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屋根に発生した苔(こけ)はどうしたらいい?
更新日:2023年10月14日
今回は、屋根のメンテナンスサインの一つである「
苔(こけ)や藻(も)カビ」が発生しやすい部分について簡単に解説します。屋根に発生する「苔(こけ)や藻(も)カビ」は、塗装が必要な屋根材で多く見受けられる症状です。塗装が必要な屋根材として代表的な「スレート(コロニアル)」ですが、セメント・乾式コンクリート瓦、金属瓦でも発生します。
スレート屋根に発生した苔
屋根の色が分からないくらいオレンジ色の苔(こけ)が繁殖しています。苔が発生しやすくなる原因として一番は「
塗装の劣化」があげられます。スレート材自体に防水性能はほとんど無いため、表面の塗膜により「
防水性」や「
防藻性」などを備えています。そのため、塗装が劣化してくると、それらの性能が徐々に損なわれてきます。
塗膜は、ペロッときれいに剥がれるわけではありません。
表面がザラザラになって、次第に水はけが悪くなるため、水分が残っているところへ苔やカビの
胞子が飛んできて付着し、繁殖しやすくなります。また、立地により、土や砂などのホコリが飛散してくる場合は、汚れも加わり外観的にも気になってくるようになります。
苔(こけ)などが発生しやすい部分 その①
苔は屋根の表面だけでなく屋根材の重なり部分(小口)や、外壁との隙間にも発生します。また、陽当たりの状況で、屋根の面によっても差があります。屋根材の重なり部分を苔やカビで塞いでしまうと、屋根の下に入った雨水の
排水通路が塞がれてしまいます。
苔(こけ)などが発生しやすい部分 その②
雨水と長く接する部分も苔が発生しやすくなります。写真は、
谷樋まわりと
軒樋部分です。雨水が流れてくる部分のため、苔が発生しやすくなります。
スレート材表面の苔や藻などは、
高圧洗浄によりきれいになります。しかし、苔などが落ちても塗装は劣化したまま回復することはありません。足場を組んで洗浄をお考えの場合は、
築年数や
屋根の状態に合わせた
メンテナンスをおすすめします。私たち街の屋根やさんでは、現地調査にて屋根の状態をしっかり確認させていただき最適なメンテナンス方法をご提案いたします。お気軽にお問合せ下さい。
おすすめのメンテナンス方法
●
屋根塗装工事
遮熱塗料で塗り替え 470,800円(税込み)~ ※屋根面積60㎡まで
足場代、高圧洗浄、タスペーサーでの縁切り、計3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)
●
屋根カバー工事:877,800円(税込み)~ 切妻屋根/60㎡の既存屋根を金属屋根でカバーした場合
今までの屋根の上に屋根を重ねてカバーします。重ね葺きとも呼ばれる工法です。
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