真ん中で2つに分かれています。
まず、半分だけ設置して、銅線を固定します。
もう半分の熨斗瓦も設置して、熨斗瓦の列が出来上がりました。
大棟に設置した熨斗瓦の上に、冠瓦を乗せていきます。
熨斗瓦と冠瓦を接着して、熨斗瓦に固定しておいた銅線を冠瓦の穴から通して結びます。
冠瓦を1列に設置出来たら、棟瓦の完成です。
完成写真はのちほど・・・
下屋根の桟瓦点検時に見つけた、変色したモニエル瓦を撤去しました。
綺麗な桟瓦に交換しました。
綺麗な桟瓦とは言っても、もうモニエル瓦は生産中止になっているので新品ではありません。
どこの屋根やさんでも、モニエル瓦の在庫は無くなりつつあるので、瓦の差し替えも出来なくなるかもしれません。
波板をしっかりと固定できるように、古い『横桟』は撤去して、新しい『横桟』を設置します。
新しい『横桟』を設置して、この上に波板を固定します。
塩化ビニールに比べてポリカーボネートは耐久性に優れていて、ガラスに匹敵する透明度があります。
ポリカーボネート波板の施工方法は、新しくなった『横桟』に、波板の山の部分を傘釘で打ち付けて固定します。
波板の継ぎ目は、二山以上重なりを確保して、二山共に傘釘を打ちます。
そちらも是非ご覧ください。
棟瓦の取り直し工事が完成しました。
端から見てみると、一直線に棟瓦が並んでいるのがわかりますね。
雨漏りも止まり、大変喜んでいただきました。
お客様は、このモニエル瓦がとても気に入っておられるそうなので、長持ちさせるために塗装をご提案いたしました。
塗装のご相談も、街の屋根やさん奈良店(0120-303-884)へ。お電話お待ちしております。
下屋根の表面に欠けのあった桟瓦も差し替えました。
もちろんこちらも中古品です。
劣化で強度が低下してしまうと、少しの欠けでもそこから割れへと進んでしまうこともあります。
屋根への影響は少ないうちに発見できて良かったです。
綺麗なポリカーボネート波板屋根が出来上がりました。
透明度が高く、太陽の光が差し込むので、ベランダがとても明るいです。
その上、紫外線を通さないので、ベランダの劣化を防ぎます。
日焼けが気になる奥様にもピッタリの屋根ですね。
【工事完了後】
棟瓦の取り直し工事が完成しました。
端から見てみると、一直線に棟瓦が並んでいるのがわかりますね。
雨漏りも止まり、大変喜んでいただきました。
お客様は、このモニエル瓦がとても気に入っておられるそうなので、長持ちさせるために塗装をご提案いたしました。
塗装のご相談も、街の屋根やさん奈良店(0120-303-884)へ。お電話お待ちしております。
下屋根の表面に欠けのあった桟瓦も差し替えました。
もちろんこちらも中古品です。
劣化で強度が低下してしまうと、少しの欠けでもそこから割れへと進んでしまうこともあります。
屋根への影響は少ないうちに発見できて良かったです。
下屋根の表面に欠けのあった桟瓦も差し替えました。
もちろんこちらも中古品です。
劣化で強度が低下してしまうと、少しの欠けでもそこから割れへと進んでしまうこともあります。
屋根への影響は少ないうちに発見できて良かったです。
綺麗なポリカーボネート波板屋根が出来上がりました。
透明度が高く、太陽の光が差し込むので、ベランダがとても明るいです。
その上、紫外線を通さないので、ベランダの劣化を防ぎます。
日焼けが気になる奥様にもピッタリの屋根ですね。
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