ホーム > つくばみらい市のお客様より雨漏れが激しいので何とかしてほしい…
つくばみらい市のお客様より雨漏れが激しいので何とかしてほしいとの依頼。直ぐに無料調査に伺いました。
つくばみらい市 欠陥住宅
【工事のきっかけ】
つくばみらい市のお客様より電話が有り(紹介)前々から雨漏りしていたのですが最近になり雨漏りがひどくなってきました。
何とか見て頂けないでしょうかとの内容。
直ぐに無料調査に行き見させて頂きました。その結果、手直しして直る程度では有りませんと撮影した写真を見せながらお客様に報告。
相談の結果、大谷を新しいものにする事に致しました。
基本情報
- 施工内容:欠陥住宅
- 施工期間:2日間
- 築年数:35年以上
(左上写真)
私たちの工事内容を見て頂き有難うございます。
現調に行き直ぐに屋根に上がり調査いたしました。
その時の現状の写真です。
左側の瓦屋根の建物が昔からある母屋です。
右側の建物は隣に増築した建物です。
(中央の大谷部)
母屋と増築建物を行き来するために作られた渡り廊下(つなぎ建物)の屋根です。
屋根部分は屋根大谷になっており手前に雨水が流れる様に勾配をつけて作られています。
大谷の材料は銅板で施工されていました。
銅板は酸性雨に弱く、瓦から零れ落ちる雨だれでところどころ穴が空き、コーキングで穴埋めされていました。
40年前までは、銅板で施工すると万年物だと言われました。農家の化粧づくりの家には銅板で施工された家が大変多いです。
しかし近年、世界の気象が変わり、降ってくる雨に酸性が少し入っている雨となりました。銅板は酸性に弱く20年位で浸食作用が働き小さな穴が空いてしまいます。
神社やお寺の屋根の大谷も同じで穴が空き、交換工事が行われています。
その時の使用材料は銅板では無く、ステンレスに交換しているのが多いです。
(右側写真)
新しくステンレスで加工し取り付けられている屋根大谷の完成写真です。
現調に行き直ぐに雨漏れしている現状を見させて頂きました。
(左上写真)
増築建物・水下部からの雨漏れ現状です。
角の通し柱を伝わり下に流れ落ちているシミ跡です。
(中央写真)
角の通し柱の中央より少し下の照明スイッチのある部分です。
想像以上の水の量で黒ずみ柱が少し腐食しかけています。こうなると柱内部に雨水が浸み込んでしまい、なかなか乾燥しずらいのです。
又、繊維壁部分にも雨水が浸み込み崩れかけています。
(右側写真)
水上部分からの雨漏れしている現状写真です。
原因は穴が空いていました。
お客様にはこのまま放置しておくと建物が腐食で壊れ、直すときには大変な金額がかかってしまいます。
今なら、そんなにお金をかからないで直せますと話しました。
(左上写真)
増築建物、角の通し柱です。
前々から雨漏れしていたので近所の器用な方に見て頂きコーキングをしてくれたそうです。
しかしながら所詮シロウト、プロでは有りません。ただ外側からコーキングを充填し雨が外から入りずらい様にしただけなのです。
しかし私たちプロの「街の屋根やさん龍ヶ崎店」から見させて頂くとやってはいけない事をしてしまっているのです。
シロウトだからしょうがないと言えばそれ迄です。増築部分に貼ってある外壁材は金属サイディングなのです。その材料の特性を理解していなかったのです。
金属サイデイングは接手部分が差し込みハゼでできています。梅雨時期には接手から毛細管現象で雨水が侵入していきます。侵入した雨水を外に出さなければなりません。
その肝心な出口をコーキングで塞いでしまっているのです。
しかし雨漏れはコーキングする前から漏っていたのです。大谷の板金工事の施工に問題があったのは明らかです。その根本原因を直さずに簡単なコーキングに頼ったのがより多くの雨漏りにつながったのです。
(中央写真)
銅板の谷に穴が空いており、ロクショがふいています。
また、金属サイデイングの下部をコーキングで埋め込んで有ります。上記の説明でも有るように、やってはいけない事なのです。
もしこのまま放置していたら建物の寿命を縮める結果となっていたでしょう。
(右側写真)
銅板大谷の隣の屋根がカラー鋼板なので錆びついています。すくに交換しなければ大変な事になります。(昔の屋根材なので現在のガルバ鋼板ではありません)
お客様の建物は廻りが木や林で囲まれており、良い条件では有りませんでした。
お客様に以上の事柄を説明し理解して頂きました。
お客様からはご提案通り施工して頂きたいとの依頼を受け施工させて頂きました。
(左上写真)
大谷をステンレスで加工し取り付ける為には、既存の金属サイディングを取り外さないと施工できません。
大谷部に係る片側の外壁材を全部取り外した写真です。
その際に、サイデイング下のコーキングもすべて取り除きました。
(中央写真)
取り外した金属サイディングを母屋の瓦屋根の上に並べて置いてある写真です。
作業している職人はコーキングを取り外しているところです。
(右上写真)
既存の銅板大谷の隣の鋼板屋根材を取りはずし、新しい唐草を取り付けた写真です。
(左上写真)
新しいステンレスで作製した大谷を取りつけ終わった完成写真です。
(ピカピカ光っていてきれいですね。)
ステンレス材料
メーカー 日鉄ステンレス 厚み 0.4mm 片面研磨 400
メーカーは一流品です。
(中央写真)
手前側がステンレス大谷
外側がカラーガルバ鋼板の新しく葺き直した屋根です。
(右側写真)
見てのとおりステンレス大谷を取り付けた真上からの写真です。 キレイですね。
(左上写真)
ステンレスの大谷を繋いである写真です。
繋いだ重ねしろは350mmです。その中にナショナルの製品で谷専用コーキングを4重に充填してあります。
また、重ね小口部分も見ての通りコーキングして有ります。
右側壁の金属サイディングの下部はコーキングは取り除いて有りません。これが本当の有り方なのです。
金属サイディングに降りかかった雨はステンレスの谷に流れ落ちスムーズに下に流れていきます。
(右側写真)
既存のサイディングも再取り付けが完了し、すべてが完成した仕上がり写真です。
お客様も一番奥に有る窓から首を出し見入っていました。
これで安心しました。安心して眠れますとの事。
1か月ぐらい様子を見て雨漏れが完全に止まっている事を確認したら渡り廊下の室内天井と壁を直したいと思います。とのことでした。
(お客様の声)
前々から雨漏りしていたのですが、私たちもまだ年が若く子供にお金がかかり直せませんでした。
でも保険が適用になり使える事になったので思い切って直しました。
これで良かったとつくづく思っています。有り難うございました。
穴が空いて雨漏れしているのは解りますが、その他に関連して雨漏れしているとは思いませんでした。
確かにプロは凄いですね。と お褒めの言葉。また何かあったら電話しますとの事。
嬉しかったです。
「街の屋根やさん龍ヶ崎店」は開業してから50年以上の歴史が有ります。
その間いろいろな仕事を通じ悩み学んで参りました。私たちには50年以上に培ったノウハウがあります。
皆様にお役にたちたいと日々願っています。皆様の悩みを解消し喜ぶ姿が私たちの励みです。
「街の屋根やさん」の無料点検をご活用下さい。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail info@kishida-kougyou.com
有限会社岸田工業
〒301-0000
茨城県龍ケ崎市六斗蒔8956-5
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20
共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。