更新日:2014年12月24日
今回のお問い合わせは、中古住宅をご購入されてメンテナンスをいつしたのがわからないので屋根を点検して、今後の対策を相談したいとのことで、世田谷区にお邪魔しております。
中古住宅のご購入をされた場合、きちんと履歴が残してある場合もありますが、いつ・何をしたのか残ってないことがほとんどです。
その場合、今後どういうスケジュールで、どんなメンテナンスしたらいいのかわかりません。
現在、特に何か問題が無くても、点検だけでもお気軽にお申し付けください。
こちらのお客様の場合は、和瓦の屋根だったのですが、下から見ただけで棟に問題があります。
所々、漆喰が抜け落ちて粘土が見えているところがあります。
早速、梯子をかけて点検します。
登ってみるとやはり劣化が進んでいますね。
屋根は、少なくとも10年以上何もしていないようです。
幸いにして、棟瓦を結束している銅線は切れていませんし、棟も歪んでないようです。
これならなんとか、漆喰を詰め増ししてあげるだけで大丈夫のようです。
他の部分を見てみますと、平瓦がずれているようです。
ズレを直していると、やけに野地板が緩く感じます。
雨漏りしているのかもしれません。
お客様にご報告して、屋根裏も点検させていただきました。
そうすると、野地板を貼り替えた跡があります。
その周辺には、雨が漏った痕もあります。
おそらく、雨漏りしていて、部分的に葺き替えたのかもしれません。
今は雨漏りしてませんが、昔このような改修工事をしていたということを知っていると、何かあった時に、パニックにならずに色々推察することができます。
我々にお任せいただければ、何年前ぐらいにどんなことがあって、どんな工事をしたかわかる場合もあります。
人間も持病がわかっていれば、具合が悪くなったときに即座に対処できますよね。
家も一緒です。
永くお住まいになる家ですから、癖や弱いところを知っていないと安心してお住まいになれません。
少しでもご不安があれば、一度お問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2014年12月24日時点での費用となります。
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