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松原市にて強風でケラバ瓦が脱落して屋根下地と瓦の補修工事を行った施工事例
松原市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
松原市のH様より、1年前の強風で瓦が外れてしまったので修理して欲しいとご相談がありました。
調査に伺うと落下していたのは屋根の端にあるケラバ瓦でした。
ちょうど道路に面した位置にあり、落下の際に人や物に当たるなどの被害がなく幸いでした。
▶重くて硬い瓦の落下は二次被害を招きます、だからメンテナンスが超重要
瓦が脱落した箇所は1年の間、風雨に晒され続けていたためダメージを受けていました。
瓦を固定する葺き土(ふきつち)は乾燥して固定力を失い、ルーフィング(防水紙)は破れ、下地木材は雨水を吸い込んで苔が発生していました。
この状態のまま放置しているといずれ雨漏りに繋がってしまうため、屋根下地とケラバ瓦の補修工事をご提案し、工事を行う事になりました。
瓦が数枚外れたり、ズレたりしただけでは業者に修理を依頼する事をためらわれるかもしれませんが、軽微な不具合が大きな被害に発展してしまう事は多くあります。
「これくらいの事で・・・」と思わずに、些細な気になる事でも当店にご依頼下さいね。
▶ちょっとした屋根の補修も街の屋根やさんにお任せください
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:1日
- 築年数:55年
- 使用材料:釉薬瓦(青色)3枚、改質アスファルトルーフィング、漆喰、桟木、ビス、コーキング
梯子を使って屋根の上に上がり、どの様な状態であるか点検を行います。
瓦が脱落している箇所の点検をします。
1年前から瓦がない状態であったため、野ざらしの状態で風雨も直に吹き込んでいました。
葺き土は劣化してなくなり、屋根下地が露出してルーフィング(防水紙)も破れ、防水性はかなり低下しています。
下地木部に苔が発生して枯れた雑草も生えていました。
苔や草が生えているという事はその部分に水分を含んでいるという事なので、内部にかなり雨水が浸入していると思われます。
▶屋根や外壁の劣化を促進させる苔・藻・カビの放置は絶対ダメ
葺き土は粘土状で粘着力を持っていますが、経年によって徐々に乾燥して痩せてしまいます。
瓦が脱落している事でさらに乾燥しやすくなりカラカラになってしまったのでしょう。
土葺きの瓦屋根は重量もあり、耐震性にも不安があるため葺き替えを検討しても良いかもしれません。
▶土葺き瓦屋根を葺き替えで地震・台風に強く!おすすめ屋根材は?
お客様宅は6年前に屋根補修工事を行ったとの事で、ケラバ以外に瓦のズレや割れは見当たりませんでした。
ですが、三日月漆喰が劣化して黒っぽく変色しています。
現在雨漏りなどの被害は起こっていない様ですが、数年のうちに漆喰のメンテナンスを行った方が良いでしょう。
▶傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
外壁の塗装は劣化し、全体的に黒ずんでいます。
外壁塗装は防水性能がありますが、劣化すると防水性が低下して雨水を弾く力が弱くなり、建物内部に雨水が浸入しやすくなります。
劣化した塗装面には汚れやカビが付きやすくなります。道路に面しているため大気中の汚染物質や埃・車の排気ガスなども付着しているでしょう。
松原市にて強風で瓦が落下した住宅の点検が完了し、工事のご提案を行いました。
外壁塗装も検討されていたため瓦の補修と外壁塗装を一緒にお見積りしましたが、今回は瓦の補修のみ工事のご依頼をいただきました。
梯子をかけて屋根に上がり、作業を行います。
屋根の補修も広範囲になると仮設足場が必要になりますが、今回はケラバ部分だけの補修のため、梯子で作業を行います。
まず、瓦の脱落した箇所の清掃を行います。
乾いた葺き土や雑草・苔を丁寧に取り除きます。
清掃して下地を綺麗にしておかなければ、補修を行っても耐久性や防水性が発揮できません。
既存のルーフィング(防水紙)がボロボロになり破れて防水性が低下しているため、新しいルーフィングを敷設します。
その範囲の瓦を仮撤去しました。
▶防水紙の重要性
新しいルーフィングを敷設し、桟木(さんぎ)となんばん漆喰で瓦を固定していきます。
桟木とは瓦を緊結、もしくは引っ掛けて固定するための細長い木材です。
瓦を1枚ずつ取り付け、漆喰で接着するとともにビスで固定しました。
ケラバ瓦は風の影響を受けやすいため、落下のリスクが高い部位です。
ビスでしっかりと下地木材に固定する事で強風や地震などによるズレや飛散を防ぎ、長期的な安定性を保持します。
ビスは天面に打たれているため、ビス穴の僅かな隙間から雨水が浸入する事のない様にビス頭にコーキングを打ちます。
ケラバ側の瓦には、ラバーロックを行いました。
コーキングによって瓦同士を繋げる事で固定力を高めます。
ラバーロック工法は軽微な屋根の補修に適した工事方法です。
間違った施工を行うと雨漏りに繋がってしまうリスクもありますが、通気のための隙間をきちんと開けて正しく施工すれば瓦のズレや落下のリスクを低減させてくれます。
▶地震と強風に強くなる!?瓦屋根のラバーロック工法のメリットとデメリット
強風で脱落したケラバ瓦の補修工事が完了しました。
今回は幸い室内に雨漏りが起こってはいませんでしたが、長期間瓦が脱落したままの状態でいると雨漏り以外にも屋根全体や建物の強度低下など、様々な二次被害を引き起こしてしまいます。
被害が拡大する事のない様に、瓦屋根に不具合が発生したらなるべく早く補修を行いましょう。
▶4つのチェックポイントで 瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう
瓦屋根のメンテナンスは街の屋根屋さん堺店にお任せ下さい
瓦屋根は半世紀やそれ以上の耐用年数を期待できる寿命の長い屋根ですが、美しさをキープするためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
台風や強風の後に屋根の状態を点検する事や、屋根の部材それぞれの耐用年数に応じたメンテナンスをする事が大切です。
悪天候や自然災害の後は当店の無料点検をご利用ください。
お客様のライフサイクル・ご予算などをお聞きして、ご希望に沿った工事のご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談下さいね。
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